茨城県神栖市にある 菓子店「幸鹿堂」 。このお店が製造販売しているメロンパンがネットの口コミで話題になり全国的に人気を集めています。いったい普通のメロンパンとどのように違うのでしょうか?そのこだわりを紹介します。
幸鹿堂のメロンパンの最大の特徴
茨城県神栖市の菓子店「幸鹿堂」こだわりのメロンパン、その名を「究極のメロンパン」といいます。その最大の特徴は、一般的なメロンパンのように水は一切使用せず、メロン果汁だけを使って生地をこねていることです。意外と知られていませんが、茨城県はメロンの生産量が日本一だと言われています。地元で生産されたクインシ―メロンを保冷庫でじっくりと熟成させた後、ピューレ状に加工してから生地に加えています。一般的に、パン生地にメロン果汁を加えて混ぜるとパンがスムーズに膨らみません。ただ究極のメロンパンの場合、メロンに企業秘密のあるものを加えることで生地が膨らむようにしているそうです。
メロンの果汁と果肉だけでできた生地は、芳醇なメロンの香りがすると評判です。もちろんメロンパンの上に被せるクッキー生地にも、メロン果汁が使用されています。そのため、サクサクの食感というよりも、しっとり感のあるケーキのような生地です。メロンパンの間には、生クリーム入りのカスタードクリームがサンドされています。クリームは控えめな甘さで、パン生地と一緒に食べるとジューシーなメロンをそのまま食べているような味わいを楽しめるでしょう。
究極のメロンパンはどこで買える?
究極のメロンパンは、茨城県内では鹿島製菓株式会社が経営している「パン工房ファリーナ」というお店で購入することが可能です。神栖市知手中央の港南通りにあり、メロンパン一つで170円という価格です。店内には休憩スペースも完備されているので、コーヒーやお茶と一緒に店内で食べることも可能です。また、茨城県下妻市の「下妻マルシェ」というお店でも買うことができます。
首都圏に住んでいる方は、銀座にある茨城県のアンテナショップ、上野駅や秋葉原駅にある地域再発見のコンセプトショップ「のもの」などでも究極のメロンパンを購入できます。首都圏で購入する場合、輸送量がかかるために少し割高になります。さらに、遠方に住んでいる場合、製造元である幸鹿堂の通販からも購入が可能です。送料がかかりますが、現地まで行く交通費を考えれば、お得な価格です。
茨城県神栖市にある名所
茨城県の神栖市には、港公園という観光名所があります。こちらは、広い敷地内にソテツやカナリーヤシなどの南国の樹木がおよそ8千本植えられている公園のことです。季節ごとに園内には色鮮やかな花が咲き誇り、芝生ではゆっくり寛ぐことができます。広場ではウォーキングやジョギングなどを楽しむこともでき、人々の憩いの場となっています。
港公園の最大のシンボルが、高さ52mもある展望塔です。展望塔からは、世界各国からの船舶が係留する国際貿易港を望むことができます。さらに、鹿島臨海工業地帯、その先の海を行き来する船などをじっくりと眺めることができます。晴天の日には遠方に富士山を確認することもでき、心穏やかな時間を過ごせるでしょう。また、目の前にある工場は夜になるとロマンチックに光り輝くため、幻想的な雰囲気に浸ることもできますよ。家族や友人、恋人と一緒に訪れれば、楽しい時間を過ごせます。
究極のメロンパンを食べに茨城県に出かけよう
茨城県の神栖市には、究極のメロンパンという名物が存在します。通販でも購入することができますが、やはり現地に行って食べるとなお美味しさを堪能できるといえます。神栖市には自然豊かな観光名所も豊富にあるので、一度訪れてみてはいかがでしょうか。
ザ・ご当地検定の問題
Q. 茨城県の『幸鹿堂』が製造している、水を使わずメロンの果汁と果肉から作ったメロンパンは?
A.究極のメロンパン
Q. 高さ52mの展望塔がシンボルになっている、茨城県神栖市の公園は?
A.港公園