ご当地飲料「ジャッツ タッコーラ」が普及している「田子町」は何県の町?

田子町(たっこちょう)という町は、世界各地のニンニク名産地と盛んに交流するほどニンニク作りに力を入れています。そんな田子町が生んだご当地飲料、今では人気YouTuberが取り上げるなど話題になっているコーラを紹介します。

ニンニクで国際交流している協会のスタッフが開発

ジャッツ タッコーラとは、ずばりニンニク入りのコーラです。田子町のニンニクは肉厚ジューシーで甘みもあるのが特徴とはいえ、いくら何でもスイーツやドリンクとの組み合わせはご法度なイメージがあります。それを思い切って、子供から大人まで幅広い年代に親しまれているコーラに注入してしまうとは斬新です。ニンニク入りコーラを実現したのは、田子町でニンニク国際交流をおこなっている協会の女性スタッフ。ショウガ入りのソーダ、ジンジャーエールがあるのだからニンニク入りのコーラがあってもいいじゃないかというのが開発のきっかけだといいます。

イタリアや韓国など、世界各国のニンニク名産地と国際交流を育んできた青森県田子町。ニンニク大使ガーリッククイーンまで活躍するアメリカのギルロイ市とも姉妹都市宣言をしています。世界中で愛されているコーラですが、発明されたのがアメリカとあってギルロイ市との交流はジャッツ タッコーラ誕生に多くのヒントを与えたようです。日本離れしたというか、青森離れしたボトルパッケージも、海外まで視野に入れたようなデザインに仕上がっています。人気YouTuberも動画で紹介しているほど興味を引く肝心の味は、ニンニクの後味が残るコーラという評価が多数です。

ガーリックセンターに行かずして田子町に行ったとは言えない?

青森県田子町の中心部にあるガーリックセンターには、ニンニク加工品が隙間なく並べられています。健康食品として有名になった、黒ニンニク。おつまみにも便利なニンニク入りツナ缶やお弁当に添えれば食欲をそそるニンニクふりかけなども、手頃です。お菓子類や生ニンニクも手に入る他、和洋中のニンニク料理を堪能できるレストランが併設。丸焼きニンニクやピザ、餃子、ラーメン、デザートにはニンニク入りソフトクリームも味わえます。もちろん、ご当地飲料のジャッツ タッコーラもお土産として販売。田子町まで行けない場合は、通販もしています。

実は、畜産やお米作りも盛んな田子町。ガリステごはんと呼ばれるご当地グルメも売り出しています。ガーリックセンターをはじめ、町内の飲食店で提供している統一メニューで、自分で焼けるガーリックステーキ、創作ニンニク料理のオードブル盛り合わせ、ガリステ寿司、ガーリックデザート、タッコーラが付いてくるフルセットです。ニオイが気になるという人も、ニオイ消しグミが付いてくるので安心してください。

ニンニクのためだけでも訪れたくなる田子町の魅力

青森県の最南部に位置する田子町は、縄文遺跡が多数出土するほどの古い歴史を持っています。アイヌ語で小高い丘という意味を持つタプコプが由来する田子という地名ですが、全国的にその名が知られるようになったのはやはりニンニクの威力によるものでしょう。星空日本一に輝いた高原やヤマツツジの群生が広がる森なども町の自慢ながら、ニンニクを食べるだけのために行っても楽しいのが田子町のスゴイところです。

青森県の無形民俗文化財に指定されている神楽や農作業のための伝統的な祭りも、田子町が誇る観光行事。ですが、にんにくまつりやニンニク収穫体験、グルメマラソンなどもおいしいものが好きな人には外せないイベントです。ニンニクの新たな魅力をこれでもかというほど発見できる田子町には、ニンニクオンリーの目的で訪問するのもおすすめなくらいです。

ニンニクのご当地飲料なら青森県田子町のジャッツ タッコーラ

常識を覆すニンニクパウダー入りの炭酸飲料ジャッツ タッコーラは、正直おいしいという声の多い青森県田子町の特産品です。ご当地飲料の名に恥じることのない、インパクト大のタッコーラ。コーラ好きなら、一度は飲んでみないとその味を語れないでしょう。

ザ・ご当地検定の問題

Q. ご当地飲料「ジャッツ タッコーラ」が普及している「田子町」はどこにある町?

A.青森県