岐阜県で人気のお店『丸デブ総本店』といえば、主にどんなものを提供するお店?

岐阜県岐阜市に大人気の飲食店があります。その名も「丸デブ総本店」。いかにも脂こってりのメニューが食べられそうな名前ですよね。実際はどのようなメニューが出てくるのでしょうか。

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丸デブ総本店のラーメンは、岐阜県岐阜市のソウルフードと言っても良いほどです。なぜなら創業大正6年と、100年以上も続く老舗店だからです。店の場所は名鉄岐阜駅より徒歩14分のところにある日ノ出町で、平和通りに面して建つビルの隣にあります。こげ茶の格子窓と紫の暖簾がそば屋のような雰囲気。店内に入ってもなおそば屋のような雰囲気があり、神棚が設置されているのが老舗店らしいです。メニューはなんと「中華そば」と「ワンタン」のみ。究極のメニューです。売り切れた時点で店は閉めると言います。

こってり系のラーメンが出てきそうな店名ですが、こちらの中華そばは至ってあっさりしており、その上ほとんどのお客さんがワンタンとセットで注文するというくらい、ミニマムなサイズで出てきます。たっぷりの和風醤油スープに脂はほとんど浮いておらず、ストレート麺は、太めのにゅうめんや細めのうどんと評される太さです。現代のラーメンの麺とは全く別物と考えて良く、見た目はそばやうどんのよう。食感も一般的なラーメンのようなコシはなく、柔らかいです。上にのっている具材は3~4枚のチャーシューにねぎ、かまぼこです。かまぼこがの
っているあたりも、やはり日本そばを彷彿とさせます。あっさり味のスープに柔らかな麺は優しく喉を通り、いくらでも食べられるという人続出です。

ワンタンのほうも、一般的なワンタンを想像すると裏切られるかもしれません。スープや具材は中華そばと同じで、幅広いワンタンが麺のような存在感を放っています。餡は少なめなのですが生地は風味が良く、つるんとした食感が楽しめるため、大変人気です。中華そばより早く売り切れになることもしばしばと言われるので、早めに訪れると安心です。いずれも400円(2019年6月時点)とリーズナブル。セットで頼んでもお手頃価格です。また、スープの濃さや麺の硬さ、ねぎの量をカスタマイズして注文する常連さんは少なくないと言います。1回目の来店ではレギュラー注文し、2回目以降にカスタマイズを楽しむのも良いかもしれません。

いくらミニマムサイズでも、セットで注文するとさすがに太るということで付けた「丸デブ総本店」という店名かと想像する人もいるかもしれませんが、実は創業者が丸々していたというのが由来です。今はなき東京ラーメンのパイオニア、浅草の来々軒で修行後に独立したと言われています。ただし来々軒のラーメンとはまた違う味を追求したようで、暖簾分けはされていません。

名物のみそぎ団子を食後のデザートに!

食後のデザートに、和風スイーツはいかがでしょうか。岐阜市の南に位置する羽鳥市に、みそぎ団子で有名な「兎月園」という和菓子屋があります。みそぎ団子は元来6月末に開催されるみそぎ祭りに合わせて作られていた団子ですが、好評のあまり例年4月からお盆が終わる頃まで販売するようになりました。こしあん入りの団子にみそダレを塗って、炭火で焼きます。味噌の香ばしい香りが食欲をそそりますよ。他にも和生菓子やあんぱん、どら焼きなど沢山の和菓子が販売されており、お土産を購入するにも最適な店です。奥様が考える商品名はユニークで、思わずくすりと笑ってしまうものばかり。和菓子のキャラクターは娘さんが考えているそうで、家族経営の温かさも感じることができます。

セットで食べるのがおすすめ

丸デブ総本店の中華そばはあっさり系でミニマムサイズなので、何も知らずに暖簾をくぐった人は驚くでしょう。小食の人や食事制限している人でも安心して食べられます。そうでない人はぜひ人気のワンタンも食べてみてくださいね。

ザ・ご当地検定の問題

Q. 岐阜県で人気のお店『丸デブ総本店』といえば、主にどんなものを提供するお店?

A.ラーメン

Q. 岐阜県で人気のラーメン店『丸デブ総本店』があるのはどこ?

A. 日ノ出町