平打ちの麺やかぼちゃなどを煮込んだ、山梨県の郷土料理とは?

山梨県の郷土料理をご紹介します。独得の歯ごたえの麺と、とろみがついた汁が特徴ですね。歴史にはいくつか諸説がありますが、ある説では平安時代にあった煮込みうどんから生まれたといわれており、歴史ある郷土料理です。ここではそんな料理について、記事にまとめてみました。

ほうとうとは?

生ほうとう(みそ付)1箱(3人前×5セット)

生ほうとう(みそ付)1箱(3人前×5セット)

国産小麦粉を使用したもっちり麺は食塩不使用。麺・味噌ともに無添加の健康志向のほうとうです。

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山梨県の名物、ほうとうは、小麦粉を練って作った生地と、具沢山の味噌味の汁が特徴です。麺は、小麦粉に水分を加えながらすりばちでねって、すぐに麺棒で伸ばして幅広く切ったものを使います。塩を加えないので、麺自体に塩味はしません。さらに、出来上がった麺を、下茹でせずに汁に直接入れて煮込みます。汁は、主に煮干しからとった出汁をもとに、野菜を入れて煮込んだものです。季節によって野菜は異なりますが、カボチャの季節にはカボチャを必ず入れます。

さらに、しいたけや油揚げ、鶏肉なども入れます。そこに、味噌を入れて味噌味に仕立てます。茹でずに麺を入れて煮込むことで、汁に特有のとろみがつくのが、山梨県のほうとうの特徴です。野菜が豊富で、鶏肉もつかうことから、ほうとうは栄養満点の一品と言えます。ほうとうがいつ作られたのかは不明で、寒冷地の山梨県では昔から小麦粉を使ったほうとうが、米よりも頻繁に食べられてきたと言われています。山梨の郷土料理として根付いてきたほうとうは、農林水産省より「農山漁村の郷土料理百選」の一つに選ばれています。

ほうとうの食べ方

ほうとうはさらに、麺を茹でてひやした上で、つけ汁につけてたべるおざらや、小豆と一緒に生麺から煮込まれる、小豆ぼうとうなどがあります。特に小豆ぼうとうは、山梨県でお正月に伝統的に食べられてきました。山梨県には、数多くのほうとうを提供するお店が軒を連ねており、それぞれで独自のほうとうを出しています。使っている野菜や具材はもちろん、汁の味にも個性があり、観光客の人気を集めています。

たとえば、だし汁に煮干しだけでなく、昆布やほししたけを贅沢に使用しているお店や、山梨のブランド地鶏、ブランド豚を具材に使った店があります。もちろん、こうした店のほうとうの多くに、カボチャが入っています。他にも、ちゃんこほうとうや、チゲほうとうなど、創作ほうとうも人気を呼んでいます。それぞれの店に自慢のほうとうがあるので、山梨を訪れた際には食べ比べてみると楽しいかもしれません。

ご家庭でもほうとうを

山梨県の伝統料理であるほうとうは、たびたびテレビや雑誌などに取り上げられてきました。例えば、夕方の情報番組「every.」では、山梨県のさまざまなほうとうが紹介されて、話題を呼びました。そんな山梨県の郷土料理、ほうとうですが、お土産の定番としても人気です。ほうとうのパックのなかには、ほうとうの生麺とベースとなる出汁、それに味噌が入っています。鍋にお湯をわかしてダシを入れて、別口に用意しておいた具材と一緒に、生めんから煮込まれる方法をとるのが定番です。

お土産のほうとうセットのなかには、かぼちゃを茹でたものが入っているものもあります。一方で、生麺だけのものも売っています。調理の仕方で、ほうとうセットを選んでください。さらに、山梨ではほうとうにすりだねと呼ばれる調味料を入れることがあります。これは、唐辛子や七味などを練った、独得の辛味をもつスパイスです。山梨ではお土産と一緒に売っているので、購入してほうとうにくわえましょう。また、ほうとうのセットは山梨のアンテナショップや、通販でも取り寄せることができます。ぜひ、気に入ったほうとうのセットを探してください。

山梨県名物のほうとうは、生麺から煮込まれるとろみのついた味噌味が特徴

山梨県のほうとうは、生麺から煮込まれることで汁に独特のとろみがつき、味噌味のつゆが麺にからみやすくなっています。最後まで熱々を食べられるほうとうは、一年を通して山梨県民の貴重な栄養源です。ぜひ、山梨でほうとうを食べてください。

ほうとうが味わえる!ふるさと納税返礼品情報

生ほうとう(みそ付)1箱(3人前×5セット)

生ほうとう(みそ付)1箱(3人前×5セット)

国産小麦粉を使用したもっちり麺は食塩不使用。麺・味噌ともに無添加の健康志向のほうとうです。

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甲斐山梨で古くから愛されている郷土料理ほうとう。肉類や季節の野菜をたっぷり入れて特製味噌で煮込みます。食べ応えがあって栄養満点!心も体も温まるふるさとの味です。麺、味噌ともに保存料を一切使用しておりません。麺は国産小麦粉100%、食塩も不使用ですので、塩分が気になる方にもやさしい一品です。初めてでもわかり易い専用レシピ付。 

■生産者の声 
ほうとうは麺を茹で上げないで(茹でた湯を捨てずに)そのまま煮込みます。だからこそ原料にこだわりました。麺は国産小麦粉100%使用、食塩、食品添加物を使わず仕上げました。打ち粉にもこだわり、北海道産馬鈴薯澱粉を使用しています。(多くのメーカーは食品添加物扱いの加工澱粉を使用)。味噌はほうとう用に独自に配合した無添加味噌を使用しています。塩分が気になる方、添加物が気になる方にもやさしい健康志向のほうとうです。3人前ずつ完全個包装になっていますので、小分けで別日に召し上がれます。 

■内容量/製造地 
生ほうとう(300g×5袋)
みそ(100g×5袋)
製造地:山梨県甲府市 

■原材料 
麺(小麦粉、でん粉)、
みそ(大豆、米、大麦、食塩) 

■賞味期限 
60日 

■注意事項/その他 
※画像はイメージです。 

ザ・ご当地検定の問題

Q. 山梨県の汁物「ほうとう」は、何ベースで味付けされている?

A.味噌

Q. 山梨県の郷土料理「ほうとう」で、麺はどのようにして煮込まれる?

A. 生麺から煮込まれる

Q. 平打ちの麺やかぼちゃなどを味噌ベースの汁で煮込んだ、山梨県の郷土料理は?

A.ほうとう