木更津の名産品を使った、海ほたるパーキングエリアの名物である中華まんとは?

ドライブの楽しみのひとつと言えばご当地グルメですね。東京湾に浮かぶパーキングエリアの海ほたるには、ここでしか食べられない中華まんがあります。今回はこの中華まんをご紹介します。

木更津の名産品を使った中華まん

海ほたるは飲食店が充実していて、あれもこれも食べたいと目移りしてしまいますが、一度は食べたいのが「あさりや」の「あさりまん」です。なぜなら、あさりまんは、絶品のおいしさなのに、通販での取り扱いもなければ、特別なイベント以外はよそでの出店販売も行わないという、まさに「海ほたるでしか食べられない」商品だからです。そのようなストイックな販売形態とおいしさが相まって、あさりまんは、土日や行楽シーズンは行列が出来るほどの人気商品で、これまでに何度もメディアで取り上げられています。

あさりまんは、その名の通りあさりが入った中華まんです。もちもちの皮には、千葉県木更津の名産であるあさりを筆頭に、国産のジューシーな豚肉、そして春雨、タケノコ、キクラゲなどの入った中華風あんが一体となって包まれています。そして一般的な中華まんよりも大ぶりなのに、ぎっしりと具がつまっていて期待を裏切りません。とても食べ応えがありますが、それでいて、あさりの旨みに夢中になっているうちにペロリと完食してしまうという満足度の高い食べ物です。ちなみに、皮がもちもちなのには秘密があって、米粉が配合されているからだそうです。

人気商品というだけあって店頭では売り切れになってしまうこともあるようですが、そんなときの救いとなるのが、お持ち帰り用の冷凍商品「あさりまんパック」です。冷凍では店頭で食べるのと味が違ってしまうのではと心配な方もいるかもしれませんが、レンジで温めたものでもおいしいと評判です。海ほたるのお土産コーナーでも販売されています。

木更津といえば海の幸ですので、あさりまんはアクアラインの真ん中で食べるのにふさわしいグルメではないでしょうか。木更津へ向かう人は予習として、川崎へ向かう人は木更津の思い出として、あさりまんで一息入れてみてください。

車がなくても食べに行けます、あさりまん

海ほたるはパーキングエリアなので、「車がないので、あさりまんを食べられない」と嘆いている方もいるかもしれませんが、バスでも行けますのでご安心ください。川崎駅や木更津駅から、東京湾アクアライン高速バス(小湊鐵道株式会社)でアクセスできます。「海ほたる」の公式サイトの「アクセス」からも情報が見られますのでチェックしてみてくださいね。

海ほたるのように360度を海に囲まれたパーキングエリアは、世界でも珍しいそうです。川崎から海ほたるまでは海底トンネルで繋がっているので海上には道路が無く、展望デッキからの風景は、海に浮かんでいるかのような開放感で絶景です。デッキから海を見ていると、まるで船旅をしているような心地になります。

そして展望デッキだけではなく地上階にも見所があります。1階駐車場の奥にあるモニュメント、「カッターフェイス」は壮観です。このモニュメントは海底トンネルを掘り進んだ掘削機の刃先を復元したもので、直径が14.14メートルという、掘削機としては当時世界最大級のサイズだそうです。その巨大さからも、アクアラインの開設が壮大なプロジェクトだったことが伝わってきます。

このように、グルメも絶景も観光も楽しめる海ほたるですので、ドライブが好きな人もそうでない人も、ぜひ訪れてみてください。2019年4月20日にリニューアルして、ますます魅力にあふれるスポットになっていますよ。

あさりまんと絶景で、目も心も胃袋も満足

海ほたるは魅力たっぷりのパーキングエリアなので、どこかへドライブするついでに立ち寄るのではなく、海ほたるそのものを目的に行ってみるのもよいのではないでしょうか。ぜひ「あさりまん」を食べに出かけてみてください。

ザ・ご当地検定の問題

Q. 木更津の名産品を使った、海ほたるパーキングエリアの名物である中華まんは?

A.あさりまん