平成20年、ワラビの生産量1位の都道府県とは?

楽しく採って、美味しくたべることができるワラビ!その魅力をたっぷりご紹介します。一見地味な食材ですが、健康効果や美容効果も期待できる優秀な食材なんです!

山菜の宝庫で手軽に山菜採り体験!

国内生産量第1位を誇る山形県のワラビは、春の山菜を代表する食材です。毎年5月から7月にかけてが天然ワラビの最盛期であり、県内外、全国各地から山菜採りを目的に、多くの方々が山形県を訪れます。ワラビは日当たりのよい野山の斜面に自生するので、山菜名人たちは各々が目当てにしている野山へ入ります。一方で、観光客には観光わらび園が人気です。山菜の宝庫と言われる小国町には12カ所の観光わらび園があり、手入れされた環境で、お手軽にワラビ採り体験を楽しむことが出来ます。施設により若干異なるようではありますが、入園料は一人2000円程度です。ワラビを採る際は、葉が開く前の先が丸くなっているものを選び、柔らかい部分から折ると良いそうです。注意しなくてはならないのが、採ったばかりのわらびはアクが強く毒性もあるので、そのままでは食べられないという点です。毒素を分解するために、重曹を入れた熱湯にひと晩漬けた後、水洗いしてから食べるようにしましょう。

絶品ワラビが食べられるお店のご紹介!

ワラビは香りにクセがなく、ぬめりがあるのが特徴の山菜です。山形県産のワラビは特にぬめりが強くかつ柔らかくて、上質な一級品ワラビであると言われています。ワラビ本来の風味を味わうには、おひたしや煮物、味噌汁やうどんの具、天ぷらなどにするのがおすすめの食べ方です。

美味しいワラビ料理を満喫できる老舗のお店が、山形県西川町にある出羽屋です。ここは日本で最初に山菜料理を確立したとも言われている、全国でも珍しい山菜料理に特化したお宿です。昭和4年に開業してから山菜一筋、地元の食材にこだわって料理を提供しています。西川で採れた山菜や川魚など「山のもの」をふんだんに使ったお料理は、まさにここでしか食べられないものばかりです。特に、鮮度が最も大切な山菜は、都会ではまず味わうことは出来ません。出羽屋の山菜料理は、どこか懐かしい田舎らしさがあり、ホッコリするような味を楽しむことが出来ます。お食事を楽しむだけの利用も出来ますし、ゆっくりと宿泊することも可能です。

ワラビの健康効果と美容効果!

山菜は、全般的に繊維質でカロリーが少なく、老廃物の排出を助け、便秘の解消にも役立つ食材として注目されています。特にワラビは、ビタミンB2が多く、低カロリーで糖質の低いヘルシーな山菜です。ビタミンB2という栄養素は、体内での炭水化物・脂質・タンパク質の代謝を促進してくれる働きがあります。特に脂質の分解に特化しているので、ダイエット効果を期待する人にはとてもオススメです。ビタミンB2の多い食材は、生活習慣病が気になる方や、育ち盛りのお子さんにも食べさせたい食材で、ワラビは高齢者から若者にいたるまで、みんなにメリットのある食材だと言えます。

また、ワラビに含まれるビタミンEは、抗酸化作用が強く、老化を防止する効果があると言われています。また血行促進効果もあり、肩こりや腰痛の緩和、さらに肌の血色を良くする作用まであり、女性には嬉しいことづくしのアンチエイジング効果に期待大!といった食材です。旅行中はついつい食べ過ぎてしまい、健康面を無視してしまいがちですが、山菜を楽しむ目的の山形旅行であれば、楽しみながらにして健康になれる!キレイになれる!そんな旅が実現するのではないでしょうか。

楽しみながら健康になれる!山形への旅に出掛けよう

都会では体験できない山菜採りや、現地でしか味わうことのできない新鮮な山菜料理を堪能することの出来る旅に、出掛けてはみませんか?楽しい体験と健康な食事で、身も心も元気になれる旅を、山形県で実現してみてはいかがでしょうか。

ザ・ご当地検定の問題

Q. 平成20年、ワラビの生産量1位の都道府県は?

A.山形県