長野県飯山市のB級グルメ「みゆきポーク丼」で、ポークはどんな料理にされて乗せられている?

全国津々浦々、様々なB級グルメがあります。そんなB級グルメの中で、長野県飯山市にあるのがみゆきポーク丼です。みゆきポーク丼とはいったいどんなB級グルメなのでしょうか?ここではみゆきポーク丼について紹介していきます。

長野県飯山市の幻のブランド豚・みゆきポーク

B級グルメ・みゆきポーク丼が食べられる長野県飯山市は、長野県北部にあり、いいやま湯滝温泉や戸狩温泉など4つの温泉が湧いているところです。夏は高原リゾート、そして冬はスキーなどを楽しむ人々が訪れるまち。

そんな飯山市のB級グルメ・みゆきポーク丼に使われている豚は、その名の通りみゆきポークというブランド豚です。みゆきポークは、JAながのや生産農家などが、美味しい豚肉を消費者に届けようと発案し、研究を重ねて誕生しました。このみゆきポークは、父親がデュロック種の豚、母親がランドレース種の雌と大ヨークシャー種の雄をかけ合わせて生まれた豚です。そのため、みゆきポークは3種類の豚のいいところを合わせ持った豚ともいえます。この豚の特徴は、身がしまっているのに柔らかく、またその脂はコクがあって甘いということ。獣臭さもないそんな肉のうまさの秘密は、生産農家とJAながのなどが協議を重ねて開発した特別な配合飼料にあるそうで、キャッサバというイモや大麦などを多く与えているそうです。

みゆきポークは、1992年から本格的な出荷を始め、1997年にブランド化を果たしています。生産農家が少ないため、ほぼ全て地元で消費されている幻のブランド豚。しかし、2006年に8戸だった生産農家が2016年には2戸まで減少しているという、後継者不足という問題があるようです。飯山市でしか食べられない幻の豚が、その存在までも幻とならないようにしてほしいもの。

長野県飯山市のB級グルメ・みゆきポーク丼

長野県飯山市のみゆきポークは、地元では家庭料理はもちろんのこと、飲食店や宿などでも使われている人気の食材。そんなみゆきポークを使ったB級グルメ・みゆきポーク丼は、飯山市のコシヒカリ「幻の米」の上に、みゆきポークのポークピカタを敷き詰め、トマトソースをかけて、さらに地元産の野菜の素揚げを盛りつけた丼です。このみゆきポーク丼は、飯山市大字南町にある雪と寺の町のDining 六兵衛のみゆきポーク丼で、飯山市の他の飲食店では焼いた豚のロース肉に濃いタレをかけたものが乗った丼など、違ったタイプのみゆきポーク丼もあるようです。

雪と寺の町のDining 六兵衛のみゆきポーク丼で使われるポークピカタのピカタとは、イタリア料理の伝統料理の1つで、肉や魚の薄切りに小麦粉と溶き卵を付けて焼いたものです。日本では、小麦粉を付けた豚肉に、粉チーズを混ぜた溶き卵をつけて焼いたポークピカタが有名。

長野県飯山市の観光名所

長野県飯山市には、高橋まゆみ人形館があります。ここは2010年に開館した人形館で、人形作家の高橋まゆみ氏の作品が展示されています、館内の3つのギャラリーでは、常時100体ほどの人形を見ることが可能です。高橋まゆみ氏は、1998年にユザワヤ創作大賞部門での大賞など多くの賞を受賞している人形作家であり、温かみがあってどこか懐かしさを感じさせる作品は魅力的。

飯山市の飯山城址公園は、かつて上杉謙信が信濃侵攻の戦略拠点として築いたお城の跡地。お城自体はないものの、復元された門や土塁、石垣などを見ることができます。また、この飯山城址公園は、飯山を代表する桜の名所として有名。毎年4月の中旬から下旬にかけて、飯山城址桜まつりが開催されており、多くの花見客でにぎわいます。また、桜と同時に咲き誇る水仙の花々も見ものです。

長野県飯山市の幻のブランド豚を味わいに

長野県飯山市のB級グルメ・みゆきポーク丼。使われている豚は、地元でほぼ消費されてしまう幻のブランド豚なので、他では中々味わえません。是非、そんな幻のブランド豚・みゆきポークを使った丼を食べに、長野県飯山市に行ってみませんか?

ザ・ご当地検定の問題

Q. 長野県飯山市のB級グルメ「みゆきポーク丼」で、ポークはどんな料理にされて乗せられている?

A. ポークピカタ