多くのファンを持つラーメン店「ラーメン二郎」の本店があるのは東京都のどこ?

数ある東京都内のラーメン屋の中で、外せないのはラーメン二郎です。ラーメン二郎をこよなく愛するファンは「ジロリアン」との呼び名がついているほど、言わずと知れた人気店です。今回は、「二郎の聖地」である本店についてご紹介します。

ラーメン二郎とは?その特徴と基本的なルール

ラーメン好きなら、知らない人はいないといっても過言ではないほど有名なラーメン二郎。関東地方を中心に約40店舗を展開しています。ラーメン二郎で提供されるラーメンの最たる特徴は、圧倒的なボリュームです。極太麺にダイナミックな煮豚、麺が見えないほどに盛られたもやしとキャベツ…。そしてしょうゆ味のスープは脂ぎっしりでこれまたインパクト大。万人受けするわけではものの、一度食べると抜け出せなくなる方も多いクセになる味なのです。

基本的にどの店舗も行列必至で、20~30分は待ち時間があると考えておくのが無難です。店内に入る順番が近づいた段階で、食券を購入します。たいていの場合、並んでいる間に店員さんより麺のサイズ確認が行われます。このとき、「小」または「大」で答えます。

入店したら、セルフサービスで水を用意します。そしていよいよラーメン二郎独特のルールである「コール」の時間がやってきます。コールとは、トッピングを伝えることを指しており、にんにくを入れたいなら「ニンニク」、もやしとキャベツを増やしたいときには「ヤサイ」と言いましょう。食べ終われば、丼をカウンターの上に置き、自分でテーブルを布巾で拭いて退散します。店員さんのすることでは?と思うかもしれませんが、これぞラーメン二郎ならではのルールです。

ラーメン二郎三田本店の雰囲気とローカルルール

ラーメン二郎は創業約50年。さすがに、年季を感じる面はありますが、それでもきちんと清潔感が保たれています。席数は12席と少なく、子連れでの入店はやや難しいといえます。
客層は男性が多く、年代は若者から年配まで幅広いファンが連日訪れています。土地柄、平日は慶応大学生が多く、土日は全国各地からジロリアンが足を運んでいます。ラーメン二郎の総帥と呼ばれる創業者は終始柔和な雰囲気で、これこそが多くの人に愛される秘訣かと感心させられます。

三田本店のローカルルールとして最も注意しておきたいのが行列の並び方です。お店の隣には駐車場がありますが、ラーメン二郎とは無関係のものなので、列が伸びてもこの駐車場内に入らないように折り返すようにして並びます。このとき歩道に列をなす形になるので、迷惑にならないようくれぐれも広がらずに壁に沿ってください。
三田本店でも他店と同様に、入店前に店員さんが注文を聞きに来るスタイルを採用しています。水はセルフサービスの店舗が多い中、三田本店では店員さんが用意してくれます。ラーメン二郎定番のコールは、着丼寸前で行われます。その後の流れは他店と同じです。

ラーメン二郎三田本店のラーメンはどんな味?

実はラーメン二郎は、店舗によって味がさまざまです。ここでは東京都三田本店のラーメンについてご紹介します。まずは、スープ。こちらはしょうゆ味ががっつりと効いて、旨味が口の中に広がる鮮烈なうまさを感じられます。麺は柔らかめのいわゆるデロ麺で、特に後半はスープを吸い込んでよりデロデロした食感になりますが、この変化を好む人は多いです。ブタと呼ばれるチャーシューは程よく脂が乗っていて、食べ応えが抜群です。醤油ダレがよく絡まっているので、ヤサイと一緒に食べるとなお美味しいです。ヤサイは、よく茹でられていて、シャキシャキはしていないものの食べやすくなっています。全体的には、他店よりもあっさりしていると感じる人が多いようです。

ラーメン二郎三田本店でしか味わえない特徴的なラーメン!東京都に遊びに行くなら一食の価値あり!

ラーメン二郎は全国展開しているラーメン店ですが、創業者の作る特徴的なラーメンを食せるのはこの三田本店のみです。ラーメン二郎好きなら、一度は東京都三田本店の本物の味を堪能してみてはいかがでしょうか。心もお腹も満たされること間違いなしです!

ザ・ご当地検定の問題

Q. 多くのファンを持つラーメン店「ラーメン二郎」の本店があるのは東京都のどこ?

A.三田