石川県名物!奥能登注目の地サイダーとは?

すっきりとした砂糖の甘さが特徴の炭酸飲料のサイダーのうち、その地方ならでは限定サイダーを地サイダーと言い、全国各地に様々な種類のものがあります。今回は、石川県奥能登の地サイダーとして製造販売されている、地サイダーについてご紹介します。

奥能登の地サイダーとは?

しおサイダーとは、石川県能登半島の、奥能登エリアで生産される塩を用いた地サイダーです。そんなしおサイダーの最大の特徴かつ味の決め手である塩は、いったいどんな塩なのでしょうか?しおサイダーに使われている塩は、希少な揚げ浜塩と呼ばれるものです。能登半島では、揚げ浜式と呼ばれる、日本でここでしか行っていない特殊な製塩法で塩を生産しています。揚げ浜式は、くみ上げた海水を塩田に撒いて太陽光で乾燥させた後に、砂に海水をかけ、そこから生成されるかん水を煮詰めて塩の結晶を取り出すという工程から成る、世界最古の製塩法です。なんと、揚げ浜式では、6Lの海水から1kgほどの塩しかとれないそうです。揚げ浜塩が、大変貴重な塩だということがわかりますね。

このようにして生まれる塩は、その分風味豊かで、一般的な食塩よりも必須ミネラルを多く含んでおり、自然な甘さが特徴です。そんな塩を含んでいるしおサイダーを飲めば、気軽においしく良質なミネラルを摂取できるとあって、この商品は累計で100万本を売り上げており、お取り寄せ品としても人気があります。ちなみに、このしおサイダーの派生商品として、しおサイダーの風味を再現した、「しおサイダー飴」も販売されているようです。

しおサイダーはどんな味?楽しみ方は?

しおサイダーと言うからには、しょっぱいのかな?と思われた方も多いかもしれませんが、結論から言うと、決して塩気が強い味わいではありません。通常のサイダーと同様、すっきりとした甘みと喉越しを楽しむことができます。しかし、揚げ浜塩の旨味成分はしっかりと感じることができ、その点で普通のサイダーとは異なる特徴を持っているといえます。また、塩のおかげか、後味がさっぱりしているという感想を持つ人も多いようです。サイダーと言うと、甘いものが好きな子供の飲み物という感じもしますが、しつこくない甘さのこのサイダーなら、老若男女問わず好まれそうです。

シンプルで、くせのない味わいなので、そのまま飲むのはもちろん、炭酸水の代わりとして、お酒を割るのに使用しても楽しめます。食事と一緒に楽しんでも、料理の味を邪魔しないので、どんなジャンルの料理とも合わせることができます。塩が含まれているので、夏の暑い時期のスポーツの後などに飲めば、おいしく水分補給・熱中症予防をすることができますね。お風呂上りにぐびっと一本飲むのもおすすめです。

どこで買える?入手方法は?

石川のご当地サイダーとしてすっかり有名になったしおサイダーは、能登に限らず、金沢駅周辺のお土産屋さんでも取り扱われていることが多いようです。石川県に行く予定はないけど気になるという方もご安心を。しおサイダーは、各種通販で購入することができます。気になるのでちょっとだけ味見をしてみたいという人にぴったりな6本入りから、家族でひと夏楽しめる24本入りまでラインナップがあり、全国各地気軽に取り寄せることができるようです。本数によっては、おしゃれな化粧箱に入って配達されるので、お世話になった人へのギフトにも向いていますね。洗練されたデザインのこのサイダーなら、幅広い方に喜んでもらえそうです。

東京都内のアンテナショップでも取り扱いがあるようですので、都内周辺にお住まいの方なら、そちらで購入することもできます。

味わってみるべき!しおサイダー

いかがでしたか?日本で奥能登でしかとれない希少な塩を使っているという限定感・話題性と、水分だけでなく塩分も摂取できるという機能性を兼ね備えているしおサイダー。興味を持たれた方は、ぜひ一度味わってみてくださいね。

ザ・ご当地検定の問題

Q. 次のうち、実在する石川県の地サイダーはどれ?

A.しおサイダー