福島県の銘菓と言えば、三万石が製造するあのお菓子を思い浮かべる方は多いでしょう。「お乳を飲む人」という意味をもつこのお菓子は優しい味わいで多くの人に愛されています。今回は、そのお菓子の特徴や味、購入場所などに関する情報をまとめました。
郡山市の和菓子メーカー・三万石が製造
「ままどおる」は、福島県郡山市の和菓子メーカー・三万石が製造するお菓子です。1967年に発売されてから現在まで、県内外を問わず多くの人に愛され、福島県の銘菓として広く知られています。ままどおるとはスペイン語で「お乳を飲む人々」をあらわす言葉です。その名前の通り、バターを使ったやわらかい生地や、ミルキーでなめらか餡など、乳製品のやさしい風味がアクセントになっているところが大きな特徴です。食べるとほろりと崩れるような食感の生地と、マイルドかつこっくりとした甘みが感じられる餡は、1度食べると忘れられない魅力があります。
マットな質感の黄色い包み紙と、そこに描かれた優しいタッチの親子のイラストもお菓子の雰囲気にぴったりです。福島県に行くたび購入する人もいるほど人気で、そのまま食べたり、冷やして食べたり、思い思いの食べ方で楽しまれているようです。5個入りのお手軽サイズから、大容量の36個入りまで、さまざまな数の商品があるので、個別のお土産や、職場など大人数のお土産など、幅広い用途に使えます。また、チョコ味のままどおるは、毎年10~5月までしか販売されない期間限定の商品です。ゲットしたい場合は販売期間内に忘れずチェックしましょう。
ままどおるはどこで購入できる?
大人気の福島県銘菓、ままどおるはどこで購入できるのか、販売している場所を確認していきましょう。まずは福島県内の店頭販売で購入する方法があります。三万石の店舗が、郡山市をはじめ、福島市やいわき市など、県内に多数あります。福島駅や郡山駅、いわき駅の駅ビル・エキナカ、福島空港内のお土産ショップなどでもいるため、移動の際に購入するにも便利です。また、東北自動車道や磐越自動車道、常磐自動車道など福島県内を走る高速道路のサービスエリア内売店でも販売されています。
なお、三万石の店舗は、東北内では福島県のほか、唯一仙台の駅ビル内にもあります。都内では、福島県のアンテナショップで取り扱いがあります。また、都内の百貨店内にある、全国の銘菓を取り扱うコーナーなどでも販売されています。そのほか、全国の物産展などでも随時販売があります。店頭販売されている場所は限定されており、お土産などにすると喜ばれます。
福島県郡山市の地域情報・アクセス
ままどおるの製造元である三万石が本拠を置く郡山市は、東北の中でも大きな街の1つです。福島県の中央部に位置する中核市であり、経済や交通の要所として栄え、仙台市に次ぐ東北内2番目の人口や経済規模を誇っています。郡山へのアクセスには、車や電車、新幹線、飛行機、バスといった交通手段を利用するのがおすすめです。東北自動車道や磐越自動車道といった高速道路が通っているほか、国道・地方道・一般道も多数走っており、車での移動に便利です。鉄道を利用する場合の拠点は郡山駅です。東北本線や水郡線など在来線のほか、東北新幹線や山形新幹線が乗り入れます。
飛行機の利用は、県内にある福島空港に発着する便を使ったり、あるいは仙台空港・羽田空港・成田空港といった、県外の空港に降り、そこから電車やバスで移動する方法もあります。また、隣接県や東京、名古屋、大阪方面からは高速バスも発着しています。さまざまなアクセス方法があり、より利便性の高い交通手段を選べるところがポイントです。
福島県の名物を語るにはままどおるは外せない!
発売開始から50年以上の歴史をもつままどおるは、福島県の名物を語る上では欠かせない銘菓です。そのやさしい味わいで昔も今も、多くの人々に親しまれ続けています。ぜひ福島県や取扱ショップを訪れた際はゲットして、ミルキーな味を楽しんでみてください。
ザ・ご当地検定の問題
Q. 『三万石』が製造・販売している、福島県銘菓といえば?
A.ままどおる
Q. 福島県銘菓「ままどおる」。スペイン語で何という意味がある?
A. お乳を飲む人