岐阜県のご当地グルメで、中津川産のあるお肉を使っている丼とは?

岐阜県の中津川のご当地グルメをご存じでしょうか?中津川の新しいソウルフードになりつつあるグルメです。いったいどんな料理なのか、特徴などに触れつつ解説していきます。

中津川とりトマ丼ってどんな料理?

中津川とりトマ丼は、その名の通り岐阜県の中津川で生まれました。このメニューが誕生したきっかけは、中津川商工会議所が行った料理コンテストでした。この料理コンテストの目的は、中津川の食材を使用した名物料理を考案することです。そのため、条件として地元名産の恵那どりと、夏秋トマトを使用することが課せられました。実際、このコンテストには多くの応募があったようです。それ以後、中津川の飲食店などではそれぞれ独自のとりトマ丼を開発して、提供することなりました。

ご当地グルメとして中津川とりトマ丼を提供するためには、一定のルールを守らなくてはいけません。まずは、中津川産の鶏(恵那どり)を必ず使用することです。恵那どりは、脂肪が少ないと言われていて、薬剤を使用した飼料を一切使用していないため安心、安全であると認定されています。次にトマトと米を必ず使用することです。鶏肉やトマトの調理法や味付けは自由ですが、どんぶりまたは皿に盛る形式にすることが定められています。中津川産の鶏肉、米、トマト以外に使用する具材は基本的には自由ですが、なるべく地元産の食材を使用するのが好ましいとされています。

中津川とりトマ丼というメニューの興味深い点は、提供する店ごとに味も雰囲気もガラっと変わることです。そして、どのとりトマ丼も同じものは一つもないということが最大の特徴でもあります。とりトマ丼という共通の名前がついていても、店によっては全く違うものが出てきます。中津川では、店ごとにこだわりのあるとりトマ丼を食べることができるので、色々な店舗を巡ってみてたくさんのとりトマ丼を楽しんでみるのもおすすめです。自分の好みの味が見つかるかもしれません。

とりトマ丼が生まれた中津川ってどんなところ?

中津川市は、岐阜県の南東部に位置しています。中津川市は豊な自然に囲まれた地であり、四季折々の植物や、味覚などを楽しむことができます。また、温泉もあるため日々の疲れをゆっくりと癒すために地元の人々だけでなく観光客も多く訪れています。とりトマ丼の他に、中津川市で有名なのが栗きんとんです。中津川市は、栗きんとん発症の地であると言われていて、時期になると市内の和菓子屋で様々な栗きんとんを堪能することができます。中津川の栗きんとんは、おせち料理の栗きんとんとは異なるもので、砂糖と栗のみを使用して炊き上げ、茶巾で絞ったような形状に仕上げている和菓子です。秋になると、中津川の栗きんとんを求めて、県外から買いに訪れる人もたくさんいます。

中津川市をPRするかわいいゆるキャラが、にゃかつがわ君です。にゃかつがわ君は、銘菓栗きんとんの頭を持った猫の男の子の設定です。地元である中津川だけでなく、岐阜県自体を盛り上げるために奮闘中のゆるキャラです。中津川市には、様々な特産品を販売している道の駅が2か所あります。道の駅「賤母」では、地元でとれた新鮮な野菜をふんだんに使用した郷土料理を味わうことができます。また、道の駅「花街道付知」には、天然かけ流し温泉があります。ドライブのついでに立ち寄って、疲れを癒すのにも最適です。道の駅でしか買えない、地元ならではの食材もたくさんあるため、旅のついでに一度覗いてみるのもよいでしょう。

中津川とりトマ丼は店ごとにこだわりの味が楽しめるご当地グルメ

中津川とりトマ丼は、地元産の鶏肉、トマト、米を使用してどんぶりに仕上げる以外は、提供する店ごとに自由に仕上げることができるため、様々な味に出会うことができるご当地グルメです。一度中津川を訪れて好みのとりトマ丼を探してみるのもよいですね。

ザ・ご当地検定の問題

Q. 岐阜県のご当地グルメで、中津川産のあるお肉を使っている丼は?

A. 中津川とりトマ丼

Q. 岐阜県「中津川とりトマ丼」で、この名前を名乗るのに必要な条件のひとつは?

A. 価格が1000円以下

Q. 岐阜県中津川市のゆるキャラは?

A. にゃかつがわ君