贈答品として人気!魚のすり身を用いた京都府舞鶴のブランドは?

今回は魚のすり身を用いた京都府舞鶴のブランドを紹介します。その特産品の特徴などはもちろん、京都府の観光スポットなども一緒に紹介します。

舞鶴近海で獲れた鮮魚のすり身を使用

「舞鶴かまぼこ」は、2006年に特許庁の地域団体商標を取得した京都府舞鶴市の特産品です。シログチやトビウオなど舞鶴近海で獲れた鮮魚のすり身が使用されています。地元のかまぼこ協同組合によって厳正に検査され、合格した原料のみが使われており、常に高品質なものが提供されています。舞鶴かまぼこ独自のコシを生み出すために、45度で30~40分蒸す「すわり」と、80度で30~40分蒸す「本蒸し」という2段階の蒸し上げ方法によって作られています。地元の人たちからは故郷のかまぼことして長年愛されている他、舞鶴へ訪れた観光客のお土産品としても人気があります。

ぷりぷりとした食感と魚の風味が楽しめるのが舞鶴かまぼこの特徴であり、ちらし寿司や茶碗蒸しといった料理に用いると、彩りを添えてくれます。舞鶴かまぼこを販売している店舗の中には紅白の染め分け板だけでなく、焼板の舞鶴かまぼこも提供しています。蒸した後に表面を焼くという作り方で、香ばしい出来上がりとなっており、夏になると人気が高まります。魚の旨味が引き出されており、甘さ控えめなかまぼこなので、日本酒との相性も良いと評価されています。舞鶴かまぼこは、地元のかまぼこ協同組合や商店のWEBサイトからも購入する事ができます。

一方、かまぼこは栄養価の高い食材であるとも言われています。魚のすり身が使われているので、質の良いたんぱく質が豊富に含まれています。タンパク質は筋肉や血液を作る上では必要不可欠な成分で、肌や髪を健康に保ってくれる効果があります。またかまぼこには血液をサラサラにする効果があり、脳の働きを活性化させてくれるDHAも多く含まれています。さらにサラサラな血液を維持するのに有効な栄養素と言われているEPAも豊富に含まれており、脳梗塞や脳血栓といった生活習慣病に対する予防効果も期待できます。他にもかまぼこには骨や筋肉の発達、骨粗鬆症の予防効果があるカルシウムも多く含まれています。

京都府は魅力的な観光スポットや特産品が多数

舞鶴かまぼこが特産品となっている京都府には、魅力ある観光スポットも数多くあり、その一つが伏見稲荷大社です。商売繁盛や家内安全、交通安全など様々なご利益があると言われている事から、国内だけでなく海外からも多くの観光客が訪れています。最大の特徴は多くの鮮やかな朱色の鳥居が並んでいる千本鳥居です。また京都府には、学問の神様として知られている菅原道真が祀られている北野天満宮があります。2~3月の時期には多くの梅の花が満開となり、多くの観光客で賑わいます。また受験シーズンになると合格祈願をするために、全国から受験生がお参りに来る事でも有名な場所となっています。

一方、京都府には様々な特産品もあり、その一つに挙げられるのが八つ橋で、江戸時代中期に誕生したと言われている歴史ある地元京都の名物です。使用される原料は基本的に米粉と砂糖、そして香り付けの「にっき」のみとなっているシンプルなお菓子です。特にいろんな味の餡が楽しめる生八ツ橋はお土産品として人気があります。また茶どころとして有名な宇治の抹茶がふんだんに使われている茶団子も人気のある特産品です。米粉がブレンドされており、お茶やコーヒーとの相性がとても良いと言われています。

舞鶴かまぼこを味わいながら京都観光を楽しもう!

舞鶴かまぼこは、地元で獲れた魚を使っており、独特な製法で作られている京都府の特産品です。また、かまぼこはDHAやEPAなど、健康に良い成分が多く含まれています。京都府を訪れた際は、舞鶴かまぼこを味わってみてはいかがでしょうか。

ザ・ご当地検定の問題

Q. 贈答品として人気があり、2006年には地域団体商標に認定された、魚のすり身を用いた京都府舞鶴のブランドは?

A.舞鶴かまぼこ

Q. 学問の神様「菅原道真」が祀られている、京都の神社は?

A.北野天満宮