愛知県の「おきつねバーガー」は、パンの代わりに何で挟む?

愛知県には味噌カツや手羽先、きしめんなど美味しい名古屋めしがたくさんありますよね。では、名古屋市から少し離れた豊川市にも美味しいご当地グルメがあることをご存じですか?ここでは豊川の美味しいグルメ、おきつねバーガーをご紹介します。

おきつねバーガーとは

おきつねバーガーは愛知県豊川市にある「おきつね本舗」さんが販売しているバーガーです。その特徴は何といっても、お肉を油揚げで挟んでいるところ。こちらの油揚げは肉厚の油揚げを揚げて、さらに秘伝のたれをかけて焼くという手の込んだ一品。これだけでも十分食べ応えがありそうです。中に挟む具はレタス、玉ねぎ、トンカツの3つ。さらに特性のソースがかかって味をまとめています。このソースには麺つゆが使用されているとのこと。実はこのお店、元々うどん屋さんなんだそう。うどん屋さんの麺つゆが入ったソースなんてますます美味しそうですね。

どこに行けば食べられるの?

おきつねバーガーを販売している「おきつね本舗」は豊川市にある豊川稲荷の門前町にあります。電車で行く場合はJR豊川駅、名鉄豊川稲荷駅から徒歩で5分ほどです。他にもこの門前町には飲食店やお土産物屋がたくさんあります。近くに豊橋市観光案内所もあるので、そこでおススメを教えてもらっても良いかもしれません。おいしいおいなりさんやお蕎麦など、自分で歩いて探してみるのも楽しいですよね。余談ですが、この観光案内所では豊川のゆるキャラ、いなりんのグッズも販売しているようです。おきつねバーガーと合わせてゲットしてみてはいかがでしょうか。

おきつねバーガーと合わせて立ち寄りたいスポット

豊川まで来たら絶対に外せないのが豊川稲荷です。豊川稲荷は豐川吒枳尼眞天をお祀りする寺院で、正式名は「妙嚴寺」といいます。商売繁盛の神様として全国から多くの人が訪れ、初詣には新しい年を迎えようとする人たちでおおいに賑わいます。境内はたいへん広く、堂塔伽藍が大小合わせて90棟余り点在しています。なかでも山門は天文5年(1536年)に今川義元が寄進したもので、豊川稲荷の建物の中では最古のものです。他にも珍しいのが霊狐塚。境内の奥のほうにあるのですが、こちらも一度足を延ばしてほしい場所です。

霊狐塚はもともと納の狐像を祀る場所だったようなのですが、祈願成就のお礼として信者がお狐さんを奉納していき、それがどんどん増え今では800体ほどのお狐さんがお祀りされています。見渡す限り一面にお狐さんが並ぶ姿がはまさに幻想的。このような空間はなかなか見つかりません。さらに境内には何故かデコボコになった2体の大黒天の像があります。この大黒天は大黒堂の前に置かれているもので、「おさすり大黒天」として知られています。ご真言を唱えながら大黒天をさすることによりご利益をいただくことができると言われているのです。大黒天の豊かなお顔やお腹、手に持った小槌は多くの人に撫でられて凹んでいます。その信仰の厚さをうかがうことができますね。

さて、豊川稲荷の他にも豊川には有名な神社があります。それが砥鹿神社です。砥鹿神社は大己貴命をお祀りしており、三河国一之宮として知られます。その歴史は古く、平安時代には三河の国の筆頭神社として崇拝されていました。5月に行われている例大祭では流鏑馬を見ることができ、迫力のある姿に観衆からは拍手喝采が送られます。砥鹿神社の奥宮は少し離れた本宮山の山頂に位置します。頂上付近の自然林は神域として保護されているので、多くの草木が自生しています。豊かな自然を感じに奥宮にも足を運んでみるのも良いかもしれません。

豊川でお腹も心も満たそう

愛知県というと、どうしても名古屋を中心に考えてしまいますよね。ですが名古屋だけではありません。豊川にも美味しい食べ物、歴史ある場所がたくさんあります。まずはおきつねバーガーで食欲を満たして、豊川を散策してみてください。

ザ・ご当地検定の問題

Q. 愛知県の「おきつねバーガー」で、パンの代わりに使われている食材は?

A.油揚げ

Q. 愛知県豊川市にある「豊川稲荷」の正式名称は?

A. 妙嚴寺