石川県七尾市などで生産されるかぼちゃを、ある花に似ていることから何という?

石川県の能登地方にある七尾市。温泉地としても知られる七尾市には、かぼちゃの特産品があるのを知っているでしょうか。関西地方では知名度の高いかぼちゃです。一体どういうかぼちゃなのか詳しく見ていきましょう。

能登の伝統的野菜!

小菊かぼちゃは日本かぼちゃの一種で、昭和40年頃に石川県七尾市で栽培されるようになりました。大きさは直径15cm程度と小型のかぼちゃで、上から見た姿が菊の花に似ていることが小菊かぼちゃという名前の由来です。地元の農家の方達が、排水対策をしたりパイプハウスでの立体栽培を行ったり、味や色づきを良くするための工夫を重ね栽培に成功しました。6月から8月にかけてが収穫時期で、適熟で収穫することで粘質が高くさわやかな風味のかぼちゃに仕上がります。味自体は淡白なかぼちゃなので、和食にも適したかぼちゃです。石川県だけでなく関西方面にも出荷され、老舗の割烹料理店などでも提供されています。ビタミンCやカロテンなど、栄養素が豊富に含まれているのも小菊かぼちゃの特徴です。

小菊かぼちゃのおすすめレシピはある?

小菊かぼちゃは上品な甘さが特徴のかぼちゃです。また肉質がしっかりしているので、煮物にして食べるのがおすすめです。まず小菊かぼちゃを一口大に切ります。切ったかぼちゃと砂糖を鍋に入れて軽く混ぜたら、30分ほど放置してください。これは煮崩れを防止するためです。そこに水と醤油、酒、みりんを入れて沸騰させたら、中火にして10分ほどコトコト煮込みます。煮汁が少し残る程度まで煮込んだら火を止めて10分放置すれば完成です。かぼちゃは面取りしておくと煮崩れしにくくなります。もし硬くて切りにくい場合は、少しレンジで温めておくと柔らかくなって簡単に切ることができます。

手軽にかぼちゃ料理を作りたい方には、レンジを使ったレシピもおすすめです。クリームチーズと小菊かぼちゃを使って、簡単にオシャレなサラダが作れます。まず、クリームチーズは常温に戻して柔らかくしておきましょう。小菊かぼちゃをシリコンスチーマーや耐熱容器に入れて、4分ほど加熱します。この時かぼちゃは一口大に切っておいてください。竹串がスッと刺さる程度に柔らかくなったらレンジから取り出し、クリームチーズと黒胡椒を加えて和えます。これを冷蔵庫で冷やせば、クリームチーズとかぼちゃのサラダの完成です。ちょっとおかずが足りない時、ささっと作れるので試してみてください。

七尾市のおすすめ観光スポット!

和倉温泉駅からバスに乗って30分ほどの場所にある、のどじま臨海公園水族館。約500種類、4万点以上の生き物を飼育している水族館で、様々な魚達の姿を観察することができます。中でも人気なのがジンベエザメです。ジンベエザメ館というゾーンがあり、そこでは10mを超えるジンベエザメをガラス越しに見ることができます。他にもアシカショーやイルカショーが開催され、大人から子供まで多くの観光客が訪れます。イルカとの触れ合いイベントも開催されており、海の生き物達と触れ合えるスポットとしても人気です。

能登島ガラス工房は、能登島ガラス美術館に隣接しているスポットで、とんぼ玉のガラス体験ができます。他にもジュエリーや吹きガラスなど、様々なガラス制作体験ができ、家族連れやカップルに人気があります。工房の隣には可愛い小物やアクセサリーが購入できるショップがあり、七尾市ならではの観光土産が購入できます。七尾市に訪れた時は、ここで思い出の品を買って帰るのもよいでしょう。制作体験は予約制なので、事前に電話して問い合わせてみましょう。

小菊かぼちゃを色々な料理で味わおう!

小菊かぼちゃは、栄養豊富で上品な味わいのかぼちゃです。割烹料理店でも使われるほど、色々な料理で美味しく食べることができます。煮物やサラダ、コロッケなど様々な料理にぴったり合う食材なので、自分なりの食べ方で楽しんでみてください。

ザ・ご当地検定の問題

Q. 石川県七尾市などで生産されるかぼちゃを、ある花に似ていることから何という?

A. 小菊かぼちゃ

Q. ジンベエザメが飼育されている、石川県七尾市の水族館は?

A. のどじま臨海公園水族館