新潟市の亀田製菓が製造している、人気せんべいの名前といえば?

スーパーマーケットやコンビニなどのお菓子コーナーで必ずと言っていいほど見かける亀田製菓のとあるお菓子。子供から大人まで大好きなお菓子です。そのお菓子、実は新潟生まれだということをご存知ですか?

亀田製菓が製造している新潟生まれのお菓子

ハッピーターンとは、亀田製菓から発売されている日本のせんべい菓子です。亀田製菓は、1946年9月創業の新潟県に本社を持つ菓子メーカーで、ハッピーターンを始め多くの菓子ブランドが今も多くの人に愛されています。

1979年に発売されたハッピーターンは、従来の固くてしょっぱいしょうゆ味のおせんべいではなく、洋風で甘じょっぱい味をコンセプトに開発されました。洋風なイメージを出すため、従来のおせんべいでは考えられなかった「粉」(パウダー)を使って味付けをするなど、新しい製造方法で驚かせました。この粉が今では『ハッピーパウダー』として知られ、ハッピーターンのおいしさを語るのに欠かせないものになっているのです。

ハッピーターンが開発されていたのは、第一次オイルショックの影響で、日本にあまり元気がなかった時代です。そこで、「幸せ(ハッピー)がたくさんの人々に戻って(ターン)くるように」との願いを込めて『ハッピーターン』と名付けられました。ハッピーターンには、稀にハートの形をしたハッピーターン、その名も『ハートハッピー』が入っています。見つけると幸せになれるかも?とされているラッキーアイテムです。

また、全国各地のイベントに参加して、おせんべいやハッピーターンの魅力を伝えるため『ハッピーターン号』も作られました。ハッピーターン号は、ハッピーパウダーを増量した特別なハッピーターンや、亀田製菓のあられ・おせんべいのサンプリングを配布しています。おいしいお菓子で、出会った人たちにハッピーをおすそわけしているのです。商品名に込められた開発者たちの願いの通り、今もたくさんの人々にハッピーを与え続けているお菓子なのですね。

限定品・ご当地ハッピーターンを探そう!

旅行に行ったときに楽しみなのがお土産選び。各地の名産品を使ったお菓子はお土産の定番です。各お菓子メーカーから、様々なご当地お菓子が発売されていますが、ハッピーターンもそのひとつ。日本各地にご当地ハッピーターンが存在するのです。(2018年4月時点で20種類)各地のサービスエリアや道の駅、観光地などで購入することができます。中には、野球場やミュージアム、水族館限定ハッピーターンというのもありますよ。お土産として喜ばれるのはもちろん、旅の思い出に自分用に買ってみるのも楽しいですね。

また、亀田製菓では『マイハッピーターン』という人気サービスも行われています。ハッピーターン(ミニサイズのみ)のパッケージに写真を入れることができ、結婚式のプチギフトなどに選ばれています。中身はいつものハッピーターンでも、世界にひとつだけの限定ハッピーターンと言えますね。

新しいハッピーターンの形 ハッピーターンズとは?

「たくさんの人たちを幸せにしたい」そんなハッピーターンの理念を受け継いだ、新しいハッピーターンも人気を集めています。クリスピータイプのハッピーターン、その名も『ハッピーターンズ』です。すべての製品に国産の米粉を使い、合成着色料を一切使わない、亀田製菓こだわりのお菓子です。様々な味が登場していますが、すべての味のベースには、甘じょっぱいハッピーパウダーを使っています。和洋折衷、様々な味とハッピーパウダーの新しいコラボを追求しているのです。

ハッピーターンズを購入できる常設店舗は、阪急うめだ本店と博多阪急の2店舗のみ。(2019年6月時点)期間限定店舗として、全国の百貨店などにも登場しているので、見かけたらぜひ一度食べてみたい商品ですね。

たくさんの人々にハッピーのおすそわけ

普段何気なく食べているハッピーターンも、その歴史や活動を見てみると大きな想いや願いが込められていることが分かりますね。日本有数の米どころ新潟県から生まれた小さな米菓子は、時代を超えて今も尚、たくさんの人々にハッピーを与え続けているのです。

ザ・ご当地検定の問題

Q. 新潟市の亀田製菓が製造している、人気せんべいの名前といえば?

A.ハッピーターン

Q. 新潟市の亀田製菓が製造している「ハッピーターン」で、表面についている粉のことを何という?

A.ハッピーパウダー