埼玉県を中心に展開している、赤いやじろべえのマークが特徴のうどん店とは?

埼玉県を中心に、関東全域に複数の店舗を構えるうどん店を紹介します。赤いやじろべえの看板が印象的で、テレビ紹介や、人気アイドルのファン宣言など、その勢いは衰えることを知りません。そんなうどん店の人気の理由についてご紹介します。

うどん屋なのに名物は定食!?

埼玉県民の県民食ともいわれるほど大人気の「山田うどん」ですが、うどん屋なのに、名物はうどんではないことをご存知でしたか?「山田うどん」では、うどんやそばだけでなく、豊富な種類のメニューを取り揃えていますが、名物メニューの1つは、「パンチ定食」です。ライス、とろろ、もつ煮込み、みそ汁のセットなのですが、「パンチが効いたメニュー名を付けたい」という思いからパンチ定食と名前が付いたとのことです。柔らかく煮込まれたもつ煮込みは、1度食べたら病みつきになってしまう美味しさです。

ほかの人気メニューは、ボリュームがある大きなかき揚げが人気の「天ぷらうどん(そば)」や、かき揚げをだし卵でとじ、ご飯に乗せたかき揚げ丼とうどんやそばの付いた「かき揚げ丼セット」があります。このお値段でこのボリュームは、なかなかほかでは食べられません。また、お値段も毎日でも通えてしまうほどお手頃な価格で、学生、ファミリー層、仕事休憩中のサラリーマン、トラックなどの運転手など、特に男性客に大人気で、毎日のように通っている常連客も少なくないようです。

人気の秘密はこれ!?

赤いやじろべえが目印の「山田うどん」ですが、埼玉県の県民食とまでいわれるようになった理由はほかにもあります。店舗が人気テレビ番組の「秘密のケンミンSHOW」や「沸騰ワード10」などで紹介されたり、人気アイドルグループの「ももいろクローバーZ」がファンを公言したりしたことでも、人気にさらに火が付きました。さらに、そんなももクロのマネージャーも「山田うどん」のファンの1人であり、過去にアルバイトを経験したこともあり、ももクロのライブ中には、このもつ煮込みを振る舞っていると言っています。ももクロのコンサート会場では、「山田うどん」の移動販売車が出現するのも恒例となっており、ももクロファンにとっても馴染みの味になってきているようです。

ちなみに、このもつ煮込み(パンチ)は、店舗サイトから通信販売も行われているため、購入すれば、自宅でもこの味を楽しむこともできます。

山田うどんの気になる口コミは?

「はやい!安い!うまい!腹いっぱい!」をコンセプトに埼玉県で大人気の「山田うどん」ですが、1935年の製麺所創業から始まっており、大変歴史もある老舗企業です。創業当初、うどん1杯の値段が平均70円程だったところに1杯半額の35円で提供を始め、爆発的な人気となった企業です。そんなローカルフードを、地元民はどう思っているのでしょうか。

「パンチ定食が大好きで、週に5回は通っています」「朝定食のコスパが良すぎるので、毎週仕事が休みの朝は必ず食べに行きます」「決して小奇麗なお店ではないんですが、居心地が良く、なぜか足を運びたくなってしまいますね」といった根強いファンが多い印象です。ちなみに常連客の方がおすすめしていた朝定食は、開店から朝10時まで限定のメニューとなっており、朝から卵かけご飯とうどんなどのボリュームたっぷりのセットが味わえます。

さらに、「山田うどん」では、月曜日から金曜日までと土日祝日限定で販売している丼ものと麺がセットになった日替わりセットなどのメニューも豊富です。毎日通っても飽きない程のメニューの多さも、人気の理由の1つですね。

埼玉県で赤いやじろべえが目印の「山田うどん」に行こう!

「山田うどん」のファンのことを「山田者」と言い、根強い人気を誇っています。そんな「山田うどん」の店舗は、約半数が埼玉県にあります。埼玉県で赤いやじろべえの看板を見かけたら、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

ザ・ご当地検定の問題

Q. 埼玉県を中心に展開している、赤いやじろべえのマークが特徴のうどん店は?

A.山田うどん

Q. 埼玉県を中心に展開している「山田うどん」のファンのことを通称なんという?

A.山田者