東京進出も果たしたご当地パン「福田パン」は、何県のパン屋さん?

ご当地パン「福田パン」をご存知ですか?看板商品のソフトフランスパンは地元民だけでなく県外の人にも人気で、東京進出も果たしています。今回は福田パンの歴史や魅力、人気メニュー、購入できる場所などについてご紹介します。

福田パンとは?

福田パンは、岩手県の製パン業者です。盛岡市にある「福田パン 長田町本店」を始め、県内に複数の支店があり、製造されているパン全般もこの店名にちなみ福田パンと呼ばれています。毎日約1万個のパンが作られており、多くの盛岡市民に長年慣れ親しまれていることから、「盛岡市民のソウルフード」とも言われているご当地パンです。全国ネットのTV番組などにもたびたび取り上げられ知名度が上がり、現在は地元民だけでなく、県外からも買いに来る人がいるほどの人気になりました。

看板商品であるソフトフランスパンは、福田パンのコッペパンです。岩手大学の売店でパンを販売する際、リーズナブルで学生のお腹がいっぱいになるパンを作りたいという思いから生まれました。なお、「吉田パン」の名前で東京進出も果たしています。吉田パンは、福田パンで修行した店主が、福田パンの製法などを継承し、東京でオープンした店舗です。こちらも行列のできる人気店となっています。

どこで買える?購入する際のポイント

福田パンを購入できる場所はさまざまです。まずは福田パンの店舗で直接購入する方法があります。盛岡市内を中心に県内に数店舗あるので、最寄りの店舗を利用してみましょう。店舗で購入すると、できたての福田パンを食べることができます。看板商品のソフトフランスパンはコッペパンで、中に入れるクリームや具材のトッピングを、さまざまな種類の中から自由に注文することができます。ただし、「甘い系と調理系のトッピングの喰い合わせはできない」ことや、「トッピングの塗り方にはミックス・半々の2種類がある」など、さまざまな独自ルールがあるので、お店で購入する場合はしっかり確認しつつ、トッピングを楽しんでみてくださいね。

店舗限定トッピングなども要チェックです。なお、長田町本店は、パンが売り切れ次第終了となるので、早めの来店をおすすめします。また、店舗によって取り扱っているトッピングが異なるため、特定のトッピングをしたい場合は、行こうとしている店舗にそのトッピングがあるか事前に確認しておいた方が良いでしょう。福田パンは個装パッケージの量販店用商品があり、コンビニやスーパーでも買うことができます。トッピングは限定されますが、より気軽に購入できるため、直営店舗まで行けない場合などに便利です。

岩手県盛岡市の地域情報

福田パンが本店を置く盛岡市は、岩手県の県庁所在地であり、中核市に指定されている街です。歌人・石川啄木の出身地であり、同じく岩手県出身の宮沢賢治など、文学者を多く輩出している地域がら、文学に関するスポットが多いことが特徴の1つです。「もりおか啄木・賢治青春館」では、石川啄木や宮沢賢治、そしてゆかりの地である盛岡に関する展示や企画展を観覧することができます。また、レトロな雰囲気の通りや建物、温泉など、バラエティ豊富な観光名所が多数存在します。

盛岡にアクセスする場合は、車で訪れるほか、電車や新幹線、飛行機、バスなどの交通機関を利用する方法があります。盛岡駅は東北新幹線の停車駅となっており、遠方からのアクセスに便利です。飛行機を利用する際は、いわて花巻空港から、盛岡駅行きのバスが出ています。また、東北の隣県や、首都圏などからは高速バスも発着しています。

福田パンは岩手県盛岡市が誇る地元の味!

昔も今も多くの地元民に愛され続ける福田パン。さまざまなトッピングを楽しめて、何度でも食べたくなる魅力たっぷりのご当地パンです。地域の枠を超え、県外にも展開する人気のグルメから、これからも目が離せません。

ザ・ご当地検定の問題

Q. ソフトフランスパンに様々な具を挟むのが人気。東京進出も果たした「福田パン」はどこのパン屋さん?

A.岩手県