徳島県のご当地グルメ「阿波ボーヤK」の「K」とは何のこと?

徳島といえば全国的には阿波踊りが有名ですよね。そんな徳島の特産品である、ブランド鶏「阿波尾鶏」と、東みよし町足代で育つ鶏が産む卵「四国玉三郎」を使っ使ったご当地グルメ「阿波ボーヤK」をご存じでしょうか?なんとも不思議なネーミングのこの食べ物はどんな食べ物なんでしょうか。そしてこの「K」はどのような意味なのか気になりますよね。今回は「阿波ボーヤK」と、徳島の魅力についてお話します。

「阿波ボーヤK」の「K」は「カツ」

踊りたくなる程おいしいと言われる「阿波尾鶏」を使った料理である「阿波ボーヤK」。
「阿波ボーヤK」は徳島特産の「阿波尾鶏」の肉に、東みよし町足代で育つ鶏が産む卵「四国玉三郎」という高級有精卵をまぶして揚げた、鶏もも肉のカツのことです。ちなみに名前の「K」とは「カツ」の意味です。そのサクサクとした食感はカツというよりもフリッターや天ぷらに近いのでは。という人がいるほど個性的。2011年に行われた、三好市と東みよし町の食の魅力を伝えるイベント「みよしB級グルメフェスタ」や、「とくしまご当地B級グルメフェスティバル」に出品され、好評を得ました。徳島のブランド鶏である「阿波尾鶏」の特長である適度な歯ごたえと甘み、しっかりと感じられるコク、そこに高級卵で知られる「四国玉三郎」の有精卵の旨味が加えられ、揚げ上がりもジューシーです。その美味しさをは徳島名物といっても過言ではありません。ウスターソースとマヨネーズなどを付けて食べますが、この相性も抜群です。
 

徳島の誇るブランド鶏「阿波尾鶏」

阿波尾鶏は、「阿波おどり」の本場 徳島県で古くから飼育していた赤笹系軍鶏の雄と、ブロイラー専用種「ホワイトプリマスロック」の雌を交配し優良種を固定しました。エネルギッシュで躍動感にあふれていることに加え、ピンと伸びた尾羽が「阿波踊り」のイメージに重なり、「阿波尾鶏」と名付けられました。豊かな自然のなかで、一般ブロイラー鶏肉より長い月日をかけて育てられるため、身がしまり、旨み成分が豊富です。しかも嬉しい事に、甘みとコクのある味わいとともに、低脂肪でヘルシーなのです。「阿波尾鶏」の美味しさの秘密はストレスのないことがなのでしょう。1990年から販売されるようになり、2001年に特定JAS地鶏に認定されました。阿波の3ブランドのひとつで、他に阿波牛・阿波ポークがあります。

平成10年度には「地鶏特定規格」の基準を満たす地鶏の中で生産量が全国1位となり、日本のトップブランドに成長しました。阿波尾鶏は、徳島県の特産物として徳島県立農林水産総合技術支援センター畜産研究課が開発した、消費者のみなさまに、安心していただける高品質肉用鶏なのです。

自然が豊富な徳島の地

徳島県といえば、全国的も有名な「阿波踊り」や世界三大潮流の一つでもある「鳴門の渦潮」などが思い浮かぶと思います。しかし、徳島にはその他にもみどころがいっぱい!徳島の自然をチェックをしてみましょう。

太平洋がある徳島県の南部には、その広大な大海原を眺めることができる四国最東端の「蒲生田岬」や、うみがめの産卵地として知られる「大浜海岸」など、海の魅力を堪能できるスポットがたくさん集まっています。また、大浜海岸には世界的にも珍しいうみがめ専門の博物館「日和佐うみがめ博物館カレッタ」があり、時期を問わずうみがめと出会うことができます。また、シーカヤックやサーフィン、スキューバダイビングなどのマリンスポーツも盛ん。波穏やかな「竹ヶ島海域公園」では、誰でも気軽に挑戦できるシーカヤック体験が人気です。海の幸も豊富に獲れるため、「海賊焼」とよばれるグルメもあり、アワビやサザエなどを炭火で豪快に味わえます。

さらに、西部には四国最大級の河川である吉野川の上流に位置し、1000m級の山々がそびえており、吉野川の激流が生んだ渓谷「大歩危・小歩危」、カズラで編み込まれた吊り橋「祖谷のかずら橋」など、自然を満喫できる絶景スポットが集まっています。なかでも祖谷地区の周辺には、渓谷美を眺めながら浸かれる温泉、吉野川の激流を生かしたラフティング、郷土料理の「祖谷そば」など、絶景のほかにも多彩な魅力が揃っています。また、西部のシンボルともいえるのが、西日本で2番目の高さを誇る「剣山」。標高1955mながら、頂上付近まで登山リフトで気軽にアクセスでき、トレッキングコースも整備されているため、登山ビギナーにもおすすめです。

ザ・ご当地検定の問題

Q. 徳島県のご当地グルメ「阿波ボーヤK」の「K」とは何のこと?

A. カツ