宮城県のご当地グルメ「気仙沼ホルモン」に使われるのは何のホルモン?

宮城県気仙沼のソウルフードとして愛される「気仙沼ホルモン」をご存じでしょうか。味噌ニンニクだれに漬け込んだモツを焼き、ウスターソースをかけて食べると絶品です。

気仙沼ホルモン ほんちゃん みそ塩食べ比べ 合計4パック【気仙沼ソウルフード】

気仙沼ホルモン ほんちゃん みそ塩食べ比べ 合計4パック【気仙沼ソウルフード】

気仙沼の「ソウルフード」気仙沼ホルモン。看板製品のみそにんにく味と塩味の食べ比べセットです。

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気仙沼ホルモンの歴史

気仙沼というとイメージするのは海の街。国内トップレベルの漁港を持つ港町気仙沼のソウルフードが肉料理?と一瞬驚きますが、そこには海の街に暮らす人々特有の背景がありました。

戦後からしばらくして連合軍により設定されていた遠洋漁業の制限が解除されると、気仙沼は北洋漁業やまぐろ延縄漁の基地として活況の時期を迎えます。

長い漁から帰った船員たちが口にしたいものは何よりお肉でした。この頃、食べ方がわからずに捨てられていた豚のホルモンの処理と味付け方法を工夫し、提供するお店が登場。安価であることに加えて、味噌とニンニクで味付けされたパンチの効いた味が漁師の胃袋をつかみ、港周辺で大人気に。やがて家庭でも食べられるようになり、市民のソウルフードとして定着したそうです。

気仙沼はここにあります

気仙沼市は宮城県北東部、三陸海岸の一部に面しています。リアス式海岸が特徴的なエリアで、唐桑半島と岩井崎の間では海岸線が深く入り組み、波が穏やかな気仙沼湾を作っています。

この穏やかな湾には森の養分が大川から流れ込み、豊富な栄養を蓄えた豊かな漁場になっています。牡蠣やワカメの養殖が盛んに行われていて、気仙沼を代表する名産品となっており、流通のほかにも観光客を呼ぶ大切な資源になっています。

また、沿岸漁業や養殖漁業、三陸沖での沖合漁業や、世界の海を対象にした遠洋漁業の基地としての役割も果たしており、観光客に加えて漁業・水産関係者の往来も多い街でもあります。

三陸沖を流れる黒潮の影響により冬は比較的温暖な気候ですが、夏はやませの影響で冷涼な気候になっています。

気仙沼ホルモンのポイント

気仙沼ホルモン ほんちゃん みそ塩食べ比べ 合計4パック【気仙沼ソウルフード】

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気仙沼の「ソウルフード」気仙沼ホルモン。看板製品のみそにんにく味と塩味の食べ比べセットです。

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気仙沼ホルモンが、他の地域のホルモン焼きと違う点が3つあげられます。

まず、味付けが味噌ニンニクであること。ホルモン焼きは塩やタレなどの味付けが一般的ですが、気仙沼ホルモンは味噌とにんにくで味付けされています。これは気仙沼独自のものとのこと。プルプルのホルモンにみそのコクとにんにくのアクセントを追加。想像するだけでご飯が欲しくなってきます。

そして、使うのが生の豚ホルモンであること。気仙沼ホルモンは、豚の生のモツを味噌ニンニクだれに漬け込んで焼いて食べます。多くの地域で、ホルモンはゆでたものを食べるのが一般的ですが、気仙沼では生のホルモンを焼いて食べるのが昔からの伝統だそうです。

最後に千切りキャベツにウスターソースをかけたものを一緒に食べること。キャベツのシャキシャキ感とホルモンの食感、そして香ばしい味噌ニンニクの味付けを受け止めるのに最適な組み合わせ。もともと野菜不足になりがちな漁船員のために付け合せたと言われていますが、今では欠かせないポイントになっています。千切りキャベツを小皿にとり、そこにウスターソースやしょうゆをかけてホルモンと一緒に食べます。

街のシンボルへ

近年、地域おこしの一環としてB級グルメを紹介する動きが各地で高まっています。気仙沼でも人気ホルモン店のマップを作成するなど、市外からの訪問客増加を目標に売り込みを行ってきました。

実際に訪問客が増え始めた矢先、震災後の津波により市街は大きな被害を受けてしまいました。しかし、苦難を乗り越えて営業を再開したお店もたくさんあり、市民を勇気づけています。

気仙沼に暮らす人々の活力の源、気仙沼ホルモン。市民の心に根付く、このソウルフードを一度味わってみてはいかがでしょうか。


気仙沼ホルモンが味わえる!ふるさと納税返礼品情報

気仙沼ホルモン ほんちゃん みそ塩食べ比べ 合計4パック【気仙沼ソウルフード】

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気仙沼の「ソウルフード」気仙沼ホルモン。看板製品のみそにんにく味と塩味の食べ比べセットです。

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お礼品の内容・特徴

気仙沼の「ソウルフード」気仙沼ホルモン。炭火で焼いたホルモンに山盛りの千切りキャベツを添えて食べるのが気仙沼流です。ビールとご飯に合いすぎて箸が止まらなくなります!

ミートよねくらの看板製品である「気仙沼ホルモンほんちゃん(みそ味)」は、宮城・岩手で生産された上質の原材料とミートよねくら独自の製法でコクのあるおいしさに仕上げました。特にミートよねくらのホルモンはレバーなど、いろんな部位がゴロゴロ入って一度に楽しめるのが特長です。秘伝の味噌ニンニクたれは一度食べたら忘れられない味わいです!こちらはみそ味・しお味のセットでそれぞれ500gと300gの合計4パックになっております。
ぜひ食べ比べていただきミートよねくらのこだわりの味をご堪能ください。 

■生産者の声 
昭和42年の創業以来、食肉一筋に旨さを求めてきました。これからも引き継いで参ります。 
先の震災により壊滅的なダメージを受けましたが、皆様のご支援によりここまでくる事ができました。
今後も皆様の期待に応えられるように頑張って参ります。 

■内容量/製造地 
気仙沼ホルモンほんちゃん みそ味(500g) × 1パック
気仙沼ホルモンほんちゃん みそ味(300g) × 1パック
気仙沼ホルモンほんちゃん しお味(500g) × 1パック
気仙沼ホルモンほんちゃん しお味(300g) × 1パック
製造地:すべて宮城県気仙沼市

ザ・ご当地検定の問題

Q. 宮城県のご当地グルメ「気仙沼ホルモン」に使われるのは何のホルモン?

A.豚

Q. 宮城県のご当地グルメ「気仙沼ホルモン」に欠かせない野菜は?

A.キャベツ