富山県のお土産の定番となっている「乳菓」とは?

富山県のお土産の定番である「乳菓」をご紹介します。 「乳菓」 と聞いて、どんなお菓子か想像するのは難しいと思います。そこで、富山県の人々が愛する乳菓とはどういうお菓子なのか、なぜ土産の定番となったのかをご紹介したいと思います。

富山県民が愛するお土産

富山県の定番土産といえば、乳菓の丸です。乳菓の丸というのは、皮や餡に生クリームやバター、卵を贅沢にたっぷりと使ったお菓子です。その名の通り丸くて可愛らしいみるく万頭の中には洋風の餡が詰まっています。その味は3種類あり、クリームチーズをたっぷりと使用したチーズ味と、紅茶の芳醇な茶葉の香りを練り込んだ紅茶味、更にコクと風味が味わえる珈琲味があります。小さめのサイズの乳菓の丸は、口の中に入れるとホロッと溶けてしまう食感が特徴です。そして、洋風の餡の豊かな甘さが口の中に広がります。洋風の味わいなのに、どこか和も感じさせる乳菓の丸は、コーヒーや紅茶はもちろんですが、緑茶等にもよく合います。

乳菓の丸を製造販売している中尾清月堂が創業したのは、1870年(明治2年)の事でした。昔から伝わる伝統的な菓子製法の技術と、これまでにはない新しい発想で地元から愛される銘菓です。その伝統を守りながら生まれる新しい菓子は、多くの人を満たし、笑顔にしてきました。和菓子はもちろんの事、洋菓子、または和洋折衷の菓子を次々と発売してきた中尾清月堂のお菓子は、毎日の生活の中で、美味しいお菓子を食べたい時や来客用のお菓子として、また特別な記念日やお祝い事への手土産として、観光のお土産として、中尾清月堂のお菓子はいかがでしょうか。

中尾清月堂は、美味しいお菓子を提供する為に、材料にもかなりこだわっています。中でも中尾風月堂を代表するお菓子であるどら焼きへのこだわりは強く、特にどら焼きの要ともいえる餡には並大抵のこだわりではありません。餡の材料でもある小豆には、厳選の結果、大きくて色ツヤの良い丹波産と風味や旨味が強く癖のない北海道産という最上級の小豆が選ばれました。そして、その餡の製造方法も手掛けるお菓子によって違います。更に日々の気温に合わせて職人達が手造りした最高級の餡は、同じく丁寧に手で焼かれた生地に包まれ中尾清月堂の味を愛する人々に提供されています。高度な技術で毎日手造りされる餡がたっぷりと詰まったどら焼きは、まさに中尾風月堂のお菓子へのこだわりを象徴するようなお菓子です。中尾風月堂は、富山県高岡市宮田町2-1にあり、8時から19時まで営業しています。観光で立ち寄った時には、乳菓の丸と一緒にお土産として購入するのはいかがでしょうか。

甘いお菓子が大好きな富山県民

富山県のお土産の定番といえば、乳菓の丸というぐらい、富山県民はお菓子が好きな人が多いです。そして、県内に和菓子店や洋菓子店が多いのも富山県の特徴です。県内には古くから続く老舗の店から、新しく出来た店まで数多くあり、どの店の菓子を購入しようか迷ってしまいます。なぜこれほどまでに富山県に和菓子店や洋菓子店が多いのかというと、そこには富山県の県民性にも関係があります。富山県民は家族や友人との関係をとても大切にしている県民性を持っています。菓子店の多さは、大切な人に美味しいお菓子を食べて欲しいという気持ちが強い事と関係があるのかもしれません。富山県を訪れた時には、和菓子店から洋菓子店と、数多くある菓子店を巡って歩くのも楽しいではないでしょうか。今まで食べた事のないような美味しいお菓子に巡り会えるかもしれません。

富山県でお土産を購入するなら、定番の乳菓の丸はいかがでしょうか

富山県を訪れた時には、その土地で人気の高い菓子をお土産にするのはいかがですか。乳菓の丸は、富山県では定番のお土産として親しまれています。その甘く優しい味わいを大切な人と味わうのも良いのではないでしょうか。

ザ・ご当地検定の問題

Q. 富山県のお土産の定番となっている「乳菓」の名前は?

A.丸