青森の珍味「横浜なまこ」は、一年のうちいつとれる?

青森県横浜町のなまこ漁は制限があり、原則3日間しかなまこ漁を行うことが出来ません。そんな貴重ななまこはブランド化しており「横浜なまこ」と呼びます。横浜なまこには一体どのような特徴があるのかなど紹介していきます。

横浜なまことは

横浜なまことは、青森県横浜町でとれたなまこのことで「なまこ」としては全国で初となる地域団体商標に登録されています。横浜町のなまこ漁は制限がかけられており、特別な場合を除き基本的には年末の3日間しかなまこ漁を行うことが出来ません。したがって、年末年始の一定の時期しか味わうことが出来ない貴重ななまこで、ブランドなまこと言えます。年末の3日間しかなまこ漁を行えない理由としては、非常に貴重ななまこであるがゆえに資源保護のためとされています。3日間行えると言っても3日フルになまこ漁を行えるわけではなく、1回のなまこ漁で1時間程度しか行ってはいけないという時間制限もありますので、1年で3時間しかなまこ漁は行えないということです。

横浜なまこが普通のなまこと違う最大の特徴と言えるのがその身の柔らかさです。一般的になまこと言うと、弾力のある食感のイメージが強いですが、横浜なまこは柔らかいので歯が弱いお年寄りなどでも食べやすくなっています。横浜なまこは生でも食べられる貴重ななまこです。横浜なまこはただでさえ柔らかいのが特徴ですが、なまこは小さければ小さいほど柔らかいという特徴があるため通常より一回り小さいなまこを生食用とし、大きいサイズのものは加工品用にするなどこだわられています。ヘルシーかつ食べやすいということで、健康志向な人からも注目されている食材です。

横浜なまこがなぜ柔らかいのかは、横浜町の漁場による影響が大きいとされています。横浜町の漁場には石場が集まっている場所があり、その石場の集まったあたりは比較的穏やかな環境なのです。横浜なまこはそんな穏やかな環境で育ったため、身が固くならずになっているのです。また、なまこは大きく育つと深場に移動していくのですが、横浜町の海域は遠浅になっています。したがって、浅い海域に住む小さめのなまこを水揚げすることが出来るので、ただでさえ柔らかい横浜なまこですが更に柔らかい小さいサイズのものを水揚げしやすいということです。

横浜なまこを食べる方法

食べる方法ですが、横浜なまこは年末に行われたなまこ漁でとれたなまこしかありません。したがって、横浜なまこを食べられるのはなまこ漁が行われた後の年末年始がメインです。インターネットなどでも活なまことして生きたまま海水に入れられたなまこを限定で購入することは可能ですが、自分自身で捌かなければならないので慣れていない人にとっては少々ハードルが高いかもしれません。また、新鮮なうちに調理しなければいけないので、配送日指定が不可だったり配送に3日以上かかったりする地域へは配送を行ってくれないケースも多いです。

新鮮な横浜なまこを食べるのであれば、やはり現地に訪れるのが一番でしょう。毎年「横浜なまこフェア」という道の駅にあるレストランなどでイベントも開催されています。横浜なまこをたっぷり使用した丼を筆頭に様々な料理が提供されており、地元の人はもちろん遠方からも横浜なまこを求めて多くの人が訪れています。

横浜町の観光

横浜なまこで有名な横浜町は、横浜なまこだけでなく菜の花でも有名なエリアです。作付け面積全国第2位であり、町のシンボルとして5月には菜の花に関したイベントが多数行われ多くの観光客が訪れます。青森県の天然記念物に指定されているゲンジボタルも有名で、春は菜の花、夏は海水浴とホタル、冬は横浜なまこと1年中楽しめるエリアです。

貴重な横浜なまこを食べに行こう

横浜なまこは生で食べることが出来る貴重で柔らかく美味しいなまことして知られています。横浜なまこはほんの僅かな期間許されたなまこ漁でしかとることが出来ない貴重な食材なので、シーズンになったら訪れてみてはいかがでしょうか。

ザ・ご当地検定の問題

Q. 青森の珍味「横浜なまこ」がとれる貴重な時期は?

A.年末