和歌山のケーキ屋『レピ・マルカ』が作る「紀州バウム」。バウムクーヘンとしては珍しいその色は?

和歌山県の洋菓子店『レピ・マルカ』が販売する「紀州バウム」は、一般的なバウムクーヘンとは異なり、地元、和歌山の素材を使用することで他にはない色合いになっています。中でも最も印象的なのが紀州備長炭食用パウダーを練り込んだ「紀州バウム備長炭」です。今回は見た目にも珍しい、ちょっと驚きのバウムクーヘンをご紹介します。

和歌山の自然が生んだ、特別な黒いバウムクーヘン

1912年創業の和歌山県有田市の老舗洋菓子店『レピ・マルカ』では独特なバウムクーヘンを販売しています。

和歌山の特産品である紀州備長炭を食用パウダーとして生地に練り込み、バウムクーヘンとしては珍しい深みのある黒色を生み出しています。この独特な色合いは、まさに紀州ならではの特長といえるでしょう。特に和歌山県の有田地域では「黒いバウムクーヘン」として親しまれ、その見た目のインパクトと、しっとりとした上質な味わいが人気を集めています。

一口食べると、洋酒の上品な風味がほんのり香り、すっきりとした後味と、わずかに感じるシャリシャリとした食感が特徴です。繊細な食感と洗練された味わいは、熟練の職人たちが一つひとつ丁寧に焼き上げています。

食べ方で味わいが変わる黒いバウムクーヘン

「紀州バウム備長炭」の美味しさは食べ方によって大きく変化します。常温では生地のしっとり感を楽しめ、冷やすことで引き締まった爽やかな味わいを楽しむことができます。オーブントースターや電子レンジで軽く温めると、バターの香りが広がり、外側がカリッとして中はふんわりとした新しい食感も楽しめます。

和歌山の梅ジャムや柑橘系のマーマレードなど、地元の特産品と組み合わせることで、さらに深い味わいが発見できます。コーヒーや紅茶、緑茶やほうじ茶なども、紀州バウムの味を引き立てるのでおすすめです。

レピ・マルカのこだわり 紀州バウム

「紀州バウム備長炭」と肩を並べて人気なのが「紀州バウム じゃばら&有田みかん」です。このバウムクーヘンは、希少価値の高い柑橘類「じゃばら」と、日本有数の生産量を誇る「有田みかん」をふんだんに生地に練り込み、爽やかな風味に仕上げています。「じゃばら」は、和歌山県北山村でのみ栽培される非常に珍しい柑橘で、その名は「邪気を払う」に由来するとされていて独特の香りとほのかな苦味が特徴です。

一方、「有田みかん」は、温暖な気候と栄養豊かな土壌に恵まれた有田地域で生産され、甘みと酸味のバランスが絶妙で、多くの方の人気を得ています。

紀州バウムは商品の素材そのものの味を引き立たせるため、余計な添加物を極力使用せず、自然な風味を大切にしているのも魅力のひとつです。

『レピ・マルカ』が目指すのは、地域に根付いたお菓子作りですが、単なる洋菓子店ではありません。パッケージには地元の間伐材を使用し、環境に配慮した持続可能な取り組みを行ったり、地元農家と密接に連携し、新鮮な素材を生かした魅力的なお菓子作りを提供しています。

また、地元の子どもたちと一緒に紀州バウムを作るワークショップを開催したり、和歌山県を訪れた観光客にも地元特産品の魅力を伝えるなど、『レピ・マルカ』のこだわりは地域全体の活性化に貢献しているといっても過言ではありません。

お土産にオススメ!レピ・マルカ 紀州バウム

出張や観光旅行などで訪れた方がお土産に購入することが多く、大手旅行会社のコラムで「和歌山に行ったら是非買って帰りたいおみやげ5選」にも掲載されるなど、その美味しさはお墨付きを得ています。

実際に食べた方からは「しっとりとしていて、甘過ぎず大人も子どもも楽しめる」「冷凍で届いて解凍後も美味しく食べられる」といった声が聞かれます。

和歌山県を訪れる機会があれば『レピ・マルカ』の紀州バウムを手に取ってみてください。職人のこだわりが詰まったバウムクーヘンは、一度食べたら忘れられない美味しさです。贈答品としても多くの人々に喜ばれています。

地元の人々の温かいおもてなしと共に、特別なスイーツを楽しむことができる「紀州バウム備長炭」は、和歌山県有田市にある『レピ・マルカ』の店舗で購入できます。また、『レピ・マルカ』の公式サイトでも販売されているので、遠方にお住まいの方でも気軽にお取り寄せ可能です。
公式サイトでは、詰め合わせセットやギフト用のラッピングサービスも充実しています。是非この機会に購入してみてはいかがでしょうか。

ザ・ご当地検定の問題

Q.和歌山のケーキ屋『レピ・マルカ』が作る「紀州バウム」。バウムクーヘンとしては珍しいその色は?

A.黒