福井県の特産品「敦賀ふぐ」は、フグの種類でいうと何?

福井県敦賀市の地元ブランド、敦賀ふぐを知っていますか?引き締まった食感がたまらないフグで地元民や観光客に大変人気のあるおすすめグルメです。ここでは敦賀ふぐに関する情報や敦賀市のことを紹介していきます。

福井県敦賀市はどんなエリア?

福井県敦賀市は県の南西部に位置するエリアです。日本海の敦賀湾と隣接しており、古くから漁業を中心に栄えてきました。昆布加工が盛んな市としても知られており、その生産量は国内で流通する昆布加工品の中で80パーセント以上を占めています。古くから様々な街道が行き来しており、日本海側の交通における重要拠点とされていました。敦賀港からは北海道行きのフェリーや韓国行きの貨物船が出航しており、海の交通面でも発展しています。

観光スポットとしては豊かな自然を生かしたものや歴史ある建造物が多くあり、その中でも気比松原は、虹の松原、三保の松原と並んで日本三大松原の一つとされています。夏になると海水浴場として利用されているので多くの人が集まりにぎやかです。花火大会や灯篭流しなどのイベントも開催されるのでその時期に行かれる方は参考にしてください。静かな観光がしたい場合には冬の時期がおすすめで、真っ白の雪化粧を施された松林と荒々しい日本海とのハーモニーは一見の価値ありです。

敦賀ふぐを知っていますか?

敦賀市の特産品である敦賀ふぐは若狭湾の豊かな自然環境を利用して育てられています。一般的な養殖のトラフグは天然物と比べると身の引き締まりに欠けるものが多いのですが、敦賀ふぐは海水温の低い敦賀の海で育てられているため身が程よく引き締まっています。稚魚から一年半、手間暇をかけて育てており、年間の出荷量は20万尾を超えるほどです。旬の期間は10月から3月で冬の観光の目玉として有名なグルメです。地元にも根付いており、学校給食として出されたこともあります。

食べ方としては、食感を楽しめる定番の刺身はもちろん、焼き物や揚げ物で食べてもその凝縮したうまみを楽しむことが出来ます。鍋物やひれ酒なども冬に時期には体が温まるのでおすすめです。トラフグは身の部分だけではなく皮や白子といった部分も食べることが出来るので、そのすべてを味わい尽くしたいという方はフルコースを頼むと良いでしょう。敦賀ふぐは冬の時期以外にも楽しむことが出来ます。店や旅館によっては夏ふぐを提供している場合もあるのでその時期に行かれる方は事前に確認や予約を入れておいてください。

敦賀ふぐが食べられる場所は?

特産品として有名な敦賀ふぐは敦賀市の多くの場所で提供されています。観光客が押し寄せる店や、地元民しか知らない穴場的な店など様々あるので行かれる際にはグルメ雑誌やグルメサイトを参考にしてみると良いでしょう。旅館やホテルなどの宿泊施設では冬の時期になると宿泊プランの目玉として用意されているので予算と相談して選んでください。

地理的や時間の問題で足を運ぶことが難しいという方はお取り寄せを検討してみてはいかがでしょう?身の引き締まった敦賀ふぐを自宅でも味わうことが出来ます。もちろん、ふぐ調理免許を持っている職人がさばいたものが届くため自分で作業する必要がありません。刺身もしっかりと切り分けられて盛り付けているので見た目にも豪華です。薬味やポン酢などの調味料や食べ方の説明書も同封されているので調理経験のない方でも安心して楽しむことが出来ます。価格もお手頃感があるのでちょっと贅沢したいときや、人が集まる際の目玉料理としておすすめです。

豊かな自然が生み出した敦賀ふぐを楽しもう

敦賀の海で育てられた敦賀ふぐは引き締まった食感が大きな特徴です。旬の時期になると観光の目玉として多くの人が訪れ、多くの専門店や旅館が活気づきます。お取り寄せを使えば調理済みのものが自宅に届くので興味のある方は試してみてください。

ザ・ご当地検定の問題

Q. 福井県の特産品「敦賀ふぐ」は、フグの種類でいうとどれにあたる?

A.トラフグ