ご当地アイスクリームなるものが全国各地で販売されていることはご存知ですか?ご当地アイスとは、各地方で地元の名産品を使って作ったアイスクリームです。今回は茨城県つくば市の名産品を使ったご当地アイスをご紹介します。
お米を使ったご当地アイス
全国津々浦々の地元の食材を使った種類の豊富なご当地アイスですが、「北条米スクリーム」は、茨城県つくば市北条地区で販売されているお米を使用した珍しいご当地アイスです。使われているのは茨城県の「北条米」。この「北条米スクリーム」は、炊いたお米を練りこんで作っているのでおもちのようなもっちりとした食感と、口で広がるお米の自然な甘さが特徴です。2007年に、北条街づくり振興会と筑波大学の学生たちがタッグを組んで、地域活性化を目標に、今までたべたことのないアイスを作ろうと試行錯誤しながら開発しました。スタンダードな「プレーン」味はミルクのコクとお米の素朴な味が絶妙で、お子さんからお年寄りまで人気です。その他、抹茶やブルーベリー、うめ、さくらなど色々なフレーバーが楽しめます。
この「北条米スクリーム」は、冷凍庫から出したらすぐに食べず10分ほど置いてくのがコツです。溶けかけてきたところが食べごろ。柔らかくなったアイルクリームは、お米のもちもち感をたっぷりと味わえます。きなこや黒蜜をかけるのもオススメです。
「北条米スクリーム」は、イベントの情報提供やお土産や特産品を扱っている「北条ふれあい館」・「生井酒店」・「近江屋酒店」など、北条地区のみで買うことができます。
「北条米スクリーム」に使われている「北条米」は特別なお米でした
「北条米スクリーム」に使われている「北条米」は、かねてより筑波山麗「北条地区」で作られてきた知る人ぞ知る特別栽培米で、以前テレビで厳選素材として紹介されたことから一気に全国にその名が知れ渡ることとなりました。特別栽培米とは、農林水産省が設定したガイドラインにより、農薬と化学肥料の使用量を通常の栽培方法の半分以下に抑えて作られたお米のことです。
また、「北条米」はコシヒカリが原種で、光沢があり炊きたてのご飯は香り高く、噛みしめるとしっかりとした深い甘みと粘り強い噛み応えがあり、筑波山の豊かなと土壌と水が生み出す安心と美味しさとを兼ね備えた名産品です。冷めても美味しいと評判で、おにぎりにしてもオススメです。
この「北条米」はアイスクリームだけでなく、地元の洋菓子店で米粉に加工してから作られるシフォンケーキやカステラとしても販売されており、共にご当地スイーツとして人気を博しています。
教育・科学の最先端、茨城県つくば市
茨城県南部にある「筑波研究学園都市」に指定されているつくば市は、市の北部に位置する筑波山や関東平野の豊かな自然と、最先端の研究や教育が融合した魅力にあふれたまちです。近年では東京とつくば駅間を走る首都圏新都市鉄道「つくばエクスプレス」が開通し、交通の便が良くなったことで、より一層住みやすいまちとなりました。
また、東京からの日帰り旅行先として毎年観光客が大勢訪れています。人気のスポットは筑波山。標高542mにあるつつじヶ丘駅と標高840mにある女体山駅を結ぶロープウェイからの景色は圧巻です。標高が低く、ロープウェイで気軽に登れることから子供から年配の方にも楽しめる観光地です。
宇宙や科学に興味のある方は「筑波宇宙センター」にも訪れてみてください。ここでは最先端の宇宙技術に触れる事が出来ます。実物大のロケットが展示されていたり、宇宙食も試食できたりと、貴重な体験が満載のスポットです。
茨城県つくば市の名産品「北条米」が練りこまれたご当地アイス「北条米スクリーム」はぜひ食べてみるべし!
皆さんも一度、茨城県つくば市でしか買うことのできない名産品「北条米」のもちもち食感のご当地アイス「北条米スクリーム」を片手に、魅力いっぱいのつくば市をまわってみてください。お伝えしきれなかったつくば市の魅力がまだまだみつかるはずです。
ザ・ご当地検定の問題
Q. 茨城県つくば市の名産品が練り込まれている、ご当地アイスは?
A.北条米スクリーム
Q. 茨城県つくば市の名産品であるお米は?
A.北条米
Q. 東京とつくば駅間を走る首都圏新都市鉄道の名前は?
A. つくばエクスプレス