地ビールの「COEDO」が有名な埼玉県の市は?

そもそも地ビールとはなにかご存知でしょうか?地ビールはクラフトビールとも呼ばれ、各地の小規模な製造所で職人が丹精を込めて造るビールという意味が込められています。さて、そこで埼玉県のCOEDOビールにはどんな特徴があるのか見ていきましょう。

COEDOってどんなビール?

COEDOは埼玉県川越市に本社を、東松山市に醸造所を構える地ビールメーカーです。COEDOの職人達は、1997年にビールの本場・ドイツの職人に5年間師事し、その技術力とビール造りの精神を受け継ぎ継承してきた結果、世界のコンテストで数々の高い評価を受けるビールメーカーになりました。

そんなCOEDOビールの特徴は、紅赤・伽羅・漆黒・瑠璃・白・毬花の6種があり、それぞれ全く違う風味やフレーバーを楽しめることです。ビールは材料の違いのほかに、発酵の違いでビールの個性が変わります。大きく分けるとエールとラガーがあり、さらにそのなかにIPA(インディアン・ペール・エール)やピルスナーなどの種類があります。COEDOでは、毬花はセッションIPA、伽羅はIPLと6種すべてが違う造りをしており、だからこそさまざまな個性のビールを楽しめるのです。

たとえば、紅赤は通常の材料である麦芽とホップに加え、薩摩芋が使われています。薩摩芋は埼玉県川越市の紅赤を使用しており、地元に根ざしたビールです。発酵のタイプはオリジナルのエールです。薩摩芋の豊かな風味と香りが感じられ、色も薩摩芋のように赤みがかっていることから紅赤の名がつけられました。毬花は香りが華やかなセッションIPAのビールです。シトラスのようなアロマホップが香り、柑橘のピールのような苦みが爽やかな風味を醸し出しています。色は透き通った黄金で、COEDOビールの毬花以外は和の色名がつけられていますが、毬花はアロマホップの魅力を最大限活かした製法の特徴からホップの雌株になる「毬花」を名前としたそうです。

伽羅は原料に6種類の麦芽と香り豊かなアロマホップを使用しています。それにより、スパイシーな柑橘系の香りや香ばしさなどを感じる複雑で奥行きのある味わいに仕上がっています。色は名前と同じように伽羅色をしています。アルコール分は5.5%とほかより少し高めですが、それ故に香ばしさやスパイシーのなかに丸みを感じることができるでしょう。

全種類を飲み比べてみるとビールの奥深さを感じられますし、自分がどんなビールが好みかを探すことも出来るため「ビールに興味はあるけど、いろんな種類があってよくわからない」という方にもおすすめです。COEDOには公式オンラインショップがあるため、お買い求めの際は利用すると便利かもしれませんね。

COEDOクラフトビール醸造所に遊びに行こう!

COEDOでは、2018年2月から不定期でCOEDOクラフトビール醸造所の見学ツアー「コエドビール学校」を開催しています。「コエドビール学校」のほかにも、春には醸造所でお花見をしながら野点のようにビールを楽しむイベントを行い、2019年6月には初めて1泊2日の「コエドビール学校キャンプ編」として見学のほかに、醸造所のある埼玉県東松山市で育った食材でCOEDOビールに合うおつまみ作りや自然のなかでヨガをするといった体験型のイベントを開催するなど新しい取り組みも行っています。東松山市は自然の多い町なのでお花見やキャンプと相性がいいのかもしれませんね。

開催の際は、COEDO公式HPのお知らせにてツアー日時、当日のプログラムや申込み方法を告知しているようです。地ビールのことをもっと知りたい方やCOEDOビールファンの方など、HPをチェックのうえ、参加してみてはいかかでしょうか。

COEDOを飲んで地ビールの良さを知ろう!

埼玉県の地ビール、COEDOの良さはやはり飲まないとわからないことでしょう。地ビールが好きな方はもちろん、ビールにいい印象がないという方も、一口にビールと言っても本当に味はさまざまです。COEDOの特徴である6種類のフレーバーで自分探しはいかがでしょうか。

ザ・ご当地検定の問題

Q. 地ビールの「COEDO」が有名な埼玉県の市は?

A.川越市