長野県のB級グルメ「長野ヤキメン」に欠かせない材料とは?

長野ヤキメンは、長野県長野市で2010年に考案された新しいご当地B級グルメです。太麺に味噌味ソースが美味しい絶品ヤキメシです。長野市民の圧倒的な支持によって生まれた長野ヤキメンの歴史や魅力をご紹介します。

長野の新名物長野ヤキメンの歴史

長野県といえば、おやきやハチノコなど、個性的な名物が思い浮かぶかもしれません。ただ、それは長野県全体のもの。長野県の県都・長野市には、そこにしかない名物というものがありませんでした。そこで、長野市にしかない新しい名産品を生み出すべく「BBBながのプロジェクト」が立ち上がりました。そして、BBBながのプロジェクトによって2010年に開催されたのが「ながのB級グルメコンテスト」です。130もの応募があった中から、300人の長野市民が審査を行い、圧倒的支持を得て1位に輝いたのが「長野ヤキメン」。

みごとグランプリとなった長野ヤキメンは、新たな長野市のご当地グルメとなり、長野市の飲食店で提供が始まりました。「長野ヤキメン」を名乗るための条件は5つ。1.専用の太麺を使うこと2.ニンニク風味をつけること3.信州味噌を使うこと4.長野市を名産地とする長芋を使うこと5.温泉玉子をトッピングすること。この5つの条件さえ守れば、あとはそれぞれの店舗による工夫を加えてもいいということで、現在取り扱い店ではそれぞれの工夫による長野ヤキメンが提供されています。

長野県が生産量日本一を誇る信州味噌と、地元産長芋を使うのはわかるとして、ニンニクと温泉玉子は?実は長野県は、ニンニクの生産量こそ日本でも真ん中ぐらいですが、無農薬栽培ニンニクや、珍しい在来種ニンニクなどが盛んに栽培されているのです。温泉玉子については、長野市に多い温泉をイメージしたとのこと。

長野ヤキメンの魅力とは?

ヤキメンと聞くと、焼きそばのようなものを想像する人も多いと思います。でも、実際の長野ヤキメンは、色とりどりの野菜が乗っかり、温泉卵もトッピングされていて、ちょっとおしゃれなイタリアンのような見た目。それもそのはず、考案したのはイタリアンのシェフだそうです。そして、そんなおしゃれな見た目と反し、ニンニクがガッツリ効いた味噌の味と、太くてもちもちの麺にはかなりヘビーな食べごたえがあります。そこに温泉卵を割って黄身をからめると、今度は味が穏やかになって二度おいしさを楽しめるというのが長野ヤキメンの魅力です。必ず具として加える条件になっている長芋は、火が通ってほくほくの食感。長芋といえばとろろというイメージを持っている人なら、新しい長芋のおいしさを発見できるかもしれません。

長野ヤキメンはどこで食べられる?

長野ヤキメンは、長野市の新しいご当地グルメです。現在長野市内の加盟店で提供されています。取扱店は、お好み焼き屋さん、居酒屋産、ラーメン屋さん、イタリアンレストランなど様々。また現在取扱店が募集されていくので、食べられるお店は増えていくでしょう。

長野市は、北陸新幹線長野駅で下車。市内の移動は長野電鉄長野線が便利です。長野市内を代表する観光スポットは、「牛に引かれて善光寺まいり」で知られる善光寺。長野県を代表するパワースポットです。歴史好きの人には「川中島古戦場史跡公園」もおすすめ。武田信玄と上杉謙信が戦ったあの川中島を実体験できます。長野市の松代には松代温泉があります。松代温泉は炭酸ガス、カルシウム、鉄、塩分など多くの成分を含み、様々な成分が作用した結果黄金色になった温泉はいかにも効きそう。また湯量が豊富なので100%源泉かけ流しです。歴史スポットや温泉など、見どころ豊富な長野市は旅行先としておすすめです。

長野の旅の食事に長野ヤキメンはいかが?

魅力的なスポットが多い長野県の旅のお食事に、新しいご当地グルメ長野ヤキメンを加えてみてはいかがですか?長野ヤキメンの取扱店には変動があります。取扱店などについて詳しくは長野ヤキメン事務局にお問い合わせください。

ザ・ご当地検定の問題

Q. 長野県のB級グルメ「長野ヤキメン」で、必ず使用することとなっている香辛料は?

A.ニンニク

Q. 長野県のB級グルメ「長野ヤキメン」には欠かせない材料は?

A.ナガイモ

Q. 長野県のB級グルメ「長野ヤキメン」のトッピングに使われるものは?

A.温泉卵