秋田県の名産品「あきたこまち」といえば、何の品種?

秋田県といったらあきたこまちというイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。全国的な知名度も高く人気です。そんなあきたこまちについて、詳しく紹介していきます。

秋田県独自の品種「あきたこまち」

「あきたこまち」は、秋田県が5年以上掛けて独自に開発した品種です。秋田のお米と言えばあきたこまちと言われるほどの知名度があります。秋田県は寒さに弱いコシヒカリを作るのには適していなかったため、寒さに強いお米を作るという目的であきたこまちが開発されました。コシヒカリと寒さに強い奥羽292号という品種を掛けあわせることで、秋田県の気候に耐えうる品種の開発に成功しました。

あきたこまちの名前の由来になっているのが、三大美女の一人として知られる小野小町です。小野小町は平安時代に活躍した歌人ですが、彼女の生涯については分かっていないことも多く謎に包まれています。そんな小野小町ですが、秋田県にある湯沢市で生まれたのではないかという言い伝えがあります。それにちなんで、秋田県で作られたお米にあきたこまちという名前がつけられたのです。

あきたこまちは、コシヒカリの味の良さをしっかりと引き継いでいます。粘り気があり香りがよく、日本人が親しみやすい味です。また、水分含有量が多いという特徴があり、炊いてから時間が経っても美味しく食べられるお米として人気があります。旨味や甘味があるだけでなく、バランスのとれたお米を探している方におすすめです。

あきたこまちを美味しく食べるための炊き方は?

ちょっと炊き方を工夫するだけで、あきたこまちをより美味しく食べることができます。秋田県の名産品あきたこまちを、新米で手に入れたらまずは保管方法に気を配りましょう。せっかくの新米も間違った保存方法で長期間保管しておくと劣化が進んでしまいます。パサパサになったり、ヌカ臭さが出たりすることがあるので注意しましょう。理想の保管方法は冷蔵庫です。冷蔵庫には他の食品も入っているので、臭いが移らないように密閉容器に移し替えて保管してください。あきたこまちはネットで簡単に注文できるので、なるべく少量ずつ購入したほうがよいです。少量ずつなら邪魔にならず、冷蔵庫での保管もしやすくなります。

実際お米を炊く時は、まず研ぐ作業が必要ですが、この時のポイントはお米を傷つけないようにすることです。あくまでお米の表面についているゴミやヌカを取り除くことが目的なので、ゴシゴシ何度も研ぐ必要はありません。また必要以上に時間をかけると、旨味が水に流れてしまうので注意しましょう。目安としては最初に大量の水をかけた後、2回から3回程度研げば大丈夫です。次に研いだお米を水につけるのですが、こだわりのある方は軟水のミネラルウォーターを使ってもよいでしょう。2時間程度お米を水に浸しておけば、モチモチした仕上がりになります。

水に浸したお米を炊飯器に入れて炊き上げるのですが、夏場は炊飯器のスイッチを押す前に、氷を少し入れておくことをおすすめします。お米が締まって、炊き上がりにハリが出ます。お米が炊き上がったらすぐに蓋を開けず、20分ほど蒸らすようにしましょう。蒸らしている間に、ご飯にハリが出てふっくら仕上がります。美味しいあきたこまちが炊けたら、自分が好きな食べ方で楽しんでみてください。あきたこまちは冷めても美味しいので、お弁当にしても美味しいですし、おにぎりや炒飯などどんなメニューにもぴったり合うお米なので色々な楽しみ方ができます。

あきたこまちで毎日のご飯が楽しみになる!

毎日ご飯を食べるなら、少しでも美味しいお米を使いたいですよね。あきたこまちは秋田県を代表する名産品ですし、人気のある品種です。秋田県に行かなくても、お取り寄せやネット通販で気軽に購入できるので、みなさんも試してみてください。

ザ・ご当地検定の問題

Q. 秋田県の名産品「あきたこまち」といえば、どんなものの種類?

A.米