北海道の『みよしの』で提供される名物料理とは?

北海道には名物料理と呼ばれるものが多数ありますが、その中でも道民に愛されている飲食店が「みよしの」です。今回は「みよしの」の名物料理について、その歴史と美味しさを詳しく解説していきます。

「みよしの」の歴史を知る

道民に愛されている「みよしの」は大正初期に狸小路で創業されました。最初は「美よし野」という名前でスタートし、1945年には狸小路2丁目で甘味処の営業も始めたのです。1967年には札幌市中央区に餃子専門店の「みよしの」を開業したのですが、この当時餃子の競合店はほとんどなく、どんどんチェーン店を増やすことができました。1970年代半ばになるとサラリーマンや学生などをターゲットとし、安価で美味しいと評判を得たのです。

1977年になると、名物料理の「みよしのカレー」を発売しました。カレーの上に餃子が乗っているスタイルがヒットし、みよしののぎょうざカレーはあっという間に人気メニューになったのです。現在もみよしののメニューで人気を誇っています。みよしのの店舗数はかなり多く、札幌だけに留まらず道内全域に店舗があることでも有名です。どこでも手軽に餃子を楽しむことができる上にテイクアウトも可能なので、幅広い世代に愛されています。

みよしのは、どのメニューもリーズナブルなことが売りでもあります。みよしのセットと呼ばれるメニューは餃子とカレーが別皿に乗っていて470円で食べることができますし、ぎょうざカレーは390円で食べられるのです。390円で美味しいカレーと餃子を食べられるのは、みよしのだけです。

自宅で簡単に食べられるチルドもある

みよしのの餃子は、1988年に株式会社テンフードサービスから「みよしのチルド餃子」が販売されました。スーパーなどで気軽に購入することができ、調理方法も簡単な為、自宅にいながらにしてみよしのの餃子を味わうことができるヒット商品になりました。道民の多くに愛される味として浸透しただけではなく、面倒な調理をせずに簡単に餃子が食べられることも人気の理由です。

自宅で自家製ぎょうざカレーを作って食べる人も増え、餃子とカレーの組み合わせが美味しいことが浸透したのです。今では、北海道の名物料理の一つとしてぎょうざカレーは存在しています。北海道には美味しい食べ物がたくさんありますが、その中でもみよしのの餃子は是非味わってもらいたい一つです。餃子はもちろんのこと、ぎょうざカレーもテイクアウトすることができるので、旅のお供にもおすすめです。また、チルドの餃子も12個入りで200円前後で購入することができますし、お土産として持ち帰るのも良いでしょう。

ローカルフードにも注目

北海道は食材の宝庫と言われています。新鮮な魚介類もあれば、広大な土地で育てられた農作物もあります。旅行先に人気の理由は観光地だけではなく、美味しいグルメがたくさんあるからなのです。ですが、実はローカルフードもかなり人気です。昨今では、スープカレーなども人気の一つになりましたし、富良野のオムカレーなども徐々に広がりを見せています。このように北海道の代表的なグルメだけではなく、ローカルフードにも注目しておくと、より北海道旅行を楽しいものにすることができるでしょう。

北海道は雄大な土地が多い地域です。自然が多く、のんびりした時間を過ごすことができます。日々に疲れた時、精神的に参った時などにおすすめの旅行先です。6月にはよさこいソーラン祭りが開催されますし、夏には大通公園でビアガーデンなども開催されます。どの季節に来ても楽しめる北海道で美味しいグルメを堪能しましょう。

道民に愛されるみよしのの餃子

みよしのの餃子はローカルフードとして道民に愛されています。その中でも画期的だったぎょうざカレーは、みよしのの名物料理になりました。餃子とカレーの相性が気になるという人は、北海道に食べに行ってみてはいかがでしょうか。

ザ・ご当地検定の問題

Q. 北海道の『みよしの』で提供される名物料理は?

A.ぎょうざカレー