「日本三大そば」に数えられることもある、長野県のそばとは?

日本には三大○○と呼ばれるものがたくさんありますが、日本三大そばを知っていますか?日本三大そばは、島根県の出雲そば、岩手県のわんこそば、そして長野県に伝わるそばの3つです。今回は平安時代から長い歴史を持つこの長野県のそばについてお伝えしていきます。

戸隠そばの特徴は?

戸隠そばの特徴はまず見た目です。一束ずつくるっと盛りつけるスタイルが主流です。ぼっち盛りと呼ばれるこの盛り方は、新潟のへぎ蕎麦に見た目は似ています。束の数は5つ。これは戸隠にある5つの神社になぞらえていると言われています。そして、水をほとんど切らずに地元の根曲り竹で編まれた丸いざるに盛られています。作り方にも特徴があり、そばの実の皮を取らずに挽いた”挽きぐるみ”という粉を使います。そして、1本の綿棒で四角ではなく丸く伸ばします。食べ方にも特徴があります。まずざる蕎麦に海苔がかかっていません。薬味は地元の戸隠大根が使われます。ざるから薬味まで地元産というこだわりがとても魅力的ですね。

【信州戸隠そば】そば尽くしセット(そば3種合計12食・そばがき・そばつゆ)※八幡屋礒五郎七味唐辛子付

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3種類の製法の異なるそばと郷土食「そばがき」、独自配合のつゆ、八幡屋礒五郎の七味唐辛子を楽しめるギフトです。

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戸隠そばはどうやってうまれたのか?

戸隠そばの歴史はとても古く、始まりは平安時代に遡ると言われています。山岳信仰の盛んだった長野県戸隠には各地から多くの参拝者が訪れていました。彼らの修行中の食事として平安時代に戸隠にそばが入ってきたのが始まりです。当時は蕎麦粉を水で溶いただけのものや、蕎麦がきのようなものだったと考えられています。その後現在の蕎麦切りの形態になったのは江戸時代、江戸で蕎麦切りを教えてもらい、おもてなしに特別食として用意したことがきっかけです。その後参詣客にそばを出すようになったのが日本三大そば戸隠そばの始まりなのです。

戸隠付近の観光スポット

戸隠そばを食べたら食べるだけでは飽き足らず自分でそば打ちしてみたくなる方もいますよね。そういう方は戸隠そば博物館とんくるりんを訪れてみましょう。ここではそば打ち名人が、本格的な道具を使ってそば打ちを教えてくれます。もちろん、打った蕎麦をその場で茹でて食べることもできます。日本三大そばの戸隠そばを自分で打って食べられるのは貴重な経験です。

最近では戸隠そばと深い関係のある戸隠神社がパワースポットとして親しまれています。ぼっち盛りが5つだった理由も5つの神社にありましたね。実は戸隠神社は5つの社からなっています。開運・心願成就の”奥社”、学業成就・家内安全の”中社”、安産・厄除けの”宝光社”、縁結び・水の恵みの”九頭龍社”、舞楽芸能の上達・縁結びの”火乃御子社”の5つです。この中の奥社が総本社となっています。位置関係としては、奥社と九頭龍社は同じ場所にあります。様々な個性豊かな神様が集まっているスポットだからこそ、パワースポットとなっているのでしょうね。五社巡りをするときは、宝光社からスタートして、火乃御子社、中社を通り、奥社でゴールする巡り方がオススメです。この巡り方だと昔の参拝者と同じ順路で巡りことができ、さらに鳥居を正面から潜ることができます。

鏡池は戸隠高原の絶景スポットとして大変人気があります。戸隠連峰とその周辺の山々が青い湖面に映り、とても幻想的で言葉を失うほどの美しさです。特に紅葉のシーズンには紅葉やカラマツが湖面を彩りとても美しい姿を見せてくれます。ただ、11月初旬には初雪が降ることがあるため、10月中に訪れることをオススメします。混雑を避けたい方は戸隠神社中社と奥社の中間地点にある小鳥ヶ池がオススメです。東屋があるので休憩もできますし、日本とは思えないおしゃれな雰囲気が漂っています。

日本三大そばの戸隠そばの歴史を巡りながら長野県を味わってみてはいかがですか?

長野県にはたくさんの観光スポットや美味しいグルメが揃っています。日本三大そばの戸隠そばを味わい、お腹いっぱいになったら歴史に触れながら神社巡りや絶景スポットを訪れてみてください。心がすっきりと浄化されるのを感じることができるでしょう。

信州戸隠そばが味わえる!ふるさと納税返礼品情報

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そば粉を10割使用した「国産本十割そば」とそば粉を4割使用した「生そば」は非加熱製法により、半生タイプに仕上げました。そばの風味を損なうことなく、打ちたてさながらをお楽しみいただけます。「信州戸隠そば」はそば粉を6割使用した乾麺で第49回長野県信州そば品評会で最高位受賞のこだわりの逸品です。
独自配合のそばつゆ、そば粉100%のそばがき、信州名物「八幡屋礒五郎」の七味唐辛子とともにお楽しみください。 

■生産者の声 
信州戸隠そば株式会社は長野県農村工業研究所との連携により、製造が困難な十割そばの製造を実現させた長野県内でも数少ないメーカーです。 

■内容量
国産本十割生そば220g(2人前)×2袋、生そば220g(2人前)×2袋、信州戸隠そば200g(2人前)×2袋、そばがき(そば粉75g 、つゆ15ml)、そばつゆ50ml×12、八幡屋礒五郎七味唐辛子缶14g×1 

■原産地
北海道、長野県

■原材料 
【本十割そば】そば粉、食塩、pH調整剤 
【生そば】小麦粉、そば粉、食塩、ソルビット、プロピレングリコール、pH調整剤、キトサン(カニ由来)
【信州戸隠そば】そば粉、小麦粉、食塩、そばの葉粉末
【そばがき】そば粉、そばつゆ/しょうゆ(本醸造)、糖類(ぶどう糖果糖液糖、砂糖)、食塩、米発酵調味料、かつおエキス、かつおぶしエキス、さば削りぶし、むろあじ削りぶし、かつお削りぶし、かつおぶし(粗砕)、たん白加 水分解物、乾しいたけ、調味料(アミノ酸等)、酒精、カラメル色素、甘味料(ステビア)、(原料の一部に小麦、 大豆を含む)
【めんつゆ】しょうゆ(本醸造)、砂糖、米発酵調味料、かつお削りぶし、食塩、乾しいたけ、こんぶ、たん白加水分解物、カラメル色素、調味料(アミノ酸等)、(原料の一部に小麦、大豆を含む)
【七味唐辛子】唐辛子、陳皮、胡麻、麻種、紫蘇、山椒、生姜(一部にごまを含む)

■注意事項/その他 
※直射日光、高温多湿を避けて保存してください。
※画像はイメージです。 

ザ・ご当地検定の問題

Q. 「日本三大そば」に数えられることもある、長野県のそばといえば?

A. 戸隠そば

Q. 長野名物戸隠そばと深い関係のある「戸隠神社」。なんと読む?

A.とがくしじんじゃ