新潟県で「三色同麺」を締結していないご当地焼きそばとは?

新潟県には、色々なご当地焼きそばがあることをご存知でしょうか?糸魚川市の糸魚川ブラック焼きそばなど、普通の焼きそばの茶色とは違うという特徴があります。そんな新潟県のご当地焼きそばである、焼きそばを紹介していきます。

日本三大焼きそばと新潟県の色鮮やかな焼きそば

ご当地焼きそばは、日本全国様々な地域にあります。そんなご当地焼きそばの中で、日本三大焼きそばといわれているのが秋田県の横手焼きそば、群馬県の太田焼きそば、静岡県の富士宮焼きそばです。横手焼きそばの特徴は、ストレートの太い面に甘めのソースがかかっていること。また、具はキャベツや豚ひき肉を使用。麺の上には目玉焼きを乗せ、福神漬けをそえてあるのが横手焼きそばです。太田焼きそばは、モチモチの極太麺で黒っぽいのが特徴。濃い目の黒いソース使われているため、色が黒っぽくなるそうです。また、具は店舗ごとに異なりますが、基本はキャベツのみのシンプルなもの。富士宮焼きそばは、コシの強い麺を使い、具に油かすを使用。仕上げとしてイワシの粉をたっぷりとかけてあることが特徴です。

そんなご当地焼きそばの中で、新潟県には糸魚川市の糸魚川ブラック焼きそばのように、色に特徴を持ったご当地焼きそばがいくつかあります。それは、糸魚川ブラック焼きそばの他には上越市の謙信公 義の塩ホワイト焼きそば、妙高市の妙高赤倉温泉レッド焼きそば、そして魚沼市のグリーン焼きそばです。

緑色をした麺が特徴のグリーン焼きそば

新潟県のご当地焼きそばである糸魚川ブラック焼きそば、謙信公 義の塩ホワイト焼きそば、妙高赤倉温泉レッド焼きそばは、全て上越地方のご当地焼きそばです。それぞれ、黒、白、赤のインパクトのある見た目をしており、この3つの焼きそばは三色同麺(同盟)を締結しています。三色同麺(同麺)は、同じ上越地方の地域活性化を目的に締結されました。そんな中、三色同麺(同盟)を締結していない、新たな色に特徴のある新潟県のご当地焼きそばがあります。それはグリーン焼きそばです。

グリーン焼きそばは、魚沼市の須原にある「そば処よしみや」の店主の大塚桂三氏が考案した焼きそば。店主の大塚氏は、新潟県内に10人程しかいない「にいがたの名工」の称号を授与されています。そんな店主の大塚氏が、魚沼市のご当地グルメとして変わったものを作りたいと開発したのがグリーン焼きそばです。小麦粉に魚沼産のコシヒカリの米粉を混ぜ、さらによもぎの粉を混ぜ込んである麺を使用。鶏肉やキャベツ、キノコなどの具だくさんの焼きそばで、天然塩やカキエキスなどで味付けし、仕上げに酢で味を調えているため、さっぱりとした焼きそばになっています。麺の緑色は、魚沼の緑豊かな自然をイメージしているそうです。

魚沼市の人気スポットやご当地怪獣

魚沼産コシヒカリで知られる魚沼市は、冬には積雪が3メートルを超えるほどの豪雪地域です。そんな魚沼市には西福寺という曹洞宗の寺院があります。この寺院は、室町時代後期の1534年に芳室祖春大和尚によって開山された歴史ある寺院。そんな寺院にある開山堂の内外には、幕末の名匠・石川雲蝶が作った素晴らしい彫刻や絵画が施されています。彫刻の繊細な透かし彫りの美しさや色の鮮やかさは、見るものを圧倒させるほど。

魚沼市には、ゆるキャラならぬご当地怪獣のドキラという怪獣のキャラクターがいます。この怪獣のキャラクターは、火焔土器をモチーフにしており、魚沼市観光協会がご当地怪獣として正式に採用。キャラクター設計には、フィギア造形師・寒河江弘氏やアニメ「スチームボーイ」などの脚本家・村井さだゆき氏が参画しています。

魚沼市のご当地焼きそば・グリーン焼きそばを食べに魚沼市へ

新潟県は、茶色ではないインパクトのある色のご当地焼きそばが色々あります。そんなご当地焼きそばの1つ、魚沼市のグリーン焼きそばは、緑色をしたさっぱりとした焼きそばです。是非グリーン焼きそばを食べに、魚沼市へ行ってみてはいかがでしょうか?

ザ・ご当地検定の問題

Q. 次のうち、新潟県で「三色同麺」を締結していないのはどれ?

A.グリーン焼きそば

Q. 新潟県魚沼市のご当地怪獣と呼ばれるキャラクターは?

A.ドキラ