平成24年、ダイコンの生産量全国1位の都道府県は?

全国のダイコンの生産量を都道府県別に見てみると、第3位は青森県、第2位は千葉県です。1位はどこなのでしょうか?「夏ダイコン」の生産量が、全国の都道府県の中でも非常に多い都道府県です。

夏ダイコンってどんなダイコン?

都道府県別でダイコンの生産量が全国1位の北海道ですが、その理由は「夏ダイコン」の生産量が多いことがあげられます。夏ダイコンの生産量だけで見てみると、全国第2位の青森県と比べ、ほぼ2倍の生産量があります。夏ダイコンとは、春の早いうちに種をまき、夏から秋にかけて収穫するダイコンのことをいいますが、通常のダイコンと比べ、やや小振りで、辛みがあります。用途としては、ダイコンおろしにして、蕎麦や魚と一緒に合わせて食べたり、煮物や漬物に使われます。

なお、北海道はダイコンの生産量だけでなく、作付面積、収穫量、出荷量も全国第1位で、このうち夏ダイコンは、作付面積で約4割、収穫量で約5割、収穫量も約5割と、北海道で生産されるダイコンのほぼ半分が夏ダイコンとなっています。また、北海道の中でも、帯広市は、作付面積、収穫量、出荷量ともに全国の市町村の中で第1位と圧倒的な生産量を誇っています。

帯広市へのアクセス

北海道の中でも、ダイコンの生産量が1位の帯広市は、十勝平野のほぼ真ん中に位置しており、帯広市の北部には、十勝川が流れています。関東から飛行機で行こうとした場合、羽田空港から、とかち帯広空港の便を利用した場合、約1時間30分で到着します。とかち帯広空港から帯広市内までは、バスの直通が運行されており、約40分で市内に到着します。札幌市内からJR北海道を利用する場合は、札幌から帯広まで、最短で2時間30分ほど時間がかかります。札幌から高速バスを利用した場合は、帯広まで3時間30分ほど、車の場合、道東自動車道を利用して3時間ほど時間を要します。

帯広市内周辺の観光スポット

北海道でダイコンの生産量第1位の帯広市内におけるおススメ観光スポットと言えば、緑ヶ丘公園です。約50ヘクタールの敷地面積という広大な公園の中には、木々や植物といった緑を楽しめる「みどりと花のセンター」があります。ここでは、緑化活動の普及や啓発活動が実施されているほか、緑に関する講習会や緑の健康診断員による木々や植物などの相談会が定期的に開催されています。

また、公園内には、博物館の機能と創造活動機能の両方を兼ね備えた複合施設・帯広百年記念館もあります。ここには、北海道ならではの、アイヌ民族文化情報センターも併設されており、北海道の歴史や文化を学ぶことができます。文化を学ぶという点では、北海道ゆかりの作家の作品や近代から現代までの版画などが展示されている北海道立帯広美術館も併設されています。

公園内で子どもたちに人気のある施設と言えば、おびひろ動物園です。北海道の中でも2番目にできた動物園で、約70種類もの動物が飼育されており、訪れる家族連れて賑わっています。また、子ども向けの遊具として、すべり台やジャングルジム、ブランコ、砂場などなど、子どもたちが1日中遊べる空間となっています。遊園地も併設されています。

子どもたちが遊べる空間だけでなく、大人が楽しめるスポーツ施設も充実しています。園内には、全部で18ホールからなる木立の広場パークゴルフコースをはじめ、テニスコートも3面あり、ゲートボール場が2面、そして、こちらは冬の時期だけになりますが、スケートリンクもあり、まさに老若男女が楽しめる公園となっています。

ダイコンを食べるなら、やはり生産量1位の北海道産

広大な土地で生産される北海道のダイコンは、全国都道府県で生産量1位。そして、帯広市のダイコンは、全国市町村で生産量1位とダイコンの生産量は、圧倒的に北海道が多く、また、それだけ全国に流通され、全国で広く親しまれ食されています。

ザ・ご当地検定の問題

Q. 平成24年、ダイコンの生産量1位の都道府県は?

A.北海道