うどんの生産量1位は香川県。では2位は何県?(平成21年)

香川県に次ぐ国内第2位のうどんの生産量を誇る県をご存じでしょうか。生産量第1位の香川県は「うどん県」と改名するなど、うどんのPRに大きく力を入れているためうどんが名産だというのは納得ですが、なぜこの県でうどんが多く生産されているのでしょうか。

歴史は江戸時代から始まる

うどんと言えば、香川県の讃岐うどんや秋田県の稲庭うどんなどが全国的に広く知られています。埼玉県のうどん生産量が、うどん県とも言われる香川県に次ぐ国内第2位ということを聞いて驚く人も中にはいるかもしれません。埼玉県のうどんの歴史は江戸時代から始まります。その当時、埼玉県一帯では小麦の栽培が盛んに行われていました。この多く収穫される小麦を材料にしてうどんが食べられるようになったのです。埼玉県では、毎年全国ご当地うどんサミットというイベントを開催し県がうどんを愛しているということを全国に発信する取り組みを行っています。

埼玉のうどんの種類

埼玉のうどんと一口に言っても、その種類は様々です。まず、武蔵野うどんです。これは東京都の多摩一帯と埼玉県で食べられているうどんのことで、この地域に広がる武蔵野台地から名付けられました。かつて武蔵野台地では水を確保することが難しく、米作りがままならない状況にありました。それとは反対に、上述の通り埼玉県では小麦が多く生産されていましたのでこの小麦を使った、武蔵野地域の各家庭で作られるうどんを武蔵野うどんと言うのです。武蔵野の小麦を使うことにこだわりを持っていることから、麺を食べると小麦の味が感じられるという人も多いです。

次に、加須うどんが挙げられます。これは、加須市で生産されているうどんのことで加須市の郷土料理でもあります。この地域でも小麦が盛んに栽培されており、江戸時代に加須地域にあった寺の門前で参拝客にうどんを振る舞ったことが発祥とされています。明治時代に入り、この地で定期的に市場が開催されると様々な地域から大勢の人がやってきて食され、また土産物として人気となったのです。加須うどんの特徴は、コシの強さです。通常のうどんを作る工程の2倍の手間をかけて作るのでとてもコシの強いうどんができるのです。

次に、おっきりこみが挙げられます。これは、埼玉県秩父地方や群馬県で食べられている郷土料理です。山梨県の名産ほうとうに近い食べ物ですが、ほうとうに比べ麺に含まれる水分が少ない点が特徴です。名前の由来は、小麦粉をこねて作った生地を鍋の中に直接切り込む、という光景だと言われています。味付けは醤油あるいは味噌の2種類あり地域によって異なっています。

埼玉県のうどん以外のグルメ

埼玉県はうどんだけでなく、多くのグルメがあります。まず、行田市のゼリーフライが挙げられます。これは、おからと茹でたじゃがいもを混ぜて卵を加え手のひらサイズの大きさにして揚げたものです。揚げてはいるものの、おからが使われているのでヘルシーだと人気のグルメです。名前の由来ですがその形が小判型、つまり銭で「ゼニー」が転じて「ゼリー」となったという説があります。次に、吉川市のなまず丼が挙げられます。この地域は川に恵まれているため江戸時代より川魚料理が盛んに食べられてきました。特になまずが多く捕獲されるので、野菜の天ぷらと共にご飯の上に乗せて食べられるようになり人気のご当地グルメとなったのです。

次に、深谷市の深谷ねぎが挙げられます。これは明治時代から栽培されているねぎで、この地域の土壌や環境がつくりだす甘みの強いねぎとして人気です。旬の時期は、12月だとされています。

埼玉県のうどん生産量は香川県に次ぐ国内第2位

このように見ていくと、埼玉県では各地域で様々なうどん料理があることや古くからうどんが食べられていることが分かります。そのため、その生産量が香川県に次ぐ国内第2位ということに納得する人も少なくないかもしれません。

ザ・ご当地検定の問題

Q. うどんの生産量1位は香川県ですが、2位は?(平成21年)

A.埼玉県