老舗の菓子屋『亀じるし』が製造している、茨城土産として人気のお菓子とは？

日本各地に、ご当地の食材を使った食べ物というものがあります。新たなメニューを考えて地域を起こしをすることもあり、非常に重要な存在です。亀じるしから展開しているお菓子は、茨城県の人気お土産として知られているので紹介します。

亀じるしの人気菓子とは？

「チョコ★いも」は、製菓会社である亀印製菓株式会社が製造・販売をしているお菓子です。老舗の亀じるしは郷土ならではのお菓子作りを積極的に行っている会社であり、その歴史は嘉永5年（1852年）に会社が設立してより始まる長いものです。茨城県の素材を使ったお買いを和菓子から洋菓子まで幅広く取り扱っており、様々な賞を受賞するほど知られています。茨城県のお土産としても人気の商品が数多く展開されており、茨城県民にとってはお菓子の代表的な店舗といえるでしょう。

そのような亀じるしの展開するお菓子の中で「チョコ★いも」は、茨城県の中でも鹿島・霞ケ浦・ひたちなかのお土産お菓子です。定番商品というわけではなく、グラフィックデザイナーが提案して作られましたが、亀じるしの経験豊かな職人たちが、目利きで選んだ厳選素材と伝統の技を組み合わせた洋菓子で、亀じるし自慢の一品であることに間違いはありません。地元である茨城県の特産品でもある干しいもを細かく刻み込み、さくさくした食感のクランチの中に混ぜ込んでホワイトチョコでコーティングしたお菓子です。

「チョコ★いも」は、デザイナーが企画したお菓子なだけあって、パッケージにも細かく気が配られています。洗練されたパッケージであり、淡い渋川色の美しい箱の表面には金色の大きな文字で「チョコ★いも」と描かれています。干しいもの「干し」部分を「★」にするなど、ユニークな発想を取り入れて随所に工夫がされているデザインです。

チョコ★いもの魅力

茨城県の特にひたちなか市は干しいもが特産品です。全国で販売されているおよそ9割の干しいもが茨城県産といってもいいほどの流通量を誇っています。明治時代後期には干しいも作りは始まっており、さつまいも作りに適した土壌に気候、風土がそろい、茨城県産のさつまいもは栄養満点で、甘さもあります。そのようなさつまいもを丸まる一本干して作った干しいもは、ジューシーでしっとりとしたおいしさがあります。「チョコ★いも」の魅力は、この干しいもを存分に使って作られていることと、クランチの食感です。

柔らかい食感で、干しいも独自のやさしい甘みをそなえています。クランチはさくさくとした食感、ホワイトチョコの甘さも加わり、見事に融合された一品です。それぞれの素材の異なる食感が絶妙なハーモニーを繰り出して、舌を楽しませるほか、干しいもとホワイトチョコの優しい味わいがさりげないコラボレーションを生み出しています。甘すぎず上品な味わいのお菓子で、子どもから大人まで楽しむことができるでしょう。見た目も白いクランチチョコで、一口サイズなので食べやすいです。

農業大国茨城

茨城県は、関東地方の中でも東北部に位置しており、面積は日本全国の中でも中間ほどに位置しています。森林面積が少なく、土地の多くが平野であるとともに、その平野部分の大半が農地として活用されている農業県でもあります。農業の産出は北海道に次ぐ多さであり、日本の食を支える存在です。果物や野菜の生産が多く、様々な食材に恵まれています。観光地としてはあまり知られていませんが、都心からもほど近く、自然豊かな景勝地や庭園などが数多くそろっており、見所が満載なほか、数多くのグルメがそろっているため、おすすめです。