お土産として人気がある、さくら煮にしたタコが一匹まるごと入った天草の名物は?

熊本県の天草は、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産の1つとして世界文化遺産に認定された地ですが、そこのグルメと言われてもピンとこない方が多いのではないでしょうか。でも、おいしくてインパクト大なご当地グルメがあるのです!

煮物なのに「たこステーキ」

天草はタコの水揚げ量が多く、マダコ漁が最盛期を迎える夏には「天草ありあけタコ街道」と命名された国道324号沿いに、8本足を広げた干しダコが街道沿いの海岸に多く見られ、天草の夏の風物詩となっています。その天草の名物「たこステーキ」は、タコ1匹を丸ごと軟らかく煮た料理で郷土料理として古くからお祝いの席で食べられてきました。ナイフとフォークで食べるので「ステーキ」とされ、ホテルや民宿、道の駅で提供されています。

丸ごとおいしい、たこステーキ

「明石のタコ」のご先祖とも言われる天草産の真ダコのプリプリの食感を残しつつ、甘辛いしょうゆの味はしっかりと染みて、一口食べればその柔らかさにびっくりします。そのまま食べても、また刻んでごはんに混ぜてもおいしく、お酒のつまみとしてもピッタリです。

車えびつかみ取り大会「あまくさエビリンピック」

天草で獲れる海の幸はタコだけではありません。天草は車えびの養殖で日本有数の水揚げ量を誇っています。毎年秋には天草市大矢野町の宮津海遊公園で、車えびつかみ取り大会「あまくさエビリンピック」が開催されます。これは、海岸の一部を網で仕切って新鮮な車えびを放流し、参加者でつかみ取った車えびの数を競うというもの。車えびを多くつかみ獲った入賞者には豪華な賞品がもらえ、さらに獲得した新鮮な車えびは、その場で調理にして食べることもでき、持ち帰ることも可能です。年々参加者が増えていき、県内だけにとどまらず県外からも定員枠を大幅に超える申し込みがあるため、毎年抽選が行われているという人気イベントなのです。

見た目はグロテスクだけど、食べたらおいしいウツボも天草で食べられます

海のギャングとも呼ばれるウツボ。鋭い歯を持ち、ヘビのようにうねる体はいかにも凶暴そうで、食べられるのかと疑問ですが、厚い皮にはゼラチン質を多く含み旨味があり、美肌効果も期待できるコラーゲンもたっぷり。ウツボの旬は11月から3月にかけてですが、旬のウツボは良質のタンパク質とカルシウムも豊富に含んでおり、つまりに身体にとってはいいことだらけ。しかも、おいしいのです。

フグ刺しのように皿に美しく盛りつけられた刺身は、ポン酢ともみじおろしでいただくと、「フグより美味しい」と言われるほど。他にも皮付きのまま切ったウツボを湯に入れ、一度沸騰させて冷水に通したものを酢みそでいただく「湯引き」や、味噌煮、唐揚げなどさまざまな料理で楽しめます。

長さ50cm!パンプキン「天草ロール」

天草には海の幸だけではなく、名物スイーツもあります。国道266号線沿いにあるケーキ工房「パンプキン」の「天草ロール」はその長さなんと50cm! フワフワの生地に巻かれたクリームもしつこくなく上品な甘さ。味もバリエーションは、プレーンからショコラ、塩キャラメル、抹茶と豊富にあります。季節のフルーツをふんだんに使用したプレミアムロールも華やかで、誕生日やお祝い事の時に大活躍だそう。天草ロールが50cmもあるのは、幸せが長く続くようにと作られたのだとか。50cmもあるなら、すぐにはなくならないだろうし、確かに幸せが長く続きますね。

ザ・ご当地検定の問題

Q. お土産として人気がある、さくら煮にしたタコが一匹まるごと入った天草の名物は?

A. たこステーキ