山梨県都留市のブランド「甲斐御正」とは、どんなもののブランドでしょう?

山梨県といえば何を思い浮かべますか?富士山・河口湖・山中湖・富士急ハイランドなどでしょうか。食べのもでいうと、吉田うどん・ほうとうなどが思い浮かびます。そんな中、山梨県都留市に甲斐御正というブランドがあるのはご存知でしょうか。

甲斐御正というブランド魚

山梨県都留市には、特有の魚ブランドがあります。その名も「甲斐御正」。都留市にある小林養魚場の養殖魚のブランドです。2009年に魚のブランドとして商標登録されました。他の特産品同様、富士山の恵・清らかな湧き水の中で、採卵から成魚まで丹精を込めて育成し、「安心で安全」な養殖魚のみに許される魚ブランドなのです。

ヤマメやイワナなど完全自家採卵のため、質のいい卵を厳選し「見た目」「味」ともに追及された魚なのです。甲斐御正ヤマメや甲斐御正イワナとして市場に出回っています。無投薬養殖のため、見た目・味だけでなく、安全性も重視して育成されています。もちろん、抗生物質など一切使用せずに魚を育成しています。

おいしい食べ方

イワナやヤマメなど、水のきれいなところでしか育たない魚ですが、やはり気になるのは川魚特有の臭みです。甲斐御正の魚は、独自の養殖技術を確立し、自然な補給剤を混入した飼料を使用のため、臭みを和らげています。そのため、いろいろな料理につかうことができます。

川魚といえば、串に刺して塩焼きといのが定番ですが、甲斐御正の魚は臭みがないため「お刺身」にしても美味しいです。普通にわさび醤油でも、もちろんおいしいのですが、小林養魚場ではカルパッチョをおすすめしています。刺身にしたイワナやヤマメに、みじん切りしたネギ・ミョーガをのせ、オーリーブオイル、酢、塩、黒コショウをふりかける。新鮮かつ臭みのない魚でしか味わえない料理です。ヤマメ・イワナともに、刺身とやカルパッチョでいただくことができます。きれいなピンク色の身が、食欲をそそります。あとは定番の塩焼きです。薄く塩を振って、皮に焦げ目がつくまで炭火で焼く!塩ではなく、味噌を塗って炭火で焼いてもおいしそうです。

現在は、中央道談合坂サービスエリア上りにて、イワナ・ヤマメの炭火焼きを移動販売しています。甲斐御正というブランド魚ではありますが、イワナ・ヤマメともに1尾600円と価格も安くお手頃です。養魚場直営店なので、魚は冷凍にはせず全て「生」の状態から焼いているので尻尾から頭まで、骨ごと食べられ、DHA・EPA・カルシウムも摂取できる体にとてもいい塩焼きでもあります。中央道談合坂サービスエリア上りにお越しの際は、「甲斐御正」の旗が目印です。

山梨県都留市の魅力

山梨県都留市は、富士山の北東にある市で、古くからの甲斐絹の産地として栄えた都市でもあります。最近話題になっているのはリニアモーターカーの実験場のある地としても、有名です。山梨県立リニア見学センターもあり、観光地としても有名になってきています。

都留市の特産品は、「水掛け菜」「わさび」「富士湧水(ふじゆうすい)ポーク」などがあります。水掛け菜とは、稲作後の田んぼで作られる野菜で、くせもなくアクも少ない野菜なので、漬物にする他、おひたしや炒め物などに使われることの多い野菜です。わさびは、富士の湧水で育った無農薬のわさびです。このわさびを使った「無添加わさび漬け」も有名ですよね。富士湧水ポークは、こちらも富士の湧水で育った豚肉で、肉質は柔らかく脂身が甘いのが特徴です。煮てよし、焼いてよし。どの料理にもマッチする豚肉です。そんな都留市は、自然豊かでおいしいものがたくさんある魅力的な街なんです。

山梨県都留市の特産、魚ブランド「甲斐御正」

山梨県都留市が富士山や山中湖などの観光地の近くということもあって、ドライブや旅行で山梨県都留市や中央道談合坂サービスエリアを利用される際は、魚ブランド「甲斐御正」のイワナやヤマメの塩焼きを堪能してみてはいかがでしょうか。

ザ・ご当地検定の問題

Q. 山梨県都留市のブランド「甲斐御正」とは、どんなもののブランドでしょう?

A.魚

Q. 山梨県都留市の特産品である「富士湧水ポーク」。なんと読む?

A.ふじゆうすいポーク