大分のご当地カレー「豊後きのこカレー」に入れられている、大分が特産のきのこは?

「豊後きのこカレー」は、大分県椎茸農業協同組合から発売されている人気のご当地レトルトカレーで、大分県名産のきのこがたっぷりと入っています。このカレーに入っているきのこ、何だかおわかりですか?

品質・生産量ともに日本一の特産品を使ったカレー

大分県産の「乾しいたけ」は、くぬぎを主に使った原木で自然の中で栽培され、品質・生産量ともに日本一を誇っています。他の生産地のものより肉厚で、水で戻したときのぷりぷりとした食感が特徴。「豊後きのこカレー」は、その中でも厳選した肉厚の「若芽どんこ」と呼ばれる乾しいたけをじっくりと戻しながら、肉や野菜と一緒に長い時間をかけて煮込んだオリジナルカレーです。中には肉厚のしいたけがまるごとのしいたけが3~4個ゴロゴロと入っており、レトルトカレーのレベルを超えています。ルーがしみ込んだしいたけは、やわらかいのに歯ごたえと弾力があって、まるでアワビのような食感。ルーによってしいたけの独特のクセが消えているので、しいたけが苦手な方やお子様でもこれならいただけますね。適度にスパイシーで、と言っても辛すぎることがないカレールーは、しいたけの旨みがしっかりと溶け込んでいて、食べた人からは「椎茸とカレーって合う!」「思っていた以上においしい」と評判です。

ランキングでも選ばれたレトルトカレー

この豊後きのこカレーは、カレーと乾しいたけ、ありそうでなかったこの組み合わせがびっくりするほどおいしいと評判になり「2020日経プラス1 レトルトで楽しむご当地カレー」ではトップ10入りを果たしています。また、人気大食いタレント・ギャル曽根さんが全部食べて選ぶ 「47都道府県 ご当地レトルトカレー」で、第2位にランクインし、さらに人気に火が付いたそうです。

しいたけ栽培発祥の地・大分県

しいたけの栽培が始まったのは、今を遡ること約400年前の江戸時代初期と言われています。佐伯藩千怒の浦(現在の津久見市)に源兵衛というおじいさんがおり、炭焼きの出稼ぎで生計を立てていました。ある時、炭焼き用の材木にしいたけが生えているのを発見し、そこで木に鉈で傷をつけ、そこにしいたけの胞子が着くのを待つ人工栽培方法を思いついたとされています。この方法はやがて「鉈目式」と呼ばれ、全国に広まったそうです。

日本一の原木乾しいたけの産地

日本一の原木乾しいたけの産地として有名な大分県。大分県の乾しいたけの生産量は全国の約半分を占めており、2位の宮崎県や3位の熊本県からも大差をつけています。これは平成15年頃から続いており、国内において乾しいたけ栽培における不動の地位を築いていると言ってもいいでしょう。これだけの原木乾しいたけが生産できるのは、生産者の数が多く、また生産者ひとりひとりが良質なしいたけを作るべく、高いモチベーションと努力を続けているからです。

もちろん、しいたけを育む環境にも恵まれている点も大きいでしょう。大分県は面積の約7割が森林に覆われている自然豊かなところ。森ではスギやヒノキといった人工的な手を加えられた植林も盛んに行われていますが、昔ながらの自然の森に多かったのが、クヌギの木です。クヌギは秋になると皆さんも一度は拾ったことがあるだろう、どんぐりがなる木。このクヌギの木がしいたけを栽培する「原木」として最適な気なのです。

クヌギが原木に適している理由は、まず第一に成長が早いというのが挙げられます。苗から植えても、度伐採した切株からも10~15年ほど経てば、木材として利用できるほどのサイズに成長するのです。また、クヌギの木は適度な水分を保っており、その上養分も豊富に含んでいます。しいたけの菌をクヌギの原木に打ち込んで1年半ほどかけて寝かせている間、この水分と養分のおかげで原木に菌糸が十分に行き届くため、良質なしいたけがたくさんできるのです。

ザ・ご当地検定の問題

Q. 大分のご当地カレー「豊後きのこカレー」に入れられている、大分が特産のきのこは?

A. シイタケ