「高菜チャーハン」のことを、高菜の本場・福岡県では主に何と呼ぶ?

福岡県には明太子やもつ鍋、水炊きにとんこつラーメンなど、沢山美味しい物がありますよね。福岡県のラーメン屋さんに置いてある事の多い高菜。実は高菜を使った高菜チャーハンも福岡県名物なんです。

高菜チャーハン?高菜ライス?

みなさんは「高菜ライス」という言葉からどのようなものを想像しますか?
白ご飯に高菜漬けを乗せたものを想像した方が多いのではないでしょうか。一方高菜をチャーハンにしたものを想像したあなたは、きっと福岡県民、または福岡県に所縁の深い方なのかもしれませんね。

高菜の漬け物をごま油で炒めて作る「高菜チャーハン」実は高菜の本場福岡県では、「高菜ライス」と呼ぶのです。
高菜チャーハンはラーメン屋さんのメニューというイメージの方も多いと思いますが、福岡県では学校の給食や喫茶店でも出されたりと、地元の人たちにはとても馴染みあるメニューとなっており、福岡県民のソウルフードの一つといえるでしょう。

高菜の名産といえば?

高菜は野沢菜・広島菜とならび「日本三大漬け菜」と言われてます。野沢菜は信州の名産、広島菜はもちろん広島県の名産。では高菜はどこの名産品なのでしょうか。

もともと、高菜の原産地は中央アジアで、シルクロードを通じて中国から日本に入ってきたと言われています。現在では主に、熊本県阿蘇地方、福岡県筑後地方、長崎県雲仙市などで生産されています。

日本では福岡県南部(みやま市周辺)の三池高菜が高菜の産地として有名です。三池高菜は九州地方で生産される高菜で、名産地は福岡県大牟田市です。ちりめん様の肉厚な葉が特徴で色は濃い緑色をしており、冬になると赤いスジ模様が入ります。三池高菜は肉厚なため、漬け物に適しており、春に栽培・収穫し専用のタンクを使用し塩とウコンで漬け込みします。梅雨時期を経て約4か月間程度かけて乳酸発酵させべっこう色の美しい高菜漬けが出来ます。

そのような作られた高菜漬けは地元の人だけでなく福岡県の名産品として、お土産としても愛されています。

なんと高菜は緑黄色野菜

実は高菜はとても栄養素が豊富な食べ物なんです。高菜は緑黄色野菜で、 βカロテンが100g中2300μgも含まれています。 これはターサイや菜花より僅かに多いのです。 βカロテンは活性酸素を抑え動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病から守る働きの他、皮膚や粘膜の細胞を正常に保ち、免疫機能を高める働きなどもある大切な栄養素です。

さらに、ビタミンCはキウイとほぼ同じ量が含まれています。その他B1やB2、ビタミンKなどが豊富に含まれています。

高菜には水溶性、脂溶性どちらの栄養素もバランス良く含まれています。その栄養素を捨てることなく効率よく食べるためのおすすめのひとつが高菜漬けです。

高菜漬けは塩で漬け物にするので、塩分によって水分が抜けて栄養素が凝縮されます。そのため、高菜と高菜漬け、同じ量を食べた場合に高菜漬けの方が栄養価が高くなるという特徴があります。高菜を生のまま食べるよりも高菜漬けを食べた方が効率よく栄養を摂取することができるでしょう。

また漬け物にすることで乳酸菌が発生するので、高菜の効果効能にプラスして整腸作用にも効果があります。ただし高菜漬けは塩分が高いので食べる際には注意が必要です。

高菜漬けをそのまま食べても栄養素は摂取出来ますが、チャーハンにして油をマヨネーズに変えるのもおすすめです。マヨネーズに変えたことでコクがアップし味付けに塩を使わず塩分も抑えられます。また卵が使われるので高菜のビタミンKの働きが良くなります。

そんな福岡県民が愛してやまない、栄養素にも恵まれた高菜チャーハン、福岡県に訪れた際は「高菜チャーハン」ではなく、「高菜ライス」と注文してみてはいかがでしょうか?

ザ・ご当地検定の問題

Q. 「高菜チャーハン」のことを、高菜の本場・福岡県では主に何と呼ぶ?

A. 高菜ライス