仙台の人気土産「喜久福」ってどんなお菓子?

宮城県のお土産として知られているのが喜久福です。喜久福は全国的に人気が高く、お取り寄せグルメとしても有名です。ここでは、喜久福の魅力や特徴についてまとめてみました。

喜久福はお茶の井ケ田の人気商品

喜久福は、宮城県仙台市に本社を置くお茶の井ケ田が販売している商品です。クリーム大福である喜久福は数々の雑誌に取り上げられている人気商品で、2005年ごろからはもらって嬉しい仙台のお土産品として一躍注目を浴びるようになりました。ちなみに、このスイーツは宮城県出身のお笑いコンビ・サンドウィッチマンのお気に入りとしても有名です。喜久福を販売しているお茶の井ケ田は宮城の製茶店の老舗として知られています。

お茶の井ケ田の関連会社である井ケ田製茶株式会社は大正9年の創業で、創業者である井ヶ田周治は地元の農家と契約して品質重視のお茶づくりに力を注ぐようになりました。喜久福は、仙台市青葉区にあるお茶の井ケ田一番町本店やグループ店である喜久水庵各店で販売されています。喜久水庵は宮城県内だけでなく、東北各県や東京都、神奈川県にも店舗を設けており、喜久福は関東地方でも比較的手に入りやすい商品です。ネットショップでも入手ができることから地元の人はもちろん、全国的に人気のスイーツになっています。

素材にこだわったクリーム大福

喜久福のクリーム大福は、製茶店のこだわりを生かして作られています。宇治の抹茶や山形県産のずんだ、宮城県産のみやこがねなどが使われており、素材にもこだわるのがお店の方針です。喜久福は、ふっくらとした餅の中にさまざまなフィリングが包まれています。例えば、人気が高い抹茶やほうじ茶の場合、こし餡の中に抹茶やほうじ茶を使ったクリームが入っています。また、ずんだの場合は、ずんだ餡に生クリームが包まれているのが特徴です。いずれのタイプもクリームと餡との絶妙なテイストが楽しめるのが人気の理由になっています。

喜久福に使われている小豆やずんだはタンパク質や繊維質が豊富で、甘さ控えめでヘルシーなところも注目されています。地元の宮城でも「テイストが上品」や「クリームと餡のコンビネーションが絶妙」などの評判を得ています。喜久福は、半解凍で食べるとまた違ったテイストが味わえるのも魅力です。お店では、喜久福オリジナルのストラップなども販売しています。

歴史ある東北の県「宮城県」

東北地方の1県である宮城県は、戦国大名の伊達政宗が活躍した地としても知られています。仙台駅は東北新幹線や東北本線の主要駅の1つで、東北自動車道などの道路交通網も完備されており、東京や青森方面からもアクセスしやすい立地にあります。宮城県は、エリアによって気候に違いがあるのが特徴です。山間部は冬に雪が多く降りますが、南側は比較的温暖で年間を通じて過ごしやすい傾向があります。宮城県の観光スポットとして有名なのが、宮城郡松島町にある瑞巌寺です。国宝に指定された瑞巌寺は伊達政宗とも縁が深いお寺です。

伊達政宗の陣中食として知られる仙台味噌などは、地域名物の1つに数えられています。宮城県出身の有名人として挙げられるのが、俳優の菅原文太さんや鈴木京香さん、フィギュアスケートの羽生結弦選手です。東京都のJR池袋駅から歩いて約2分の場所には、宮城県のアンテナショップ「宮城ふるさとプラザ」があり、喜久福はこちらでも購入可能です。宮城県は「仙台弁こけし」や「むすび丸」などのゆるキャラがあることでも有名です。

宮城県の魅力をチェックすれば喜久福も一層味わい深くなる

喜久福はその美味しさから全国にファンがいる名菓です。お土産に渡せば、きっと喜ばれるでしょう。宮城県は観光名所も多く食べ物もおいしいため、旅行に最適の場所です。宮城に訪れた際は様々な特産品とともに、是非喜久福も味わってみてください。

ザ・ご当地検定の問題

Q. 仙台の人気お土産「喜久福」とは、どんなお菓子のことでしょう?

A.クリーム大福