山形土産として人気の、サクランボが丸ごと入ったゼリーとは?

山形県の特産品と聞いて、真っ先に思い浮かぶ食べ物は何でしょうか?ほとんどの人は即座に「サクランボ!」と答えるでしょう。そんな山形のおいしいサクランボを丸ごと使ったゼリーをご紹介します。

サクランボをそのまま食べているようなみずみずしさ

「さくらんぼ・きらら」は、山形県でとれたサクランボのシロップ漬けを丸ごと一個、ぷるんとしたゼリーにつつんだ名物菓子です。その最大の魅力はなんといっても主役のサクランボ!大粒で果肉もぎっしり詰まったものが入っているので、お菓子なのにまるでサクランボをそのまま食べているようなみずみずしさが特徴です。

さらに、そのかわいらしい見た目も特徴です。きらきらした半透明のゼリーの中に、真っ赤な丸いサクランボの粒が閉じ込められているその姿は、若い女性はもちろん、誰もが思わずスマホで写真を撮りたくなるほどフォトジェニックです。おみやげに持っていけば子どもから大人まで喜んでもらえること間違いなしです!

では、そんな「さくらんぼ・きらら」をおいしく食べる方法とはなんでしょうか?やはりゼリーのお菓子ですから、冷蔵庫でよく冷やして食べるのが良いでしょう。冷たいゼリーとサクランボの甘酸っぱさは、暑い季節にぴったりです。さらに裏技をお教えしましょう。「さくらんぼ・きらら」を冷凍庫に入れて凍らせると……外側のゼリーがシャリシャリのシャーベット状になり、違う食感が楽しめるひんやりデザートに変身です!とっても美味しいので、ぜひ試してみてくださいね。

なぜ「山形と言えばサクランボ」なの?

では、なぜこんなにも山形県でサクランボが有名なのでしょうか?現在山形県では、日本全体の生産量の約4分の3にあたる、13,800t程度のサクランボを輸出しており、これはダントツで日本一の生産量です。そもそもサクランボが日本にやってきたのは、明治元年のこと。ドイツから日本に伝来した後、「ナポレオン」や「高砂」など、有名品種も含めて25種類をアメリカから輸入したのがきっかけで、日本でもサクランボが作られるようになりました。

それではなぜ「山形県」なのか。それは、ひとえに山形県の土壌がサクランボ栽培に非常に適しているためと考えられています。サクランボという植物は「霜害」「梅雨」「台風」に弱いと言われており、山形をはじめとした盆地は雨がとても少ないことで知られています。最適な土地で育てているからこぞ、山形のサクランボは糖度が高くて美味しいんですね!またサクランボの木は、「冬眠」といって、冬に休ませることで実りがさらによくなるそうです。雪がたくさん降る山形県はまさに「冬眠」にぴったりの気候だと言えますね。

美味しくて低カロリー!?サクランボの栄養価

甘酸っぱくて美味しい山形のサクランボ。一粒が小さく、たくさん食べられてしまうので、「糖分の多さが心配……」という方も多いのではないでしょうか。なんと、サクランボ一粒あたりの摂取カロリーはおよそ5キロカロリーと言われており、チョコレートやアイスクリームなどのお菓子よりずっとヘルシーです。ダイエット中の方はおやつの代わりにサクランボを食べるといいかもしれませんね!

さらにご紹介したいのが、サクランボに含まれる栄養価です。サクランボは「カリウム」というミネラルを多く含んでいます。カリウムには、体内の水分とナトリウム(食塩)を結合させる働きがあり、高血圧予防、また貧血の予防にも効果を期待することができます。また「アントシアニン」などのポリフェノール類も多く含まれていて、これは現代人に多い「眼精疲労」を軽減させる効果があります。美味しくて体にもいいなんて、まさに一石二鳥ですね。

美味しくてヘルシーな「さくらんぼ・きらら」

いかがでしたでしょうか?「さくらんぼ・きらら」の美味しい食べ方やサクランボの栄養価など、「さくらんぼ・きらら」をより楽しむための情報をお届けしました。山形県の特産品を贅沢に使った一品、ぜひ一度お試しください!

ザ・ご当地検定の問題

Q. 山形土産として人気の、サクランボが丸ごと入ったゼリーは?

A.さくらんぼ・きらら