宮城県の松島のパン屋『パンセ』で販売されているのは、どんなカレーパン?

日本三景の一つ、宮城県の松島。その松島のシンボルでもある五大堂の向かい側に店舗を構えるパン屋がパンセ松島店です。こちらではある変わったカレーパンが売られて話題になっています。どのようなカレーパンなのか、この記事でご紹介します。

パンセのカレーパンはこだわりがつまった味

海や山に囲まれ、自然豊かな宮城県は食材の王国とも言われるほど日本でも有数の豊富な食材に恵まれた地域です。ササニシキなどのお米や仙台牛などのブランド食材に加え、笹かまぼこやフカヒレなどの加工食品も有名です。そして、宮城県は牡蠣の水揚げ量も全国第2位(平成29年度)で、特に松島は美味しい牡蠣が味わえる地としても大変有名です。そんな松島の牡蠣を贅沢にもカレーパンに入れてしまったというのがパンセのカキカレーパンです。

パンセは、宮城県内に12店舗を構える石釜焼きのパン屋です。手作り・自家製・作りたてにこだわり、パンを1日に何度も焼いています。そんなこだわりのパン屋が作るカキカレーパンは、パンセ松島店限定のメニューです。元々パンセで人気商品だったカレーパンに、松島の牡蠣を合わせたらどうだろうというところから生み出されました。牡蠣の美味しさを引き出す調理法について試行錯誤を重ねた結果、蒸した牡蠣を入れることで旨味たっぷりのカレーパンに仕上がっています。特別なことは一切せず、蒸した牡蠣をカレーと一緒にパン生地にくるんで油で揚げるというシンプルな調理法で、とことん素材の良さにこだわっています。作り方を聞いているだけでよだれが出てきそうですね。

本格的な磯の風味が広がるお手軽ご当地グルメ

作りたてにこだわっているだけあって、揚げたてアツアツのカレーパンは表面がカリッ、サクッとした食感です。中には蒸した牡蠣がまるごと1~3個ほど入っており、食べ応えも十分です。さすが松島の牡蠣だけあって旨味がジュワッと口の中に広がります。さらに中辛のスパイスが効いたカレーが牡蠣の甘味を引き立たせており、やみつきになる美味しさです。健康面のことも考え、フライ油にもこだわったというヘルシーなカレーパンになっています。たくさんのこだわりと本格的な牡蠣の味を堪能できるカキカレーパンが1個300円で味わえるなんて、まさにご当地グルメの醍醐味ではないでしょうか。松島に行ったらぜひ食べたい一品です。

宮城県に行くなら松島は外せない!

宮城県を観光するなら、絶対に行っておきたいのが広島の宮島、京都の天橋立と並ぶ日本三景の一つ、松島ですよね。仙台市内からでも車で約40分、電車で約30分程度という比較的アクセスがしやすいところにあります。松島はとにかく雄大な自然に囲まれ、日本の歴史を感じる街並みや味わい豊かな海産物などに恵まれた観光スポットです。松島の壮大な景色を眺めるのに、四大観と呼ばれる絶景ポイントがあることはご存知でしょうか。壮観(大高森)・麗観(富山)・偉観(多聞山)・幽観(扇谷)と言われる各スポットはそれぞれに眺めることのできる景色が違うため、様々な表情を楽しむことができます。また、やはり松島と言えば、松島湾に浮かぶ島々です。この島、実は260以上もあり、陸地からの眺めだけでなく、観光遊覧船に乗ってそれぞれの島の景色を楽しむというのもオススメです。

それから、見ておきたい歴史的建造物もたくさんあります。円通院や五大堂は国の重要文化財にも指定されており、松島を訪れた際はぜひ足を運びたいスポットです。五大堂の向かいにはパンセ松島店もありますから、五大堂を観光した帰りにカキカレーパンを食べるのがおすすめです。

日本三景の松島とカキカレーパンのコラボレーション旅

自然・街・食と魅力溢れる宮城県の松島。日常の喧噪から解放され、リフレッシュするには最高の場所です。そんな松島へ絶景を求めて訪れる人は後を絶ちません。景色を堪能しながらカキカレーパンで手軽に地の物を味わう、そんな旅に出かけてみませんか。

ザ・ご当地検定の問題

Q. 宮城県の松島のパン屋『パンセ』で販売されているのは、どんなカレーパン?

A.カキカレーパン