北陸地方のご当地グルメ「三国バーガー」をご存じでしょうか?素材にこだわった味が評判となっています。ここでは三国バーガーの特徴について解説します。また、三国バーガーが食べられるお店についても紹介します。
「三国バーガー」の特徴とは
福井県には数多くのご当地グルメがありますが、坂井市の三国町では三国バーガーが人気です。三国バーガーの特徴として、福井県産のコシヒカリのご飯を練り合わせて作ったバンズに、三国産花らっきょやたっぷりの野菜、さらに福井県産ビーフのパテをあわせていることが挙げられます。たっぷりの具を福井メイドのバンズで仕上げた自慢の一品となっています。プロのコーディネーターが考案し、花らっきょをはじめとして、意外な三国の特産がバランス良く取り込まれているとして、地元の人たちからも評判です。
三国バーガーを注文すると、そのボリュームに驚く人も少なくありません。大手ファーストフードチェーン店のハンバーガーよりも、ボリューム感があります。そのため、スタッフから上から押さえて食べてくださいね、とアドバイスされることがあります。押さえつけてガブリつくと、レタスのシャキシャキ感が美味しいと感じるでしょう。また花らっきょは味のアクセントになるとして、ピクルスの代わりとなっています。花らっきょは地元産にこだわったものであり、なくてはならない素材の1つです。三国バーガーにかかっているソースやマヨネーズも全て手作りというこだわり具合であり、三国でしか体験できない味わいとなっています。
「三国バーガー」 はどこで食べられるの?
坂井市の三国町では、地元の食材をふんだんに使った三国バーガーが食べられるカフェが営業中です。あるカフェの店内では、モダンでくつろげる雰囲気となっていて、散歩で一息つくのに最適な場所となっています。三国探索をした後に、名物バーガーでパワーチャージしてみるのも良いでしょう。このカフェでは店内で食べられるようになっていますが、テイクアウトを受け付けています。テイクアウトした三国バーガーをもって、レトロな街並みの散策に出掛ける観光客もいます。
このカフェは2006年にオープンしました。カフェだけではなく、三国の町の情報発信地としても親しまれています。開店以来、店の看板メニューとして三国バーガーを提供しています。その評判は徐々に広がり、福井県を代表するご当地メニューにまで成長しました。福井県の旅行ガイドブックでも、三国バーガーを取り扱うことが多くなっています。料金もファーストフード店のハンバーガーとあまり変わらないので、リーズナブルな価格でご当地フードを味わうことが可能です。
三国の町ってどんなところ?
三国の町がある坂井市は福井県の北部に位置します。三国の町は九頭竜川の河口に位置し、水運などで古くから栄えた港町です。そのため、古くからある町家や洋館が並ぶレトロな街並みとして有名です。歴史深い豪華な洋館や町家は風情たっぷりで、建造物の見どころからグルメまでの楽しみが徒歩圏内にコンパクトに集約されています。そのため、散策しやすいと評判で街歩きを楽しむ観光客が少なくありません。また、三国の町散策では、レンタサイクルを活用するととても便利です。旧商家の町家を改装した観光休憩所には、レンタサイクルのサービスがあります。そこにはボランティアガイドも常駐していて、三国の町の見どころや食事処を教えてくれます。町には観光客用のトイレも整備されているので、とても安心です。三国へは車でアクセスできますが、えちぜん鉄道の三国駅を拠点にしても観光できます。
「三国バーガー」を食べに福井に行ってみよう
地元の食材にこだわりボリューム感満点の三国バーガー。福井に寄ったら是非食べて欲しいご当地グルメの1つです。また歴史あるレトロな街並みも三国の魅力の1つです。三国バーガーを食べながら、レトロ散歩してみてはいかがでしょうか。
ザ・ご当地検定の問題
Q. 地元産の牛肉と豚肉をつなぎ無しで作ったパテが人気の「三国バーガー」は、どこの都道府県のご当地ハンバーガー?
A.福井県