岩手県花巻市の名産!「食鳥の女王」と呼ばれる鳥とは?

岩手県花巻市といえば宮沢賢治ゆかりの地として有名ですが、新たな特産品として注目を集めているのが食鳥の女王と呼ばれ、豊かな自然と温泉の恩恵を受けながら安全・安心に育てられている鳥です。今回はそんな食鳥の女王の魅力を紹介します。

ほろほろ鳥ってどんな鳥?

岩手県花巻市といえば宮沢賢治が自身の理想郷という意味を込めイーハトーブと呼んだゆかりの地として有名ですが、大自然や東北有数の温泉地なども大きな魅力です。そんな恵まれた環境の中で情熱を込めて育てられているのが食鳥の女王と呼ばれるほろほろ鳥です。原産はアフリカ西部のギニア地方。フランスを中心としたヨーロッパや西インド諸島などでも飼育されているキジ科の鳥です。寒さに弱く非常に神経質な性格ですが病気に強く、食材としては癖のない味でヨーロッパでは広く親しまれています。

四季がある日本での飼育は困難と言われていますが、日本で指折りの温泉地である花巻市の農場では湧き出る温泉を床暖房として利用し、適した環境の中でほろほろ鳥の飼育や繁殖を行なっています。ほろほろ鳥専用の餌として生産した飼育米には薬を配合せず、自然の中でゆっくりと、愛情をたっぷり注いで育てられているのが花巻市のほろほろ鳥です。国産の生産量の約6割を占め、外国産のものに比べてサイズも大きく鮮度も高いのが特徴。

ほろほろ鳥を味わうにはどうしたらいいの?

食鳥の女王と呼ばれるほろほろ鳥の味はキジ肉独特のにおいや癖がなく、とろけるような柔らかさとジューシーな肉質をもち高タンパク低カロリーなので和洋中問わず様々な料理の食材として人気を得ています。安心で安全、高品質なほろほろ鳥を生産しているのが岩手県花巻市の石黒農場です。手間暇かけて育てられたほろほろ鳥は花巻市内の温泉旅館やホテル、レストランなどで提供されているので足を運んでみると良いでしょう。石黒農場では通販も行なっているので各部位の生肉や燻製をはじめソーセージやコラーゲンキューブなどの加工品、鍋セットやバーベキューセットなどの季節の商品といった様々な味を家庭で味わうこともできます。

ほろほろ鳥の調理法は焼き鳥や唐揚げはもちろんソテーや煮込み、スタッフィングなど実に多彩です。肉自体に臭みが非常に少なく、淡白ながらコクのある味わいなので主菜としてもお酒の肴としてもおすすめです。数多くのテレビ番組で紹介されており、ある番組ではシンプルな焼き鳥やココット蒸し、イタリアンなぺヴェラータソースなど様々な料理を紹介していたので、食鳥の女王の味に興味を持っている方も多いかもしれませんね。

疲れた体には「ほろほろ鳥」と温泉がおすすめ!

岩手県花巻市へは東京から新幹線で約3時間ほど。花巻空港もあるので空路で訪れることも可能です。東北でも屈指の温泉街として有名な花巻温泉郷があり、日々の疲れを癒すのにぴったりですね。宮沢賢治ゆかりの地として童話村や記念館、童話に登場するレストランもあるため豊かな自然と文学に触れることでリフレッシュできるでしょう。地ビール醸造所や老舗のワイナリー、日本酒の蔵元もありお酒好きにはたまらないですね。他にも巨大ソフトクリームで有名な食堂、昭和の家電やカメラを集めた施設、SLなど昭和レトロな雰囲気に満ちていますので懐かしさと珍しさで家族揃って楽しめます。

食鳥の女王を育む自然や温泉を堪能し、文学史に刻まれた名作の舞台を満喫したらほろほろ鳥を是非味わってみてください。岩手県花巻市がもつ大きな魅力に心も体も大満足するでしょう。

食鳥の女王「ほろほろ鳥」を味わうなら岩手県花巻市で!

岩手県花巻市の新たな特産品、ほろほろ鳥はいかがだったでしょうか。食鳥の女王を味わい、現在でも多大な影響を与える文学作品に触れることでとても贅沢な時間を過ごすことができるでしょう。皆さんも是非足を運んでみてください。

ザ・ご当地検定の問題

Q. 岩手県花巻市の名産である、「食鳥の女王」と呼ばれる鳥は?

A.ほろほろ鳥