青森県八戸市周辺で食べられる「ポンポン焼き」に使われる魚介類は?

青森県八戸市にある料理の中で、おすすめしたいのは「ポンポン焼き」。青森県八戸市とその周辺の太平洋沿岸に伝わる郷土料理の一つです。

ポンポン焼きとは?

イカのポンポン焼きは八戸市では、ポッポ焼き、イカポッポ、イガポッポとよび、おふくろの味として親しまれています。

新鮮な海の幸が楽しめる八戸市の、イカの水揚げ量は全国1位。日本の水揚げ量の約4割を占めています。新鮮なイカがたくさん手に入るからこそ生まれた、家庭料理「ポンポン焼き」。これは、イカの胴体の中に、下足(ゲソ)とゴロとよばれる内臓、ネギなどの野菜を合わせて、醤油、味噌、塩などで味をつけ、それらをイカにつめて焼いたものです。間違えやすいのですが、同じ「ポンポン焼き」という名で、イカに甘いみそだれや醤油だれをつけて焼いたものもあるので、居酒屋などで注文の際は、注意が必要です。

新鮮なイカが手に入りやすい地域だからこそ、日常的に作られ、食べられてきたソウルフードです。家庭料理であるため、イカの切り方はもちろん、味付けや中にいれる具材など様々で、家庭の数だけ、家庭の味があります。このポンポン焼きは子供たちにも大人気で、学校給食のメニューになることもあるそうです。給食のポンポン焼きはどんな味なのでしょうか。

舘鼻漁港の朝市は大賑わい!みんなの胃袋を満足させます!

日本有数の漁場である青森県八戸市は、イカの水揚げ量日本一を誇っています。海から水揚げされたばかりの新鮮な食材を求め、早朝からせりが行われ、朝市や飲食店に新鮮な食材が並びます。

冬期を除く毎週日曜日、日の出とともに舘鼻漁港に朝市がたちます。約350もの出店があり、地元の家族連れはもちろん、観光客でにぎわいます。通常でも1万人、多い日には3万人もの客でにぎわいMAXの朝市。最近では外国人の姿を目にすることも多くなりました。岸壁の端から端まで、ずらーっとお店がたちならび、お目当ての品だけでなく、あれもこれもとついつい両手に抱えきれないほど買い物をしてしまいます。八戸ならではの焼き魚やイカのポンポン焼きはもちろん、揚げ物などの総菜や、焼きそばやせんべい汁など、ついつい足を止めてしまうものばかり。朝市に行けば、八戸のおいしいとこを200パーセント楽しめます。
朝市は、暗いうちから行くのがベスト。明るくなると、大勢の人でごったかえし、ゆっくり品定めするのも苦労します。前日は早く休んで、早起きして、めいっぱい楽しむのがおすすめです。

息のむ素晴らしさの八戸三社大祭

八戸のお祭りといえば、八戸三社大祭。JRの八戸駅にも、壮大で美しい山車がドドーンと飾られています。青森のねぶた祭とは異なり、こちらは大きい人形を飾った、スケールの大きい人形の山車です。主に山車の題材となるのは、源平合戦などの軍記物、歴史上の英雄、おとぎ話や神話、民話などバラエティー豊かです。平成16年2月には「八戸三社大祭の山車行事」として、国の重要無形文化財にも指定されました。

祭りは、前夜祭、つまり夜からお祭りがスタートします。27台もの山車が市の中心街と市庁前広場に勢ぞろいし、一斉にライトアップされます。豪華絢爛な人形やキラキラした装飾が、夜の闇に浮かび上がるのは、息をのむ美しさ。素晴らしい、本当に美しいお祭りです。「ヤーレ、ヤーレ」と威勢のいい掛け声が響き渡り、まさしく言葉を失います。
翌日には、山車はもとより、稚児行列や騎馬行進、獅子舞や虎舞も練り歩き、沿道の観客の目を楽しませてくれます。太鼓の音、子供たちの掛け声、絶え間なく響く笛の音、すべてがお祭りを盛り上げます。この壮大なお祭り、一見の価値ありです。

イカのポンポン焼きだけじゃない!青森県八戸市はおいしい食べ物であふれています!

イカのポンポン焼きはもちろんのこと、青森県八戸市には新鮮な食べ物も、伝統ある文化も、魅力がいっぱい。八戸の人たちの方言も、親しみがあって、ほっこりした気持ちになります。何度でも行きたくなる場所の一つです。

ザ・ご当地検定の問題

Q. 青森県八戸市周辺で食べられる「ポンポン焼き」に使われる魚介類は?

A.イカ