平成25年、メロンの生産量1位の都道府県とは?

果物の王様ともいわれるメロン。メロンと言えば、北海道の夕張メロンをイメージする人も多いでしょう。しかし、メロンの生産量1位は北海道ではないのです。いったいどこの都道府県なのでしょうか。

なぜ、メロンの生産量日本一なのか?

なぜ、茨城県はメロンが生産量日本一になったのでしょうか。一言でいうと、茨城県の自然条件がメロンの栽培に適していたからです。茨城県は全体的に水はけが良い土地が多く、また昼夜の気温差があるのが特徴です。これこそが、メロンを栽培する上でとても大切な要素となっているのです。もともとは50年ほど前に北海道のJA職員の勧めでメロンを栽培し始めたのがきっかけだったようですが、市場に出回ると瞬く間に美味しい!と評判になり、やがて日本一の生産量を誇るようになりました。

茨城県で生産されるメロンの種類は豊富

茨城県で生産されているメロンの品種は多岐にわたります。ここでは、代表的なメロンを4つ順にご紹介します。まず、1つめは「オトメメロン」です。こちらは茨城県で栽培試験が行われ、2000年から出荷が始まった新種のメロンです。見た目や果肉はアンデスメロンによく似ており、糖度が高いながらもすっきりとした味わいが特徴です。2つめは、「イバラキングメロン」です。その名の通り茨城県のオリジナルメロンで、10年以上もの間研究を重ねて完成した茨城県が誇る品種です。上品な甘さとなめらかな舌触りで食べやすくなっています。3つめは、メロンの代表格である「アンデスメロン」です。皮に細かい網目があるいわゆるネット系で、甘さと香りを強く感じられる品種で老若男女に愛されています。4つめは高級メロンとして名高い「アールスメロン」です。いわゆるマスクメロンのことで、甘く芳醇な味と香りが魅力です。

茨城県のご当地メロンスイーツも外せない!

メロンそのものを味わうのも良いですが、ぜひメロンスイーツも併せてチェックしてみてほしいです。ここではハズレなしのメロンスイーツを3つ順にご紹介します。

まず、1つめは「まるごとメロンケーキ」です。日立市に店舗を構える老舗菓子店「いちかわ」の人気商品「まるごとフルーツケーキ」の中の1つです。メロンの果肉をくり抜き、そこにメロン果汁を含んだスポンジケーキとカスタードクリーム、ごまクッキーを敷き詰めたボリューム満点の一品です。メロンの果肉は赤肉と青肉の2種類が用意されています。濃厚さを味わいたいなら赤肉、さっぱりとした味わいがお好みなら青肉をお選びください。3Lサイズほどの大きなメロンを使用しているので、複数人でシェアしながら食べるのがおすすめです。

2つめは「真夏の貴婦人」です。JR笠間駅のロータリー前にある洋菓子店「グリュイエール」のメロンスイーツです。その名の通り貴婦人を連想させるような上品なルックスが特徴で、2014年に開催された「第1回茨城スイーツ総選挙」において見事1位を獲得した傑作です。鉾田産メロンの中から顔を出すのはメロンピューレを使用したババロアとミントゼリー。すっきりといただけるので甘いものが得意でない人からも支持されています。

3つめは「メロンシュークリーム」です。和菓子店「きね八」の看板商品で、手土産にもぴったりです。シュー生地の中には、メロンピューレを練り込んだカスタードクリームがぎっしり。シューの上には、茎に見立てたクッキーがちょこんと乗っているのがまた愛らしいです。和菓子職人のこだわりが詰まっているこちらのスイーツはなんと1個160円(税込)です。お手頃価格なのも人気の秘密です。

茨城県を訪れるなら、生産量国内1位のメロンをぜひご賞味あれ!

絶品の「メロン」を求めるなら、ぜひ茨城県へ足を運んでみてください。自分へのご褒美にも大切な人へのお土産にもメロンはぴったりです。生産量全国1位のメロンと、メロンをたっぷり使用したメロンスイーツは、食べた人みんなを虜にすること間違いなしです。

ザ・ご当地検定の問題

Q. 平成25年、メロンの生産量1位の都道府県は?

A.茨城県

Q. 茨城県で生産されている、茨城県のオリジナルメロンは?

A. イバラキングメロン