北海道のかまぼこ屋『かま栄』の、スナック感覚で食べられる名物商品とは?

「かま栄」は北海道で有名なかまぼこ屋さんです。そのかま栄に、スナック感覚で食べられる名物商品があります。地元の人にも愛されており、大泉洋さんが番組内で絶賛したことでも有名です。その商品の魅力や、販売店について紹介します。

片手で持ってスナック感覚で食べられる

パンロールは、スケトウダラのすり身に豚肉と玉ねぎを加えて、暑さ5ミリの薄いパンで包んで揚げた食べ物です。パンロールはかま栄のオリジナル商品で、スナック感覚で食べられる名物をということで作り出されました。かま栄は、1905年(明治38年)創業の歴史あるかまぼこ屋さんで、そこの先代の佐藤公亮社長が1962年(昭和37年)にパンロールを発明しました。見た目は春巻きに少し似ており、片手で持てるので、食べ歩きにも適しています。北海道出身で俳優やタレント、作家や声優などさまざまな活動をしている大泉洋さんも、自身がレギュラー出演する番組内でパンロールを絶賛していたそうです。

パンロールは残念ながら北海道外への発送を行っていません。製品の特性から真空パックにすることができないため発送をしていないそうです。そのため、パンロールを手に入れるには、かま栄の販売店に行くしかありません。買ってから冷蔵庫に入れておけば3日間は持ちますが、パンのサクっとした食感を楽しむには、揚げたてを食べるのが一番です。お土産として持って帰ったなら、パンロールは冷めてしまい揚げたてのサクサク食感がなくなってしまいます。その場合、少しでも揚げたてに近い状態で食べるために、電子レンジである程度温めた後、オーブントースターで焦げない程度に焼く方法が公式HPで紹介されています。それでも揚げたてのおいしさにはかなわないので、北海道に行くならぜひその場で食べてみましょう。

揚げたてのパンロールが楽しめる販売店

パンロールの価格は、1本税込216円です。揚げたてのパンロールを楽しむことのできる販売店は、小樽市に4か所と札幌市のデパ地下(三越、丸井今井、大丸、東急)、札幌駅エスタ大食品街、新千歳空港店、サンピアザ店(新さっぽろ駅近く)にあります。小樽市にある販売店は、花園本店(小樽市花園1-8-2)、駅前第一ビル店(小樽駅前第一ビル1階)、駅前サンポート店(小樽駅前第二ビル地下1階)、工場直売店(小樽市堺町3-7)です。北海道内の合計11か所でパンロールを楽しむことができます。北海道旅行で行きたい観光地が決まっていたら、ぜひその近くの店舗に立ち寄ってみてください。札幌駅近くや新千歳空港でも販売しているので、移動の途中に食べてみるのもいいでしょう。

その中でも一番のおすすめは小樽市にある工場直売店です。小樽運河からかなり近く、歩いて行けるくらいの距離なので、小樽観光の途中に立ち寄ることができます。営業時間は9:00~19:00なので、小樽運河で夜景を楽しんだ後に行くこともできるでしょう。工場直売店にはカフェスペースが併設されており、揚げたてのパンロールを他のかまぼこ商品やドリンクと一緒にゆったり座って楽しむことができます。工場直売なので、おみやげ用にいろいろな種類のかまぼこ製品も売られています。さらに、ここでは工場見学も楽しめます。建物内に自由に見学できる通路があり、かまぼこやパンロールが作られる工程をガラス越しに見ることができます。見学は無料ででき、予約も必要ありません。ただし日付や時間帯によっては、作業が休みになっているので、公式HPで確認してから行くとよいでしょう。駐車場もあり、お会計の時にレジで駐車券に押印してもらえば、料金が1時間無料になります。

北海道の名物、かま栄のパンロールを現地で楽しもう

かま栄のパンロールは揚げたてが一番おいしいので、北海道旅行に行くならぜひ現地で味わってみてください。パンロールの販売店は北海道内に11か所ありますが、カフェスペースがあり工場見学もできる小樽市の工場直売店がおすすめです。

ザ・ご当地検定の問題

Q. 北海道の『かま栄』が販売している、テレビなどでもよく紹介される名物の名前は?

A.パンロール