食材のひとつ「エゴマ」は、岐阜県飛騨地方では何という名前で親しまれている?

全国各地にはその土地の風土を活かして育てられていたり、昔から日常的に食べられている“ご当地食材”があります。そのなかで、今回は岐阜県飛騨地方のご当地食材をご紹介します。地元ではお祭りなどに欠かせない食材なのですが、どのような物なのでしょうか。

美味しいだけじゃない、栄養もたっぷり!

飛騨生搾りえごま油 100g2本セット

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岐阜県飛騨地方ではエゴマのことを「あぶらえ」と呼び、定番の食材として親しまれてきました。飛騨地方ではエゴマの栽培も行われています。江戸時代の頃は食用だけでなく、明かりを灯すための油にエゴマ油が使われていたそうです。岐阜県の郷土料理の一つである五平餅のタレにもエゴマは使われています。すり潰したエゴマに砂糖やしょう油、みりんなどを混ぜたタレを塗って香ばしく焼いた物です。その他には、エゴマを野菜に和えたり味噌に混ぜるなど、様々な料理に使われています。昔から親しまれてきたエゴマですが、最近ではエゴマの実から抽出したエゴマ油が、健康食材として知られるようになりました。

エゴマ油が健康食材として注目を集めた理由は、α-リノレン酸が豊富に含まれている事です。必須脂肪酸の一つであるα-リノレン酸には、血液をサラサラにしたり、アレルギーの原因部質を抑えるなどの効果があるといわれています。エゴマ油は熱に弱く、高温で加熱してしまうと栄養成分が壊れてしまいます。使う場合はドレッシングにしたり、食べる直前に料理にかけるなど加熱せずに使うようにしましょう。1日の摂取量はスプーン一杯程度なので、毎日の食事に気軽に使えそうですよね。

気軽に使えるエゴマ油もいいですが、エゴマの実を使って料理の幅を広げてみてはいかがでしょうか。まずは、エゴマの実を弱火で空炒りします。強火で炒ると栄養素が壊れてしまうので注意してください。数粒パチパチと弾けて香ばしい香りがしたら、フライパンから移してすり鉢で擦ります。野菜に和えるなど、いろいろな料理に合わせやすい食材なのでおすすめです。

シソ科の一年草であるエゴマは、シソの仲間ということで葉っぱはシソに似ています。しかしエゴマの葉には独特の香りがあり、クセの強い香りは好みが分かれるようです。そのため葉の部分はあまり使われる事がなく、主に実の部分が食用に利用されてきました。しかし、実だけでなく葉にも栄養が豊富に含まれているので、ぜひ料理に取り入れてみてはいかがでしょうか。エゴマの原産地は東南アジアですが、発掘された縄文時代の土器にエゴマの種が付着していた事から、その時代にはすでに食用として利用されていたのではないかと言われています。

人気の世界遺産と、食べ歩きが楽しめる町!

飛騨地方とは岐阜県の北部地方のことを言い、その中には飛騨市、高山市、下呂市、白川村があります。飛騨地方で一番有名な観光スポットといえば「白川郷」ではないでしょうか。豪雪に耐えられるように作られた合掌造りの集落では、今でも人々の生活が営まれています。1995年には世界遺産に登録され、世界的にも知られるようになりました。自然豊かな農村風景が広がる白川郷は、四季折々の姿を楽しむ事ができます。

歴史ある建物が残り、小京都と呼ばれている飛騨高山。そんな情緒溢れる高山市の中にある「さんまち通り」は、古い町並みが魅力の人気の観光スポットです。出格子(でごうし)と呼ばれる、外に張り出すように作られた格子のある町家が軒を連ねる風情ある町並み。江戸時代に商人の町として発展し、今でも昔の町並みを残すさんまち通りは、重要伝統的建造物群保存地区に選ばれています。通りにはカフェや土産物店、造り酒屋など様々な店がありますが、その場で食べられるテイクアウトの店が充実しているのもさんまち通り観光の魅力の一つです。風情ある景色を見ながら買い物やグルメが楽しめるので、高山に行った際にはぜひ訪れてみてください。

食事も観光も堪能したい方におすすめ!

飛騨地方にはおいしい料理が多く、さらに見ごたえのある観光スポットにも恵まれているので、旅行をするには申し分のない場所ではないでしょうか。ぜひ一度訪れてエゴマを使った料理など、飛騨地方ならではのグルメを味わってみてください。

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エゴマ油は体内では作れない必須脂肪酸のオメガ3(α-リノレン酸)を豊富に含んだ食用油として注目を集めています。
飛騨の伝統食である「あぶらえ(飛騨えごま)」のみを使用し、低温圧搾・無添加で搾油しているこだわりの「国産えごま油」です。
岐阜県HACCP導入施設として認定された飛騨えごま本舗の搾油所にて、温湿度管理し生きた状態で保管されている飛騨えごまを、お申し込みを受けてから搾油する「完全受注生産」にて新鮮搾りたての飛騨えごま油をお届けします。
1日の推奨摂取量は、4~5gです。スプーン小さじ一杯が目安です。 

■生産者の声 
飛騨えごま本舗は、農林水産大臣認定の6次産業化事業者として、飛騨えごまの栽培から加工、販売までを行っています。
専用倉庫で温湿度管理して保管している飛騨えごま実を、岐阜県HACCP導入施設認定の飛騨えごま本舗の搾油所でお申し込みをいただいてから搾る「完全受注生産」です。
「飛騨えごま」のえごま種は代々飛騨農家で受け継がれた在来種で、栽培地・栽培者まで明確で安心安全です。
ゆっくりと圧をかける「玉締め搾り法」で、搾油に時間をかけ摩擦熱などが発生しない低温圧搾で生搾りのえごま油となります。 

■内容量/製造地 
飛騨生搾りえごま油 100g×2本
製造地:岐阜県高山市

■原材料 
食用えごま油(飛騨地域産) 

■注意事項/その他 
※消費期限は180日ありますが、油といえども「生もの」です。
 搾りたてをお届けしますので出来るだけ早くご使用いただければ幸いです。
※「熱に弱く、酸化しやすい」というデリケートな食用油です。保管場所にご注意ください。
※開封後は約1ヵ月を目安に使い切る事をオススメしています。
※食品表示欄にある「開栓日」に記入して、消費目安としてください。
※画像はイメージです。 

ザ・ご当地検定の問題

Q. 食材のひとつ「エゴマ」は、岐阜県飛騨地方では何という名前で親しまれている?

A.あぶらえ

Q. 次のうち、岐阜県の飛騨地方に含まれない市は?

A.山県市