茨城県常陸太田市の「西山うどん」の特徴とは?

茨城県常陸太田市では、古くから愛され続ける西山うどんというご当地グルメがあります。非常に食べごたえのあるうどんです。西山うどんにはどんな歴史や特徴があり、どこで味わうことができるのでしょう。

茨城県の西山うどんの特徴や魅力とは?

うどんといえば香川というイメージが強いものの、茨城県常陸太田市もうどんの街として有名な地でした。茨城県常陸太田市で地元の子供からお年寄りまで広い年代から愛され続ける西山うどんは、とにかく麺が太いという特徴があります。割り箸と比べると、1.5倍ほどの太さがあり、初めてみたときは驚く人が多いですね。
小麦粉はパン用のものが使用されているため、独特のもちもちとした食感です。すすって食べるというよりも、噛んで食べると言われるほどのコシと歯ごたえもあります。

西山うどんの由来としては、水戸黄門で有名な徳川光圀が関係しています。光圀は日本で一番最初にラーメンを食べたと言われているほどの麺好きで、自らがうどんを作り、家臣に振る舞っていたという出来事が、西山遺歴に記載されていたことから、西山うどんと呼ばれるようになりました。

西山うどんはどこで食べることができる?

茨城県に7店舗を構える「いずみや」というお店で、西山うどんを食べることができます。こだわりの手法と茨城県の綺麗な水で作られてるうどんは、店舗にて手打ちで作られています。いずみやで人気のメニューは冷たい「冷やしむじな」とものです。冷たくひやされ、より弾力が強く太いうどんの麺の上には、大量の細かい揚げ玉といなり寿司用の甘い油揚げが乗っています。他にも、きゅうるうやだいこんおろし、かまぼこや生姜、ネギ、わさびなどが乗っていて、かなり具だくさんでさまざまな食感を楽しむことができます。揚げ玉との相性がよく、決め手となっています。

直接上から汁をかけてたべます。味が濃い目なので、かけすぎには注意しましょう。太い麺と汁と揚げ玉がよくからみ、噛めば噛むほどうどんの美味しさを感じることができます。
汁にもこだわりがあり、使用されている出汁にはメインにサバの削り節が使用されています、カツオの出汁も混ざり、醤油にもこだわりが2種類が使用されています。出汁がよく効いています。醤油の1つには地元で有名のヨネビシが使用されており、ものすごく良い香りがします。
ボリューム満点でお腹いっぱいになり、満足感があります。

他にも、温かいメニューもあり、温かくなると弾力が少し和らぐため、コシが強すぎるのは苦手という場合は、温かいものを選ぶとよいですね。温かいメニューにも様々なものがあり、中には三昧うどんというものがあり、かけうどん、肉汁うどん、カレーうどんの3つの味を楽しむこともできます。
店舗によって、麺の太さやメニューなどは、店主によって多少の違いがあるため、自分の好みの店舗を探してみるのも楽しいですね。
うどん好きで麺の特徴を十分に感じたいという場合は冷やしのメニューで食べることをおすすめします。
並盛りでも十分お腹いっぱいになるボリュームですが、他にも、大盛り、スーパー、ウルトラという大きさもあり、かなりの量となります。

定食も人気で、西山うどんとともに、一つのお皿の半分にご飯が盛ってあり、半分には手作り感のある和食メインのおかずが乗っています。
店舗によっては太い麺を活かした、マカロニサラダに似たうどんのサラダが食べられるところもあります。

西山うどんは自宅でも楽しめる?

西山うどんはお取り寄せをすることはできませんが、店舗にてうどんの生麺をお持ち帰りすることは可能です。
一袋180円で購入し持ち帰ることができるため、実際に食べてみたメニューを再現してみると自宅でも西山うどんを楽しむことができますね。

茨城県常陸太田市の西山うどんでおなかいっぱいに!

茨城県常陸太田市で古くから愛されつづける太い麺、西山うどんでお腹いっぱいになりましょう。
冷たくても温かくても美味しく、もちもちとした太い麺は一度食べたら忘れられない食感で、思わずまた食べたくなってしまうでしょう。

ザ・ご当地検定の問題

Q. 茨城県常陸太田市の「西山うどん」の特徴は?

A.麺が太い