一度聞いたら忘れられない!忍者の形をしたさつま芋たっぷりの三重土産とは?

三重県の赤目には、一度聞いたら忘れられないユニークな名前の名物があります。小さなお土産店で売られているまんじゅうですが、日によっては行列ができることもあります。今回はその人気のまんじゅうを紹介します。

へこきまんじゅうとは

へこきまんじゅうは、三重県の赤目四十八滝の前の「たまきや」で売られているまんじゅうで、お土産として高い人気を誇ります。蒸したサツマイモを練って焼き上げたまんじゅうで、素朴な甘さがクセになります。オリジナルキャラクターの忍者福笑門の形で焼かれているのが特徴です。
へこきまんじゅうには、サツマイモ生地のみの元祖へこきまんじゅうのほか、粒あん入りの金へこき、抹茶あん入りのへこきっ茶、リンゴ入りのへこき姫、クリームチーズとクランベリー入りのへこきちなど、色々な味があります。へこき姫とへこきちはまんじゅうというよりは和風スイーツで、若い人にもおすすめです。

へこきまんじゅうの美味しい食べ方は、焼き立てが一番だと思われがちですが、電子レンジやオーブンで温めてもおいしく食べられます。電子レンジで温めるとふんわりやわらかに、オーブンで焼くとカリッとこおばしくなるほか、リンゴ入りやクリームチーズ入りのへこきまんじゅうは冷やして食べるのもおすすめです。1つずつラップで包んで冷凍すると1カ月ほど保存できるので、たくさん買って冷凍し、少しずつ食べるのも良いでしょう。

へこきまんじゅうの由来

へこきまんじゅうは、三重県の赤目四十八滝の前のお土産屋「たまきや」のお嫁さんが、赤目滝に来るお客さんがホッとできるお土産を作りたいという気持ちから、試行錯誤の末に作られました。出来上がったまんじゅうを旦那さんに食べてもらったところ、ブッとおならが出たため「へこきまんじゅう」という名になりました。サツマイモを食べるとおならが出るうえに、みんなが笑顔になれるネーミングなので評判になり、人気のお土産になったのです。

へこきまんじゅうは赤目滝の本店で購入できるほか、全国各地で出張販売されています。出張のロケーションは毎月「たまきや」のホームページに記載されるので、三重県まで出向くことができない人は近所に出張販売に来た際に購入すると良いでしょう。また、通信販売も行っているため、全国どこに住んでいても購入することができます。

三重県赤目滝の観光スポット

へこきまんじゅうの生まれ故郷である三重県名張市赤目町には、平成の名水百選や日本の滝100選に選ばれている赤目四十八滝など、豊かな自然を体感できる観光スポットがたくさんあります。赤目四十八滝は清らかな川の流れと深い森の中、四季折々の自然と美しい滝を堪能することができます。滝を観賞できる4キロにわたる回遊路が作られており、マイナスイオンを感じながら散策が楽しめるでしょう。日本不動三体仏の一つに数えられる赤目不動尊が安置される延寿院もあるので、参拝することもできます。

また、赤目滝周辺は伊賀忍者の祖である百地三太夫の修業の場としても知られており、多くの忍者が排出されました。観光スポットとして忍者修行の里があり、手裏剣修行や水ぐも修行など、忍者修行を体験することもできます。
そのほかにも、断崖の絶景が続く香落渓やブラックバスのルアーフィッシングが楽しめる青蓮寺湖など、自然あふれるスポットが豊富です。隠れ家的な温泉宿も多いので、都会の喧騒から離れてゆっくり骨休めができます。へこきまんじゅうを片手に、色々な観光スポットを巡ってみると良いでしょう。

ユニークな名前で存在感抜群の「へこきまんじゅう」

へこきまんじゅうは、食べるとおならが出たことが由来というストレートなネーミングがユニークですね。一度聞いたら忘れられない名前で、存在感も抜群です。三重県に旅行した際には、へこきまんじゅうを食べてみてはいかがでしょう。

ザ・ご当地検定の問題

Q. 一度聞いたら忘れられない三重県のお土産。忍者の形をしたさつま芋たっぷりの和風スイーツといえば?

A.へこきまんじゅう