大阪で販売される茜丸本舗のどら焼き「◯色どら焼き」。◯に入るのは何?

大阪土産の定番として、テレビCMでもおなじみのどら焼きがあります。丸い生地の中に、何色もの豆をぎゅっと詰め込んだ和菓子です。贈り物として選ぶ人も多く、大阪の老舗菓子店・茜丸本舗が今も作り続けています。今回は、名物どら焼きが誕生した背景を紹介します。

 

茜丸本舗の歴史と五色どら焼き誕生の背景

茜丸本舗は1940年(昭和15年)に、大阪・四天王寺のそばで創業しました。もともとは製餡所として、あんこ作りを専門に手がけていた会社です。以来今日まで、豆選びからあん炊きまで、一つひとつの工程を丁寧に積み重ねてきました。糖度を低めに仕上げたあんこは、豆本来の風味をしっかり感じられると評判です。長い年月をかけて磨いた技術が、五色どら焼きの土台になりました。

五色どら焼きが世に出たのは1989年(平成元年)のことです。金時豆、虎豆、うぐいす豆、白小豆、小豆の五種類を使った、当時としては珍しいどら焼きでした。発売した当初は、なかなか思うように売上が伸びず、試行錯誤が続いたといいます。転機となったのは、会長みずから出演したテレビCMでした。関西で一気に知名度が広がり、大阪を代表する菓子として親しまれるようになりました。現在では累計6000万個を超えるロングセラーに育っています。

五色どら焼きが大阪で愛される理由

五色どら焼きを割ると、断面には色とりどりの豆が並びます。五つの豆は硬さや甘さが少しずつ異なり、ひと口食べるたびに食感の違いを楽しめます。なめらかなあんこと、ほくほくとした豆の粒による食感の変化も醍醐味です。やわらかさと歯ごたえのコントラストが、良いアクセントになっています。

茜丸本舗のあんこは、豆の皮を取り除いてから炊き上げる「むきあん」という作り方です。皮が残らないぶん舌ざわりがなめらかで、上品な口当たりに仕上がります。甘さを控えめにしているのは、豆自身の香りや旨みを引き立てるためです。手間を惜しまない製法が、おいしさの決め手です。

また、テレビCMでおなじみのキャラクター「茜太郎」は、茜丸本舗の会長が演じています。大阪の街を舞台にしたコミカルな演出で、一度見ると強いインパクトがあり、記憶に残りやすいCMです。テレビをきっかけに商品を知った人も多く、五色どら焼きは大阪の顔として定着しました。今では旅行や帰省の際に選ぶ人も増えています。

五色どら焼き以外の人気商品ラインナップ

茜丸本舗のどら焼きの中でも、近年人気を集めているのが「あんバターどら焼き」です。むきあんに、コクのあるバターを合わせた組み合わせで、和と洋が一体になった味わいが楽しめます。バターの塩気があんこの甘さを引き立て、何度でも食べたくなる味です。伝統のあんこ作りに、新しい発想を加えた一品といえます。

茜丸本舗には、五色どら焼き以外にもさまざまなどら焼きがあります。大粒の栗をまるごと包んだ「大栗どら焼き」は、しっかりした食べ応えが人気です。黒豆をたっぷり練り込んだ「黒豆どら焼き」も、豆好きの人たちから支持を得ています。季節によっては、ゆずの香りを効かせた商品も登場し、選ぶ楽しみが広がります。

どら焼き以外では、「チョコ饅頭かぶきもん」も見逃せません。ほろ苦いチョコ生地の中に、なめらかなミルクあんをたっぷり詰め込んだ和菓子です。同じシリーズの「みるく饅頭かぶきもん」と食べ比べるのもおすすめです。どら焼きとはまた違う魅力があり、ギフトの選択肢も増えます。

五色どら焼きが買える場所・購入方法

茜丸本舗の本店は、大阪市天王寺区の四天王寺のすぐそばにあります。JR天王寺駅や地下鉄四天王寺前夕陽ヶ丘駅から、歩いて10分ほどの距離です。店頭では、焼きたてのどら焼きを購入できます。季節によっては、アイス最中やたい焼きなど限定メニューも並びます。

遠方に住んでいる場合や、忙しくて店舗に行けない場合は、公式オンラインショップが便利です。全国どこからでも注文でき、自宅に届けてもらえます。楽天市場やAmazon、Yahoo!ショッピングといった大手通販サイトでも購入可能です。贈答用の箱入りセットも用意されているので安心です。

五色どら焼きは、大阪の専門店だけでなく、身近なスーパーでも見かけます。イオン系列の店舗や、セブン-イレブンなど大手コンビニでも取り扱いがあるため、旅行中や普段の買い物途中でも気軽に購入できます。

茜丸本舗の歴史と、五色どら焼きが長く愛されてきた理由を紹介しました。ほかにも人気のどら焼きシリーズや和菓子があり、本店でも自宅からでも手に入ります。大阪を訪れる機会があれば、ぜひ五色どら焼きを食べてください。

ザ・ご当地検定の問題

Q.大阪で販売される茜丸本舗のどら焼き「◯色どら焼き」。◯に入るのは何?

A.五