旭川ラーメン、釧路ラーメン、札幌ラーメンといえばどこの都道府県のご当地ラーメン?

北旭川ラーメン、釧路ラーメン、札幌ラーメン、函館ラーメン。これらのラーメンは全国的にも有名ですが、この記事では改めて、それぞれの特徴と魅力を解説します。また、あわせて地域ごとの観光スポットなども紹介します。

札幌と函館のラーメン!&観光スポット!

まずは、北海道の大都会、札幌からです。札幌ラーメンは、味噌ラーメンだと思っている方も多いと思いますが、実は札幌のほとんどのラーメン店は、味噌味のほかに塩味、醤油味を用意しています。お客さんの好みによって何味かを選ぶことができるのも札幌ラーメンなのです。麺は、太めのちぢれ麺で水分の高い粘り強い麺で柔らかく、コシがあります。スープは豚骨をベースにした濃厚なものが主流で、味も濃く脂分も多いことから、具に野菜をたっぷり使うことが特徴です。とにかく栄養満点のラーメンなのです。札幌といえば、有名な時計台を始め、すすき野や円山動物園、クラーク博士の北海道大学など見どころがたくさんありますので、ラーメンの後の腹ごなしには、事欠きません。逆に名所を巡ってお腹を空かせてからのラーメンもいいかもしれませんね。

続いて函館へまいりましょう。函館ラーメンの歴史は古く、その起源は1844年との説もあり、そうであれば、日本最古ということになりますが確証はないようです。スープは豚骨や鶏ガラなどをベースにした出汁に塩だれを入れて作ります。透明感のある塩ラーメンの絶品スープになります。麺はやや細めのストレート麺を使います。具にはチャーシューに長ネギ、メンマ、ナルトといったオーソドックスなものに麩やホウレン草が入ることもあります。あっさりとした中にもコク深い味わいが函館ラーメンの特徴です。函館の街は、西洋建築が立ち並び、さながら外国へ来たような気分にしてくれます。そして、函館といえば何と言っても100万ドルの夜景です。函館山からの絶景を見てから函館ラーメンを食べるか、それとも食べてから見るか、それは、あなたの自由です。

まさに北海道!旭川と釧路のラーメン紹介!

旭川ラーメンは、イメージとしては醤油味が強いのではないでしょうか。しかし、旭川周辺のラーメン店では、味噌味も塩味も提供しています。スープは、魚介系と動物系のいわゆるダブルスープです。さらにラードを浮かべていることも多いです。これは、スープの温度を保つためであり、寒冷地ならではの工夫といえます。麺は低加水と呼ばれる水分の少ないもので、スープをよく吸うことが特徴です。また、旭川はラーメン店の多いことでも有名です。人口当たりのラーメン店の数は、全国2位となっています。旭川の有名観光スポットといえば旭川動物園でしょう。この日本で一番北にある動物園は、行動展示という手法で、自然に近い形の動物たちを見せてくれます。動物大好きの方にとっては、一度は行ってみたい場所なのではないでしょうか。動物たちと触れ合った後の旭川ラーメンは格別かもしれませんよ。

最後は釧路ラーメンです。スープは魚介系のあっさりとした醤油味で、細ちぢれ麺が特徴です。また、釧路ラーメンは麺に防腐剤や添加物を加えないことも大きな特徴です。そのため長期保存がきかず、土産物に向かないため、持ち帰りができません。また、同じ理由で他の地域にも流通しにくいのです。つまり釧路に行かなければ、なかなか食べられないラーメンなのです。釧路といえば阿寒湖や広大な釧路湿原をはじめ、雄大な自然が魅力です。大自然とともに地域の方のこだわりラーメンを堪能してはいかがでしょうか。

まだまだ深い北海道のラーメン!

北海道の四大ラーメンを紹介してきましたが、北海道のラーメンはもっともっとあります。その土壌は素晴らしい食材が豊富に存在する土地柄にあるのかもしれません。大きく広い北海道を美味しいラーメンを求めて歩いてみるのも楽しいのではないでしょうか。

ザ・ご当地検定の問題

Q.旭川ラーメン、釧路ラーメン、札幌ラーメンといえばどこの都道府県のご当地ラーメン?

A.北海道